ベビーサンローズって、とても可愛い名前の花ですよね!
鮮やかな色の花と葉の明るいグリーンのコントラストが、とても印象的です。
そんなベビーサンローズの花言葉をご存知でしょうか?
可愛い花なので育て方や増やし方のコツを知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ベビーサンローズの花言葉や育て方、さらに増やし方や寄せ植えのコツまで、詳しくご紹介します。
最後に、ベビーサンローズがふにゃふにゃにしおれるとお悩みの方へ、原因と対処法についてもお伝えしますね。
目次
ベビーサンローズとは?花言葉や開花時期は?
それではまず、ベビサンローズとはどんなお花なのでしょうか?
ベビーサンローズは、ハマミズナ科の常緑性多年草で、属名は「アプテニア」と言います。
原産は南アフリカ東部で、多肉植物の仲間なんですね。
「花蔓草(ハナツルソウ)」という、これまた可愛い和名をもっているんですよ。
ベビーサンローズの花の様子は、同じハマミズナ科のマツバギクに似ています。
花の大きさは1.5センチほどと小さくて、花びら1枚ずつが細長くたくさんついていて、濃いピンク色をしています。
品種改良がされて、黄色や白も少数ですが見られます。
葉っぱは、多肉植物の特徴である、ぷっくりと肉厚で鮮やかな緑色。
這うようにしてどんどん広がり、その葉っぱのところどころに花を咲かせます。
生育が旺盛なので、グランドカバーとしてもおすすめですよ。
開花時期は6月~10月ごろ。
比較的長い期間に、気温さえよければ途切れることなく花を咲かせてくれるのもうれしいですね。
ところで、このベビーサンローズ、とても素敵な花言葉をもっているんですよ!
それは「愛」「淡い恋心」です。
花の名前や花姿も可愛いけど、花言葉もとても可愛らしいですよね。
花言葉の由来については諸説ありますが、「愛」についてはその花色から来ているとも言われています。
情熱を感じる濃いピンクが「愛」を表していると考えられます。
「淡い恋心」については、緑色の葉っぱが広がる中にところどころ葉に隠れるように咲く花の様子が、恥じらっているようにも見え、この花言葉につながったという説もあります。
また、花言葉と合わせて知っておきたいのが、ベビーサンローズは「幸運の花」と言われること。
まれにあまり咲かない場合があるからなのか、この花を見かけると幸せになれると言われています。
そんな素敵な花言葉や云われをもつ花だったら、育て方のコツを知ってたくさん咲かせたいですよね!
たくさん咲いたら幸せになれるような気がしませんか?
それでは次に、育て方についてお伝えして行きましょう。
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ベビーサンローズの育て方!植え付けや切り戻し等のコツは?
ベビーサンローズの育て方って難しいのかな?と不安に思っている方がいるかもしれませんね。
ですが、コツや注意点について、順を追ってご紹介しますので安心してくださいね^^
それでは、植え付けから行ってみましょう!
【植え付け】
気温が20℃前後のあたたかな春がおすすめです。
植え付ける場所は明るくて日当たりがよく、風通しのよい場所が適しています。
地植えの時は雨が当たりすぎる場所は避けましょう。
鉢植えで育てる場合は必ず植え替えをしましょう。
これは根の成長が早いため、同じ鉢でずっと栽培していると根が密集してきて成長のためによくないからです。
【用土】
ベビーサンローズは水はけのよい土を好みます。
地植えで水はけが悪いと思われる場合は、腐葉土をまぜて水はけをよくします。
鉢植えの場合は花野菜栽培用の土や、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3にまぜて使います。
【水やり】
多肉植物という性質上、乾燥を好みます。
水をやりすぎると根腐れしてしまうこともありますので、水やりは土がしっかり乾燥してから。2週間に1度ほどでよいでしょう。
私もつい水をやり過ぎてしまい、根腐れをおこしてしまったことがあります。
地植えの場合は降雨のみで十分ですが、雨が少ない時だけ水やりをしましょう。
【肥料】
肥料は与えすぎないことが大切です。
与えすぎると葉や茎だけが育ち、花が咲かなくなることもあります。
これも、つい過保護に肥料を与えすぎたことが原因で、花が咲かなかったことがあります。
真夏の暑い時期をのぞいた生育時期に、液体肥料を月1回程度与えればいいでしょう。
【剪定】
葉の生育がとても旺盛です。伸びすぎてきたと思ったら、適宜切り戻しをするといいでしょう。
【病害虫】
病害虫の心配はほとんどありません。
水をやりすぎるとまれにカビが発生することがあるので注意します。
さて、以上のようなコツや注意点に気を付けて、ベビーサンローズが上手に育ったら、もっと増やしてみたいと思いませんか?
次ではこの花の増やし方や挿し木のコツなどをご紹介していますね!
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ベビーサンローズの増やし方!挿し木のコツやポイントは?
ベビーサンローズの増やし方には挿し木と株分けがあります。
【挿し木の手順】
- 元気そうな茎を探して、7~8センチの長さでカットする
- 下葉を丁寧に取り除く
- 新しく用意した用土にさす
もしうまく発根しない場合は、茎の切り口を3日ほど放置して乾燥させてみてください。
多肉植物は切り口が乾燥している方が発根しやすいです。
【株分けの手順】
- 鉢から株を丁寧に取り出す
- 株を2つに分ける
- 傷んだ根があれば取り除いて新しい鉢に植える
直射日光をさけて管理すると、1ヵ月後根が出てきます。
こうして上手に増やすことができたら、ベビーサンローズを寄せ植えにしてさらに楽しんでみましょう。
次に寄せ植えのコツやポイントをご紹介します。
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ベビーサンローズの寄せ植え!コツやポイントは?
ベビーサンローズの寄せ植えのコツは、這うように広がる特徴を活かすこと。
草丈は高くならないので、寄せ植えの手前側に入れたりハンギングバスケットにもおすすめです!
また、他の多肉植物と一緒に数種類寄せ植えにするのも可愛いです。
例えば、セダム、メビナ、ブロウメアナ、マッコス、セデベリアなどです。
ゴーラムと合わせると、葉の緑の濃淡が楽しめますし、レーマニーと合わせるのも相性がいいです。
多肉植物の寄せ植えをする時のコツは、生育期が同じものを合わせることです。
春秋、夏、冬と生育期が分けられ、ベビーサンローズと同じ春秋が生育期のものを合わせるといいでしょう。
このように様々な楽しみ方ができるベビーサンローズですが、たまに「ふにゃふにゃにしおれる!」と悩んでいる方も・・・
そういったことの原因と対処法を次でご紹介しますね。
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ベビーサンローズがふにゃふにゃにしおれる!原因や対処法は?
ベビーサンローズの葉は元気な時はつやつやですよね。
それがなんとなくつやがなくなり、ふにゃふにゃ、しわしわになっているのを見たことはありませんか?
私も初めてそれを見つけた時はとてもショックでした!
この原因や対処法が知りたいと思いませんか?
ベビーサンローズがふにゃふにゃにしおれる原因としては、水不足が一番に考えられます。
対処法としては水やりをすることですが、この時季節によって気を付けることがあります。
まず発育期の春や秋は、土がしっかり乾いているか確認をしてから水をたっぷり与えてしばらく様子を見ます。
1~2日たつと葉がぷっくりつやつやしてくると思います。
また休眠期の夏や冬は、土の表面が濡れる程度に少しだけ水を与えます。
この時期は水を与え過ぎないことが大切です。
それでは、ベビーサンローズについて最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、ベビーサンローズの花言葉や育て方等についてお伝えしました。
ベビーサンローズは可愛い花言葉をもつ多肉植物の仲間です。
この花の育て方はコツやポイントを知れば比較的カンタン。
日当たりがよく風通しのよい場所で育て、水のやりすぎに注意しましょう。
増やし方は、挿し木や株分けでたくさん増やして楽しめます。
寄せ植えは、同じ多肉植物と一緒に合わせればおしゃれですよ。
葉がふにゃふにゃになってしおれる原因は水不足が疑われます。
なので、土が乾いているのを確認して水やりをしっかりすれば元気になってくれると思いますよ。
ぜひこのベビーサンローズを上手に育てて、ステキなグリーンライフを送りましょう。
あなたが育てたベビーサンローズのこともぜひコメントしてくださいね~待ってまーす^^
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