スイートピーの花言葉は怖い?ピンクや白など色別の意味は?

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スイートピーと聞くと、多くの人が「あ~あの花ね!」と思い浮かべることができるでしょう。

しかし、花言葉となると「わからない」「実は怖いって聞いたことある」という方も多いはず。

 

そこで、今回はスイートピーの花言葉は怖いのかどうか、さらに色別や本数、英語の意味まで詳しく解説します。

最後には、誕生花と人気の品種についてもお話しますので、ぜひ楽しみにお読みください。

スイートピーの花言葉は怖い?全般的な意味は?

スイートピーと言えば、春を代表する花の一つです。

特に、3月~4月に切り花として花屋さんなどで簡単に手に入ることから、卒業式や入学式などのお祝い事の花束にも人気があります。

 

そんなスイートピーの花言葉には怖い噂があることをご存じでしょうか?

インターネットや人づてに聞いて、せっかくの人生の門出なのに不安に思う方もいるかもしれません。

 

しかし、安心してください。

「スイートピーの花言葉は怖い」というのは、嘘です。

 

スイートピーには怖い花言葉の意味はありません。

では、どんな花言葉を持っているのか気になりますよね。

 

全般的な花言葉の意味は、以下の4つです。

1:門出

2:優しい思い出

3:別離

4:蝶のように飛翔する

 

【門出】

スイートピーの花は蝶が羽ばたくような姿に見えます。

そのため、新しい生活をスタートさせるにふさわしい門出という花言葉が付いたそうです。

 

【優しい思い出】

スイートピーの花は、パステル調の花色が多く優しい雰囲気を持っています。

そんな雰囲気から、優しい思い出という素敵な花言葉が付いたのでしょう。

 

【別離】

花びらが蝶のように舞い上がって散っていく様子から、名付けられた花言葉です。

ネガティブな言葉に感じますが、悲しみの末の別れというよりも花の命を全うして新たな命(種子)へ繋ぐ前向きな別れとも感じませんか。

 

それは花が終われば種子が出来て、その種が芽吹き育つ様子からもイメージできると思います。

そのため、ネガティブな別れではなくポジティブな別れなのです。

 

【蝶のように飛翔する】

まさに花の姿を表している花言葉になります。

スイートピーの花には、白やピンク、黄色など様々な色があるので美しい蝶がこれからの春に向かって飛翔する姿が明るい未来を感じさせてくれますね。

 

花言葉だけを見ると別離だけ「あれっ?」と感じるかもしれませんが、意味を知るとどの花言葉も同様に素敵な意味なんですよ。

そのため、怖い花言葉はありませんので安心して素敵な花言葉を添えて、スートピーをプレゼントしてはいかがでしょうか。

 

さて全般的なスイートピーの花言葉をお伝えしましたが、色別の花言葉も気になるところ。

そこで、続いてはスイートピーの色別の花言葉についてお話しします。

 

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スイートピーの色別の花言葉!ピンク・白・赤・紫等の意味は?

スイートピーには、黄色や白、ピンク、紫、赤など様々な色があります。

多くの方がカラフルなスイートピーを思い浮かべるでしょう。

 

もしかしたら、「赤いスイートピー」という曲から赤色を想像する方も多いかもしれません。

そこで、色別に花言葉の意味を紹介します。

 

【赤色】:「門出」「優しい思い出」

「赤いスイートピー」という名曲をご存じの方も多いことでしょう。

しかし、この曲が発売された当時には明確な赤色のスイートピーはありませんでした。

 

その後品種改良が進み、赤いスイートピーが生まれたんですよ。

この事実に驚く方も多いでしょう。

 

他の色と比べて最後に生まれた色のため、赤色のスイートピー自体には花言葉はありません。

紹介した全般的な花言葉である「門出」「優しい思い出」等が充てられています。

 

【白色】:「ほのかな喜び」

清純なイメージの代表でもある白色。

特に白いスイートピーは透明感もあるので、ピッタリなイメージで控え目で謙虚さも感じます。

 

そんな印象から、「ほのかな喜び」という花言葉が付けられました。

喜びを伝える花言葉としても、重すぎず気軽に使えるのは嬉しいですね。

 

【ピンク】:「優美」「繊細」

ピンクのスイートピーの花が、小さな妖精が美しく踊っている姿に見えることから、「優美」という花言葉が付けられています。

また、その花弁の波打つ繊細な美しさから、そのまま「繊細」という花言葉が付けられたのでしょう。

 

ピンクは恋愛とも関係の深い色です。

そのため、ピンクのスイートピーには「恋の愉しみ」という花言葉があります。

 

恋人へのプレゼントにもおすすめの花言葉ですね。

 

【黄色】:「分別」「判断力」

黄色の花言葉の由来は、はっきりとわかりません。

しかし、黄色は明るい色であり目立つ色です。

 

そのため、危険や注意を促す色として信号や注意看板にもよく使われます。

その印象から、物事を判断する「分別」「判断力」という花言葉が付いたのでしょうか。

 

【紫色】:永遠の喜び

紫のスイートピーは、上品で大人っぽい印象があります。

また、紫の濃淡だけでも非常に美しくシックな雰囲気を感じさせてくれるため、大人びた「永遠の幸せ」という花言葉が付けられています。

 

紫本来のイメージとも合い、素敵な花言葉ですね。

大人な女性へのプレゼントにぴったりなので、花束やアレンジメントにして贈ると喜ばれるでしょう。

 

ところで、花言葉は、本数によっても意味が変わる花がありますが、スイートピーの場合はどうなのでしょうか?

続けて見て行きましょう。

 

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スイートピーの花言葉は本数でも変わるの?

可愛いスイートピーを花束として贈るときに、贈る本数を気にする方もいると思います。

贈る本数で花言葉が変わる花の代表として、バラが有名ですね。

 

残念ながら、スイートピーは本数によって花言葉は変わりません。

しかし、女性への花束としてのプレゼントの場合、花の本数には意味があることをご存じでしょうか?

 

1本:あなたが運命の人

3本:愛している

4本:一生愛している

6本:あなたに夢中

8本:思いやりに感謝

9本:いつも一緒にいよう

11本:最愛

12本:恋人(奥さん)になって

40本:永遠の愛を誓う

50本:永遠

99本:永遠の愛

100本:100%の愛

108本:結婚してください

 

これらは花の種類にかかわらず、本数に対する意味です。

そのため、スイートピーの花言葉と本数の意味をかけて、メッセージを込めてプレゼントすると喜ばれるでしょう。

 

スイートピーは線が細く柔らかい印象なので、本数が増えてもバラのように大きくなり過ぎません。

受け取る女性にとっても、その後の管理がしやすく嬉しいですね。

 

ここまではスイートピーの日本語の花言葉についてお伝えしましたが、花言葉には英語バージョンもありますよね。

続いては、スイートピーの英語の花言葉と由来についてお話しします。

 

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スイートピーの英語の花言葉と由来は?

スイートピーの英語の花言葉は、意外にも日本と全く同様です。

以下が英語の花言葉になります。

 

1:departure(門出)

2:good-bye(さよなら)

3:tender memory(優しい思い出)

4:delicate pleasure(ほのかな喜び)

5:blissful pleasure(至福の喜び)

 

英語の花言葉の由来は、イギリスの王妃がスイートピーを気に入って、式典や晩餐会で必ず飾っていたことが由来です。

 

そもそも、スイートピーはイタリアのシシリー島が原産地であり、1695年にイタリア人修道僧フランシス・クパーニによって広められました。

 

その後、イギリスに渡ったスイートピーをエドワード7世のアレクサンドラ王妃がとても気に入り、様々な式典での飾り付けとして利用したんです。

式典や晩餐会など、各国の大事な方々へのイベントで使用されてきたため、喜びや思い出、新たな門出を祝う花言葉が付けられているとされています。

 

さらに、これらの式典や晩餐会で彩られたスイートピーは、世界各国でも有名になっていったそうです。

 

日本には1853年以降の江戸時代末期に、スイートピーが渡来しています。

エンドウに似て香りが良いことから、当時はニオイエンドウやジャコウエンドウと呼ばれていたそうです。

 

もしかすると、日本の花言葉も英語の花言葉に習って、名付けられたのかもしれませんね。

 

さて、花言葉は大切な人へプレゼントする時によく用いられますが、プレゼントという意味では誕生花も気になることでしょう。

そこで最後に、スイートピーの誕生花や人気の品種についてお話します。

 

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スイートピーには誕生花もある?人気の品種はどれ?

スイートピーの誕生花は以下の4日。

1:2月15日(白花)

2:3月2日

3:3月15日(白花)

4:6月9日

 

そもそも、誕生花とはギリシアやローマの神話時代と関係があります。

古来より植物には神からのメッセージが宿されていると考えられていました。

 

さらに、月日を司る神の存在も信じられていたことから、それぞれの月日の神がその季節の花のメッセージを宿しているとも信じられています。

 

そのため、この誕生花はその日の生まれの人や、その日に災いから守り富や幸福をもたらしてくれるんですよ。

 

上記の日が誕生日の人はスイートピーを飾ったり、誕生日でなくてもその日だけ飾ってみると良いことが起こるかもしれませんね。

さて、スイートピーの誕生花がわかったら、人気の品種が気になりませんか?

 

誰かに贈るなら、人気のスイートピーを贈りたいものです。

そこで、人気の品種ベスト5の紹介です!

 

1:ダイアナ

イギリスのダイアナ王妃の名を持つスイートピー。

桜のようなピンクです。

 

その名の通りの女性らしい艶やかさと上品さは、他のスイートピーと比べて存在感があります。

ピンクのスイートピーの花言葉は、優美や恋の愉しみ等があるので、女性への告白やプレゼントにぴったりの品種です。

 

2:ロイヤルホワイト

スイートピーのロイヤルシリーズの白色品種。

このシリーズは、花が大きいため1花でも見ごたえがあります。

 

ロイヤルホワイトはウェディングでも使用されており、広く愛されている品種です。

花弁の先が少しグリーンがかる純白の花は、洗練されている印象を受けます。

 

まさに清純なイメージにぴったりなので、ピンク同様に恋人へのプレゼントにおすすめです。

 

また、白色のスイートピーには「ほのかな喜び」という花言葉があるので、仲の良い友人や奥さんにメッセージを込めて気軽にプレゼントしても良いですね。

 

3:ハニーレモン

比較的淡い色が多いスイートピーの中では、珍しい鮮やかな黄色の品種。

まさに元気の象徴と言えます。

 

黄色の花言葉は「分別」「判断力」なので、知的な方へのプレゼントにおすすめです。

また、花色からのイメージとして、活動的でいつも明るい人への贈り物にも喜ばれるでしょう。

 

4:ステラ

白~黄色のクリーム系の色の品種です。

スイートピーの中でも特に香りがよく人気。

 

どんなお部屋とも合うクリーム系の花色は、花瓶に飾って香りを楽しむと良いでしょう。

香水やアロマなどの香りが好きな方に、プレゼントしたいスイートピーです。

 

5:ビオラ

黒に近い濃い紫色の品種。

スイートピーは可愛い印象ですが、このビオラはシックで大人っぽくかっこいい印象です。

 

さらに、紫色のスイートピーは「永遠の喜び」という花言葉を持っています。

スイートピー自体が女性へのプレゼント向きですが、こちらの品種であれば男性へのプレゼントにもおすすめ。

 

もちろん、大人な女性へのプレゼントにも最適です。

淡い色の中に1花だけ濃い紫のビオラがあるだけでも、お洒落だと思います。

 

それぞれ、5つの品種を紹介しましたが、気に入ったスイートピーが見つかれば幸いです。

スイートピーは人気の花なので、次々と新たな品種が生まれています。

 

花の色や本数などの意味も考えながら選ぶと、その思いはプレゼントする方に伝わるので、ぜひこだわってみませんか。

 

それでは、スイートピーの花言葉について最後にまとめましょう。

 

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まとめ

スイートピーの花言葉についてお話しました。

 

スイートピーには怖い花言葉はなく、いずれも人生の門出を祝うような素敵な花言葉です。

色別の花言葉は、「白:ほのかな喜び」「ピンク:繊細・優美」「黄色:分別・判断力」「紫色:永遠の喜び」になっています。

 

スイートピーは、薔薇のように本数で花言葉は変わりません。

英語の花言葉は、日本の花言葉と同様に人生の門出を祝う花言葉で、イギリスでは式典や晩餐会で必ず装飾されてきた歴史もあります。

 

人気の品種は「ダイアナ」「ロイヤルホワイト」「ハニーレモン」「ステラ」「ビオラ」で、どの品種も魅力的でプレゼントとしておすすめです。

 

スイートピーを大切な人へのプレゼントにする際、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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