しその実の収穫とあく抜き!塩漬けや佃煮等レシピのお奨めは?

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日本人には、なじみ深いしそ。

その「しその実」の収穫とあく抜きの方法についてご存知ですか?

 

自宅で収穫して料理に活用しているかたは多くはないかもしれませんね。

また、しその実が収穫出来てもどんなレシピに使えるのかまではご存知ない方も多いでしょう。

 

そこで今回はしその実の収穫とあく抜きの方法について詳しくお伝えします。

さらに塩漬けや佃煮などおススメのレシピについてもご説明しますので、どうぞ最後までおたのしみくださいね!

しその実の収穫!時期やカンタンな育て方は?

しその実の収穫方法についてご存知の方は、きっと野菜などを自分で栽培することがお好きな方かもしれません。

しその実は、9月から10月頃に収穫ができるのですが、生育過程で様々な食べ方があり何度でも楽しめてしまう優秀プランツなんですよ。

 

実はとっても身近で、簡単に栽培ができる植物なので、まずは簡単に基本の育て方を見てみましょう!

 

【育て方】

しそは、4月~6月頃の暖かい気候に種まきを行います。

種は野菜用の土に置き、その後、パラパラと軽く土をかぶせましょう。

 

風のない屋内であれば、土の上に種を置くだけでも簡単に発芽するので、家庭菜園の初心者さんにも簡単ですよ。

発芽までは毎日たっぷりと水をやり、日光にあてましょう。

 

発芽してすぐ葉が2枚ついた程度のしそは「芽しそ」といい、お刺身のつまとして食べることができるんですよ。

お刺身に添えるだけで、お皿がお店の品ような雰囲気になるのでおすすめです!

 

また、葉が10枚以上になったら下の葉から収穫してみましょう。

 

しその葉は皆さんご存知、薬味として大人気の「大葉」と呼ばれています。

次から次へと生えてくるので、夏場は我が家ではスーパーで大葉を買わずに済んでいるんですよ^^

 

大葉の収穫が終わる9月になると、しその穂先に花が咲き始めます。

咲いた花は「花穂」と呼ばれ、天ぷらにすると美味しくいただけますよ。

 

花の咲き始めから一週間以上たち、穂の先に花が2、3残っている状態になったら、ついにしその実の収穫時期です。

 

次に収穫の方法について見ていきましょう!

 

【収穫方法】

茎の長さが15センチほどに伸び、茎と穂が緑色の状態が、収穫に最適の時期になります。

収穫時期には、穂の中の実を食べてみるとプチプチとした食感があるので、一粒食べてみるとわかりやすいですよ。

 

<準備するもの>

  • ビニール手袋
  • ザル

 

1、しその穂先ごと切り取り、水でじゃぶじゃぶと洗います。

※ここからは、しその色素が手に付着して汚れる可能性があるので、ビニール手袋を着用してくださいね。

 

2、ザルを用意し、茎側の先端を持って穂先に向かって親指と人差し指を使って実を落とす。

これでOKです!カンタンでしょ?^^

 

ところで、たくさんしその実が収穫できたら、次は実際に食べてみたいですよね?

しかし、しその実はそのままでは苦味とエグ味が強いのであく抜きが必要になります。

 

しその実が収穫できたら、美味しく調理する準備としてしっかりとあく抜きを行いましょう。

ここからは気になるしその実のあく抜きの方法と保存方法についてお伝えします!

 

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しその実のあく抜き!塩漬けや乾燥などの保存方法は?

しその実が収穫できたら、次は「あく抜き」をしてみましょう。

後ほど、あく抜きをしてからの塩漬けや乾燥などの保存方法についてもお伝えしますね!

 

【あく抜きの方法】

<準備するもの>

  • 収穫したしその実
  • ザル
  • キッチンペーパー
  • 水1リットル
  • 塩 大さじ1

 

①お鍋に水と塩を入れ、お湯を沸かします。

②沸騰したらしその実を入れ、1分置きます。

③ザルにあげて軽く水気をきったら、キッチンペーパーに移してギュッと絞ったらあく抜きは完了です。

 

「え?たったこれだけ?」・・・と思われましたか?^^

そうなんです!

塩を入れたお湯にくぐらせるだけなので、とても簡単ですよね。

 

それでは、あく抜きが済んだら、次に「塩漬け」をつくってみましょう!

 

【塩漬けの作り方】

<準備するもの>

  • あく抜きしたしその実 100g
  • 塩 20g
  • ジップロックなどの密閉できる袋

 

①水気をきったしその実と塩を袋に入れ、口を閉じます。

②しその実全体に塩がなじむようによく揉みこみます。

③空気を抜いて密閉し、2~3日冷蔵庫で寝かせたら完成です。

 

途中、水分が出ていたら捨ててくださいね。

しその実と塩の分量は5:1であれば自由ですので、収穫した量に合わせて塩の量も調節してください。

 

完成した塩漬けは、白菜やきゅうりに塩を混ぜて、浅漬けにすることができますよ。

パスタやチャーハンの香りづけにも使うことができるので、我が家でも大活躍しています!

 

塩漬けにしたしその実は、冷蔵庫で一カ月ほど保存ができます。

次に、しその実を乾燥させて保存する方法をお伝えします!

 

【しその実の乾燥方法】

<準備するもの>

  • あく抜きしたしその実 好きなだけ
  • ザル
  • 保存用の容器

 

①水気を絞ったしその実をザルに広げ、丸一日天日干しします。

②完全に乾燥したら、保存用の容器に移して完成です。

 

乾燥させたしその実は、常温で2カ月ほど保存が可能です。

お料理の最後に風味づけとして利用できますよ。

 

ここまでは塩漬けと乾燥の、基本のしその実の保存方法をお伝えしました。

さらに同様に保存期間が長く、ごはんとの相性もバツグンのしその実の佃煮にする方法もあるんです。

 

ここからはしその実の佃煮の作り方のコツとポイントをお伝えします。

 

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しその実の佃煮!作り方のコツとポイントは?

しその実は栄養満点で、アンチエイジングにも効果があるのでぜひ毎日いただきたいですよね。

 

しその実を「佃煮」にすると、ごはんのお供として抜群の相性なので、毎食でも食べられてしまいますよ。

では早速、しその実の佃煮の作り方のコツとポイントを見ていきましょう!

 

しその実の佃煮の作り方

<準備するもの(一瓶分)>

  • 瓶など保存容器
  • あく抜きしたしその実 120g
  • 醤油 大さじ3
  • みりん 大さじ3

 

①水気を切ったしその実と醤油、みりんを鍋に入れ、中火で加熱します。

②湯気が立ってきたら弱火にし、水分が飛ぶまで混ぜ合わせます。

③水分が飛んだら火を止めて粗熱を取り、容器に移して完成です。

 

焦げ付かないように、しっかりと弱火で加熱していきましょう。

冷蔵庫で1カ月ほど保存が出来ますが、さらに長く保存したい場合にはラップなどで小分けにして冷凍庫で保存してくださいね。

 

さて、しその実の佃煮は長く保存ができ、意外と簡単に作れることがわかりましたね。

しその実は佃煮だけでなく、色々なレシピに使って楽しむことができるんです。

 

ここから、はしその実のおすすめの食べ方をご紹介します。

ぜひ、お気に入りの一品を見つけてくださいね。

 

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しその実のレシピ!おすすめの食べ方は?

ここまで塩漬け、乾燥、佃煮などの作り方をお伝えしてきましたが、しその実の楽しみ方はそれだけではないんです。

 

まずは、我が家でも大人気のレシピをご紹介します。

時間や材料が限られていてもパパっと作れる、しその実を使った「浅漬け」です。

 

しその実と白菜の浅漬け

<準備するもの(約2人分)>

  • しその実の塩漬け 10g
  • 白菜 5枚
  • 酢 大さじ1
  • 白だし 大さじ1
  • ジップロック等の袋

 

①白菜はよく洗い、水気を切って食べやすい大きさにカットします。

②袋にしその実、カットした白菜、酢、白だしを入れてシャカシャカと振って馴染ませます。

③よく振って全体的に混ざったら、袋の上からギュッと繰り返し揉みます。

④冷蔵庫で1時間ほど寝かせたら完成です。

 

すぐに食べることも出来ますが、1日以上冷蔵庫で寝かせるとしんなりして味もしみこむのでおすすめですよ。

水分を抜きながら冷蔵庫で保管すれば、1週間ほど保存が可能です。

 

浅漬けはお手軽に楽しめますが、パスタに混ぜると和風の香りでさっぱりといただけるのでおすすめです。

 

しその実ペペロンチーノ

<準備するもの(2人分)>

  • あく抜きしたしその実 大さじ1程度
  • パスタ 200g
  • 塩 大さじ2
  • 鷹の爪 2かけ
  • にんにく 2かけ
  • オリーブオイル 大さじ4
  • パスタをゆでるための鍋
  • フライパン

 

①大きめの鍋でお湯を沸かし、塩を入れ表示時間-1分でパスタをゆでる。

②にんにくをみじん切りにし、鷹の爪と一緒にオリーブオイルを広げたフライパンで弱火で香るまで炒める。

③パスタがゆであがったら、湯切りしてフライパンに移し、しその実を入れて炒める。

④器に移して完成です!

 

イタリア料理の中でもシンプルなペペロンチーノはしその実の風味を楽しむのにピッタリですよ。

こってりしたお肉やお魚料理の後でもぺろりと食べられちゃいます!

 

しその実チャーハン

<準備するもの(2人前)>

  • あく抜きしたしその実 大さじ5
  • ごはん 2杯分
  • マヨネーズ 大さじ2
  • 卵 2個
  • 塩コショウ 適量
  • 醤油 適量

 

①あらかじめ、卵をごはんに混ぜて卵かけごはんを作っておきましょう。

②フライパンで中火でマヨネーズを温め、溶け始めたら①を加えてよく混ぜます。

③火が通って卵がお米をコーティングし始めた所で、しその実を加えてさらに混ぜます。

④塩コショウ・醤油で味を整えたら、器によそって完成です。

 

このように、簡単な料理でも香りが豊かになって何倍も美味しく感じますよ。

みなさんもぜひ、しその実を使ったレシピに挑戦してみてくださいね!

 

それでは、しその実についていろいろとお伝えしましたので、最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、しその実のことについてお伝えしました。

 

しその実は、時期に合わせて何度も収穫でき、お料理に添えて楽しむことができますね。

収穫した「しその実」は、塩を加えたお湯にさらしてあく抜きをしましょう。

 

あく抜きをしたら、塩漬け・乾燥・佃煮などで保存が可能です。

さらにしその実を使ったレシピを3つご紹介しました。

 

プランターでも簡単に育てることができ、何通りも楽しめるしその実は家庭菜園初心者さんにもとってもおススメです。

ぜひみなさんも、しそを育ててオリジナルの楽しみ方を見つけてくださいね!

 

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