アマリリスは植えっぱなしOK?育て方や増やし方のコツは?

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アマリリスは長い花茎をすらっと伸ばして、ユリのような豪華な花を咲かせる球根植物です。

 

赤や白、オレンジなどの華やかな色を大輪で咲かせる姿が、非常に人気があります。

そんなアマリリスを育ててみたいと思いませんか?

 

今回は、この球根植物が植えっぱなしOKかどうか、その育て方、増やし方、寄せ植えの仕方について詳しく解説します。

最後には、アマリリスの花が咲かない原因と対処法についても解説していますのでお楽しみに!

アマリリスとは?植えっぱなしOKって本当?

アマリリスは、ユリに似た花を咲かせるヒガンバナ科の非耐寒性球根植物です。

この花は赤や白、オレンジ、ピンク、黄色、複色と花色が豊富で、さらに花弁先も尖っているものや、丸いものなど様々な種類があります。

 

アマリリスは花径が10~20cmと非常に大きな花を咲かせることから、豪華な花として鉢花や切り花として人気です。

主に5~6月の春咲き、10~11月の秋咲き品種に分けることができますが、真夏に咲く品種もあります。

 

ところで、このアマリリスは植えっぱなしOKだとご存じでしょうか?

アマリリスは非耐寒性球根なので、確かに寒さには強くありません。

 

しかし、鉢植えであれば室内に鉢を移動させることで植えっぱなしの状態で大丈夫です。

また、関東以西の地植えの場合、植えているアマリリスの上に腐葉土や藁等を被せて霜よけと保温をすることで冬越しが可能になります。

 

関東以北での地植えでは、掘り上げ乾燥後にバーミキュライトと一緒に袋に入れて、室内で保存しておいた方がよいでしょう。

 

アマリリスが豪華な花を咲かせ、植えっぱなしOKであることを知ると育ててみたいと思いませんか?

アマリリスの育て方についてお話します。

 

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アマリリスの育て方!植え付けや掘り上げのポイントは?

アマリリスは球根植物なので、球根を植えておけばよいと考えられがちですが、上手に育てるにはポイントがあるんですよ。

順を追ってお話しますね。

 

【植え付け】

アマリリスは、園芸店で球根または、蕾付きの苗として手に入れることが可能です。

球根の植え付け時期は、桜の開花後になります。

 

この時期であれば、寒の戻りがなく安心して植え付けができるんですよ。

球根の3/4~1/2を土の上に出すことが、植え付けのポイントになります。

 

球根を全て土に植え付けてしまうと、球根が腐る原因になるので注意が必要です。

 

【用土】

アマリリスは有機質に富んだ水はけのよい土を好みます。

鉢植えの場合は、市販のお花用の土や球根植物の土で良く育ちますので安心してくださいね。

 

地植えの場合は、腐葉土や堆肥などをしっかり土にすき込み土壌改良することが重要です。

特に水はけが悪い場合は、小粒の軽石を混ぜ込みましょう。

 

【水やり】

基本的には土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりと水やりをしてください。

ただし、受け皿に水を溜めていると根腐れの原因になるので、溜まった水はこまめに捨てることが大切です。

 

アマリリスの球根は、冬は葉が枯れて休眠します。

この時期には水を与えないことが重要なポイントです。

 

雨も当たらない室内に移動させましょう。

葉がない状態で、水やりをすると球根が腐る恐れがあります。

 

地植えの場合は、植え付け直後以外は水やりは必要ありません。

 

【肥料】

植え付け時に、ゆっくりと長期間効く緩効性肥料を土に規定量混ぜ込んでおきましょう。

さらに、アマリリスの花終わりに、球根を太らせる効果のあるカリが多い置き肥を鉢の上に規定数置いてください。

 

地植えの場合も同様です。

アマリリスの葉が枯れるまで、水やりと肥料はしっかりと与えて球根を育てることが、来年も綺麗に花を咲かせるポイントになります。

 

【剪定】

アマリリスの花は、一本の太い茎に複数の蕾が付き、その蕾が順に咲いていくので、花が終わり次第取り除いてあげましょう。

全ての花が終わったら、茎を根元から切って取り除いてください。

 

剪定をせずにそのままにしておくと、種を付け始めます。

その種に栄養が集中してしまい、球根が痩せて来年に花が咲かなくなるので注意が必要です。

 

また、枯れた花や茎は病気の原因にもなるので、必ず剪定して取り除きましょう。

 

【植え替え(掘り上げ)】

アマリリスの植え替えは、1~2年おきに葉が枯れた春に行ってください。

球根がしっかりと太っている場合は一回り大きな鉢に植え替え、小さくなっている場合は一回り小さな鉢に植え替える必要があります。

 

関東以北の冬は、アマリリスにとって気温が低いので、鉢植えを暖かい室内に移動させるか、土から掘り出して保存して暖かい春に植え替えましょう。

 

【病害虫】

アマリリスは病害虫の被害が少ない植物です。

その中でも、発生しやすい病害虫は以下の2つになります。

 

1:赤斑病

春から秋にかけて、葉に赤褐色の斑点が発生する病気です。

次第に生育が悪くなり枯れてしまいます。

 

水のやりすぎや、長雨が原因で発生するので、水はけのよい土で育てて風通しの良い環境で育てることが大切です。

発病した場合は、発病部位を取り除きましょう。

 

病気が収まらない場合は、市販の薬では治療ができないので、残念ながら処分した方が良いです。

 

2:ダニ類

真夏の乾燥高温期にアカダニが発生することがあります。

葉の色が徐々に悪くなり、生育が衰えるので注意が必要です。

 

ダニは湿度が高い環境を嫌いますので、霧吹き等で葉を濡らしてあげることで予防になります。

発生部位を水で洗い流すことで、アカダニを退治することができますが、大発生している場合は、市販のお薬で対処したほうがよいでしょう。

 

アマリリスの育て方が分かったら、増やしてみたいと思いませんか?

分球のポイントについてお話します。

 

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アマリリスの増やし方!分球のコツやポイントは?

アマリリスの増やし方には、以下3つの方法があります。

1:分球

2:鱗片挿し

3:種

 

【1:分球】

アマリリスの分球を行うには、球根を十分に太らせる必要があります。

花が咲き終わった後は、早めに花茎を取り除き肥料をしっかり与え、日当たりの良い場所で管理しましょう。

 

生育が順調であれば、2年目以降に子供の球根ができます。

その球根を真夏と冬を除いた春以降に、慎重に取り外し植え替えてください。

 

うまく取り外せない場合は、よく切れるハサミやナイフなどで切り取り、切り口に殺菌効果のある癒合剤を塗り、植え替えましょう。

地植えの場合も同様です。

 

【2:鱗片挿し】

鱗片挿しとは、アマリリスの球根をナイフで切り、切り分けた球根を土に挿して育てる方法です。

この方法は、切り口から病原菌が入ってしまう恐れもあり、初心者の方には非常に難しいでしょう。

 

【3:種】

アマリリスは花終わりに種を作ります。

種は、約5㎝の黒く平らな形で、1つの花から多くの種が収穫できるんですよ。

 

この種を収穫して、春に種まきをすることで増やすことができますが、種から花を咲かせるまで3~5年と非常に時間がかかります。

また、種は親株と全く同じ花が咲くとは限りませんので注意が必要です。

 

種は、鉢や花壇に撒き、薄く覆土しておくと2週間ほどで簡単に発芽します。

その後は、寒さや水のやりすぎに注意して育てることで、徐々に大きくなっていくので楽しみにしてくださいね。

 

「鱗片挿し」は難しく成功確率も低く、「種」は非常に時間がかかるので、アマリリスを増やす方法は、「分球」がよいでしょう。

 

アマリリスを順調に増やすことができたら、その増やした株で寄せ植えを作ってみたいと思いませんか?

寄せ植えのポイントについてお話します。

 

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アマリリスの寄せ植え!コツやポイントは?

アマリリスは、花が咲く花茎の長さを考えると草丈が40~80cmと大きくなります。

そのため寄せ植えをする場合は、鉢の後ろ側に植えてあげるとよいでしょう。

 

寄せ植えは、鉢の正面から見て3角形になるように植え付け、横から見ても3角形になるように植えることで、大きくなってもバランスが良いです。

アマリリスと一緒に植える植物は、開花時期の同じ植物だと綺麗な寄せ植えを作ることができます。

 

〇スカビオサ

〇ゼラニウム

〇ローダンセマム

〇バーベナ

〇コニファー

〇ローズマリー

〇ワイヤープランツ  など

 

アマリリスは球根が大きく、球根の3/4~1/2を土の上から出しておく必要があります。

その球根を隠すように、花やカラーリーフを植えてあげると綺麗な寄せ植えになるでしょう。

 

アマリリスの花が終わった後は、葉がアクセントになるので、そのまま寄せ植えのリーフとしても楽しむことができますよ。

 

せっかく可愛く寄せ植えしたアマリリスが咲かなかったら、すごくがっかりしますよね。

その原因と対処法についてお話します。

 

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アマリリスの花が咲かない?原因や対処法のポイントは?

アマリリスの花が咲かない原因は以下3つになります。

1:球根が痩せている

2:日当たり不足

3:水のやりすぎ

 

【対処法1:球根が痩せている】

アマリリスは球根植物なので、花を咲かせるには球根が大きくしっかりしていることが重要です。

そのため、園芸店で球根を購入するときは、球根は重くずっしりしたものを選びましょう。

 

昨年から育てている方は球根が痩せないように、開花後にしっかりと肥料やりを行うことがポイントになります。

 

【対処法2:日当たり不足】

アマリリスは日当たりを好む植物です。

花が咲くためには、球根が太っているかどうかが重要なため、しっかりした球根さえ選べば、必ず花は咲きます。

 

しかし、開花後の管理が日当たり不足であれば、球根が太らず翌年の花が期待できません。

しっかりと日当たりの良い環境での光合成により、球根に翌年の開花に必要な栄養が溜まります。

 

冬までに葉が8枚あれば、翌年も花が咲くので葉の枚数に注意して育てましょう。

 

【対処法3:水のやりすぎ】

アマリリスは球根植物なので、水のやりすぎは球根を腐らせる原因になります。

そのため、土の状態を確認して水やりを行うことが重要です。

 

また、風通しと日当たりの良い環境であれば、土の乾燥も早いので少々水をやりすぎても問題ありませんので安心してくださいね。

ただし、受け皿に水を溜めておくと根腐れの原因になるので注意が必要です。

 

こまめに水を捨てましょう。

 

これらの対処を行えば、しっかりと花が咲くので安心してくださいね。

 

それでは、アマリリスについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

アマリリスは植えっぱなしでOKかどうか、育て方や増やし方等についてお話しました。

 

アマリリスは、関東以西では植えっぱなしで育てることができ、関東以北では冬は掘り上げて春まで保存したほうが良いです。

この植物は、球根植物なので水のやりすぎに注意し、水はけのよい土から球根の3/4~1/2を出して植えるとよいでしょう。

 

アマリリスの増やし方には、「分球」「鱗片挿し」「種」の3つの方法がありますが、その中でも分球が簡単に増やす方法です。

球根が土の上に半分ほど見えてしまうので、球根を隠すように他の植物を植えると綺麗な寄せ植えになります。

 

アマリリスの花が咲かない原因は「球根が痩せている」「日当たり不足」「水のやりすぎ」が原因なので、その対処を行うことが重要です。

美しいアマリリスを元気に育てて、ステキなグリーンライフを過ごしましょう。

 

あなたが育てたアマリリスのことも、ぜひ教えてくださいね^^

 

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