ガーベラの花言葉と育て方!増やし方や寄せ植えのコツとは?

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ガーベラの花と聞くと多くの方が「あ~、あの花ね!」と思い浮かぶのではないでしょうか。

それほどこの花は人気で、鉢花だけでなく切り花としても一年中見かけることが多いです。

 

そんな人気のガーベラを育ててみたいと思いませんか?

今回は、ガーベラの花言葉や育て方、増やし方、寄せ植えについて詳しく解説します。

 

最後にはガーベラの花が咲かない理由やうなだれる理由について解説していますのでお楽しみに!

ガーベラとは?花言葉が怖い?開花時期は?

ガーベラは鉢花や切り花としても人気のキク科ガーベラ属の花です。

この花は切り花として一年中手に入りますが、本来の開花時期は春4月~6月、秋10月~11月です。

 

花は直径5cm~10cmと小さなものから大きな花まであり、花色も白、ピンク、赤、オレンジ、黄色など豊富にあります。

ガーベラは葉を地際に広げ花茎をすらっと上へ伸ばしてかわいい花を咲かせるので、非常に人気のある花です。

 

ところで、ガーベラの花言葉をご存じでしょうか?

この花には怖い花言葉があるという噂がありますが、それは間違いです。

 

この花の花言葉はいずれも素敵な花言葉ばかりなので安心してくださいね。

代表的な花言葉は、以下の2つになります。

 

  • 花言葉1:「希望」
  • 花言葉2:「常に前進」

 

ガーベラは白やピンク、オレンジ、赤など明るい色の花を咲かせ、陽気さを醸し出す花姿が、希望や前向きな意味合いを感じさせることに由来しています。

 

ガーベラの花言葉を知ると愛着がわいて育ててみたいと思いませんか?

水やりや剪定などのポイントを含めてお話します。

 

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ガーベラの育て方!水やりや剪定等のポイントは?

ガーベラを綺麗に育てるには、ポイントがあります。

順を追ってお話しますね。

 

【植え付け】

ガーベラは、開花期の春4月~6月、秋10月~11月に園芸店で手に入ります。

葉の色が濃い緑で、株元がしっかりしているものを選びましょう。

 

ガーベラを植え付けるときは、根が固まっている状態なら軽くほぐして植え付けて上げてくださいね。

 

【用土】

ガーベラは有機質に富んだ水はけのよい土を好みます。

鉢植えの場合は、市販の園芸用のお花の土で十分に育ちますので安心してくださいね。

 

地植えの場合は、日当たりの良い場所に腐葉土などの堆肥を十分にすき込んで土壌改良をして植えることがポイントです。

 

【水やり】

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいにしっかり水やりをしましょう。

しかし、受け皿に水を溜めてしまうと根腐れの原因になるので、溜まった水はこまめに捨ててあげることが重要です。

 

また、ガーベラの花や葉に水がかかるように水やりをすると、病気になりやすいので、上手に育てるためには株元に水やりをすることがポイントになります。

地植えの場合は、植え付け時を除けば水やりは必要ないので、安心してくださいね。

 

梅雨などの長雨の時は、鉢植えは雨の当たらないところに移動し、地植えは雨上がり後に、株をゆすって花や葉から水を降り落とすとよいでしょう。

 

【肥料】

ガーベラの植え付け時にゆっくり長く効く緩効性肥料を土に規定量混ぜ込んでおきましょう。

 

ガーベラは、開花時期になると蕾が次々と株元から上がってきます。

そのため、春4月~6月、秋10月~11月に即効性のある液体肥料を水に規定量薄めて、水やり代わりに株元に与えましょう。

 

夏と冬は、生育が鈍くなる時期なので、この時期には肥料は与えないで株を休ませてあげることがポイントです。

 

【剪定】

ガーベラは花が終わると種を作ります。

種を作り始めると、そちらに栄養が集中し花が咲かなくなる原因になるので、摘み取る必要があるんですよ。

 

この時に、ハサミで伸びた花茎を切らずに、株元から引き抜くように花茎を回しながら取り除きましょう。

ガーベラの花茎の断面は、ドーナツのように中心が空洞のため、はさみで切るとその空洞から水や菌が入り込みやすく病気になりやすいからです。

 

枯れた花や葉はこまめに取り除くことが上手に育てるポイントになります。

 

【病害虫】

ガーベラは以下の3つの病害虫の被害に合いやすいので気を付けましょう。

 

1:アブラムシ

アブラムシは、どんな植物にも発生しやすい害虫です。

特に4月~6月の暖かくなる時期に発生しやすく、開花前の蕾などに付きやすいので注意しましょう。

 

日頃の観察で見つけ次第すぐに取り除くことが大事です。

大発生している場合は市販のお薬で対処してくださいね。

 

2:うどん粉病

うどん粉病は、うどんの粉のような白い粉が葉や花に付く病気です。

梅雨などの長雨時の高湿度条件で発生します。

 

そのままにしておくと、全体的に広がり枯れる原因になるので注意しましょう。

発生予防として、湿気が溜まらないように風通しを良くすることが重要です。

 

発生した場合は、その場所を取り除き市販のお薬で対処しましょう。

 

3:灰色かび病

灰色かび病は、文字通り灰色のかびが葉に発生する病気です。

低温期に湿気が溜まると発生しやすく、花終わりや枯葉等に水がかかると発生しやすいので、これらをこまめに取り除くことが予防のポイントになります。

 

うどん粉病と同様にそのままにしておくと、枯れる原因になるので、発生部分を取り除き、市販のお薬で対処することが重要です。

 

ガーベラを上手に育てることができたら、増やしてみたいと思いませんか?

ガーベラの株分けや種まきのポイントについてお話します。

 

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ガーベラの増やし方!株分けや種まきのポイントは?

ガーベラの増やし方は以下の2つの方法があります。

 

1:株分け

ガーベラの株分けは、生育期の春または秋に行います。

この花は葉の付け根部分から花芽が伸びて出てきますので、この部分を花芽と根が付くようにハサミで切り分けましょう。

 

切り分けた株は、市販の園芸用のお花の土に植えて、発根剤であるメネデールを規定量薄めた水で水やりをしながら管理してください。

その後は、順調に根が伸びて切り分けた部分も分からないくらいに葉も茂り元気になり、花を咲かせてくれますよ。

 

この株分けは、小さな株の場合は負担が大きく枯れることがあるので、育てて2年以上の大きな株で行いましょう。

 

2:種まき

ガーベラの種は、開花後に収穫もでき、園芸店でも手に入ります。

種まきは春4月~6月に行いましょう。

 

市販の種まき用の土に、種を撒いて土を薄く被せて、土が乾かないように水やりをしながら明るい日陰で管理します。

1週間~2週間で発芽するので、葉が5枚以上になったら優しく掘り上げて、3号(直径約9cm)くらいの鉢に植え替えて育てましょう。

 

この時に大きな鉢に植え替えると、水やり時に土が乾かず根腐れの原因になるので小さな鉢から育てるのがポイントです。

その後は、大きくなってきたら徐々に大きな鉢に植え替えてあげることで、順調に育ち綺麗な花を咲かせてくれますよ。

 

ガーベラを順調に増やすことができたら、その増やしたガーベラで寄せ植えを作ってみたいと思いませんか?

寄せ植えの作り方のポイントについてお話します。

 

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ガーベラの寄せ植え!コツやポイントは?

ガーベラは、花茎が伸びて草丈が高くなるので、鉢の中央~後ろ側に植えるとよいでしょう。

寄せ植えは鉢の正面から見て3角形になるように植え付けて、横から見ても3角形になるように植えてあげると大きくなってもバランスが良い寄せ植えになります。

 

ガーベラの開花期は春と秋なので、同時期に花が咲く植物を寄せ植えすると素敵な寄せ植えを作ることができるんですよ。

〇アリッサム

〇ビオラ・パンジー

〇プリムラ

〇サクラソウ

〇ラナンキュラス

〇アークトチス

〇ラベンダー

〇アイビー

〇ローズマリー

〇タイム

〇ワイヤープランツ  など

 

ガーベラは花色が豊富なので、色違いでガーベラを寄せ植えしてもとても可愛いですよ。

 

可愛く寄せ植えしたガーベラの花が咲かなかったら、すごく残念ですよね。

花が咲かない、またうなだれる等の原因とその対処法についてお話します。

 

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ガーベラの花が咲かない!うなだれる等の原因と対処法は?

ガーベラの花が咲かない原因は以下の2つです。

 

原因1:日当たり不足

ガーベラは日当たりの良い環境を好みますので、室内や日陰では日光不足で花がうまく咲きません。

 

原因2:根腐れ

土の乾燥も植物を育てるには注意しなければいけませんが、水のやりすぎで土が根腐れした場合は、乾燥させても元に戻らないので注意が必要です。

 

対処法1:日当たり不足

ガーベラを日当たりの良い環境に移動させましょう。

外の直射日光が半日以上当たるような場所が良いです。

 

外に出すことが難しい場合は、日当たりの良い窓際で育ててくださいね。

 

対処法2:根腐れ

土が乾燥した場合は、水をやれば元に戻りますが、根腐れの場合は乾燥させても元には戻りません。

そのため、水やり後は受け皿には水を溜めずにこまめに捨てましょう。

 

水やりは土が乾燥したことを確認して行うことが大事です。

また、花が咲かない以外に、育てているガーベラの花茎がうなだれることはありませんか?

 

その原因は、水やりの加減にあります。

水をやりすぎれば根腐れで吸水できずに花茎がうなだれます。

 

しかし、乾燥させすぎても水不足で花茎がうなだれてしまうんですよ。

そのため、ガーベラの花茎がうなだれないように育てるためには、水やりの加減をしっかりと把握することが重要になります。

 

対処法として、水やり直後の鉢の重さと、土が乾燥した時の鉢の重さを確認しておくことで、土の乾燥具合が分からなくても水やりの必要性がわかります。

このように土の乾燥だけでなく、土の重さも確認しておきましょう。

 

これらの対策で、ガーベラを綺麗に咲かせてくださいね。

 

それでは、ガーベラについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、ガーベラの花言葉や育て方等についてお話しました。

 

ガーベラは春と秋に咲くキク科ガーベラ属の花です。

「希望」「常に前進」という素敵な花言葉を持っています。

 

この花は、水をやりすぎると根腐れしてしまいます。

なので、土が乾燥してから水やりを行い、花終わりは花茎を回しながら引き抜くように取り除きましょう。

 

ガーベラは、「株分け」と「種まき」で増やすことができます。

春と秋に咲くので、これらの時期に花が咲く植物と一緒に寄せ植えすることで素敵な寄せ植えを作りましょう。

 

ガーベラの花が咲かない原因は、「日当たり不足」と「根腐れ」で、花茎がうなだれる原因は、水やりの加減にあります。

その点に注意しながら、ガーベラを美しく咲かせましょう。

 

あなたが育てたガーベラの話も、ぜひコメントしてくださいね~待ってますよ^^

 

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