ハーブティーと聞くと、ちょっとおしゃれで、体に良さそうで、女子力高そう!
・・・な、イメージがある方は多いのかもしれません。
確かに、ハーブの中には花が咲くのもあるので、見た目は華やかですよね。
そして、リラックス、ダイエット、などなど、飲むだけで嬉しい効果があって。
自分の体調や気分に合わせて、ハーブティーを選んで飲むなんて、大人の女性っていう感じ!
・・・と、思うのかも?(笑)
そして、私もハーブティーマスターになってみたい!という方も多いでしょう。
けれど、実は、ハーブティーは100種類以上もあるんです!
何を飲んだらいいか迷っちゃいますよね。
そんなあなたに、ここでハーブの定番の種類と効果をまとめてお伝えしちゃいましょう!
ハーブは組み合わせると、効果があがるんですよ。
自分の悩みや直したいところがあったら、自分に合うハーブティーを見つけてくださいね。
ハーブティーの種類で定番なのはどれ?
まずは定番と言われるハーブティーの種類について、見ていきましょう。
あなたがよく聞くハーブティーはありますか?
ジャスミン、カモミール、レモングラス、ミント、ローズヒップ・・・・
これくらいでしょうか。
どれも名前を聞くだけで、香りが湧いてきそうですね。
では、それぞれ特徴を見ていきましょう。
ジャスミンティー
甘みのある香りで、嗅ぐと気持ちがゆったりします。
そう、リラックス効果があると言われるハーブティーです。
飲むと、疲れた心がほぐされ、回復するとうれしいですよね。
香りとは対照的に、飲み口は爽やかでさっぱりします。
ジャスミンの花をポットで提供するところもありますね。
ポットの中で開くお花を見るのもまた、癒されます。
カモミールティー
こちらもカモミールのお花を使ったハーブティー。
リンゴに似て、爽やかで、でも甘くて優しく包まれるような香りがします。
体が温まる効果と、リラックス効果があるというのがうれしいです。
また、整腸作用などもあるとのことなので、ストレスや不安で胃痛・腹痛を起こしやすい人にお勧めですよ。
レモングラスティー
その名の通り、レモンに似た爽やかで、スッとした香りがします。
味わいも爽やかで、酸味はほとんど感じません。
香りも味もスッとしているので、食後などに飲むと消化を助けてくれます。
頭痛がする時などにも、リフレッシュ効果があるのでおすすめです。
ミントティー
市販のミントをたっぷりポットに入れて、お湯を注ぐだけのミントティー。
その香りとは裏腹に、飲み口はそこまでミントらしくないのが特徴です。
もちろん、スッとはしますが、甘みも感じられるハーブティーです。
爽やかな香りは、リラックス効果、整腸効果、乗り物酔い対策、口臭対策など、期待できることはたくさんあります。
ローズヒップティー
ローズヒップティーと聞いて、赤く色づいたハーブティーをパッと思い浮かべる人は、割と飲んでいらっしゃる方ですね。
ちょっと酸味が強いので、苦手な人もいるかもしれません。
ですが、女性は絶対飲んでほしいハーブティーです!
なぜなら、美肌効果、便秘対策、リラックス効果、などなど、女性に嬉しい効果がたくさんあるんですよ。
酸味が苦手という方は、砂糖やはちみつを足して、飲みやすくしてみてはいかがでしょうか。
さて、ざっとご紹介してみましたが、お気づきでしょうか?
どのハーブティーも香りや、ハーブの持つ成分によって、それぞれ特徴が違うんですね。
では、ハーブティーにどんな効果があるのかに的を絞ってみてみましょう。
関連記事
ハーブティーの種類を効果別に分けると?
細かく分けるときりがないので、大きく3つくらいに分けて、効果を見ていきましょう。
1.心に関する効果
- なんかちょっと疲れたなぁと思うとき
- イライラして集中できない!とき
- 不安やストレスで寝付けないとき
そんな時に、リラックス効果・鎮静効果のあるハーブティーを飲むと、気持ちが落ち着きます。
リラックスすると、気持ちがほぐれて、体の力が抜けていきます。
リラックス状態になることで、安眠効果がもたらされます。
即効性があるものではありませんが、不眠の方も飲み続けていけば、少しずつ眠れるようになっていくと思います。
2.健康に関する効果
- ストレスなどで胃腸の調子が悪いというとき
- 食べ過ぎて胃が重いとき
- お通じが良くなくて、苦しいとき
- 頭が重かったり、痛かったりするとき
そんな時もハーブティーの出番です。
胃腸の働きを助けてくれる効果があるので、食欲不振のときや、食後に飲むと、胃の働きを助けてすっきりさせてくれます。
また、腸の動きを活発にする成分を含んでいるものを、定期的に飲むと、便秘対策にもなります。
頭痛に効くのは、鎮静効果のあるものや、香りですっきりさせてくれるハーブティーです。
3.肌に関する効果
- ニキビができてしまったとき
- シミやソバカスなど、肌のくすみが気になってきたとき
- 乾燥で肌が荒れてきたとき
- 夏に浴びすぎた紫外線をどうにかしたいとき
そんなお肌の悩みも、ハーブティー助けてくれます。
ハーブの中には、炎症を抑えて、肌荒れに有効な成分を持っているものがあります。
また、体を温めて血行を良くするものや、シミ・ソバカス、日焼け対策や美白に効果的なビタミンCを豊富に含んでいるものもあります。
ざっくりとですが、それぞれの効果について、イメージできたでしょうか。
体の不調は一気に来ることもありますよね。
そんな時は、あわせ技で、効果を倍にしちゃいましょう!
ハーブティーの種類で組み合わせると良いのは?
組み合わせると言っても、味も香りも違うのに?と思われるかもしれません。
なので、おいしくて、効果も倍増するお薦めの組み合わせをご紹介しましょう。
先程ご紹介した3つの効果を使って、ご紹介しますね。
まずは、心と健康です。
お薦めの組み合わせは、
ジャーマンカモミール、もしくはカモミール+レモングラス です。
ジャーマンカモミールはリラックス効果、カモミールは安眠効果があります。
レモングラスは、整腸作用があります。
心の効果は、リラックスしたい気分なのか、ゆったり眠りにつきたいのか、ご自分の希望で選んでみてくださいね。
では、ちょっと難易度を上げて、3種類の組み合わせもご紹介しちゃいます。
ジャーマンカモミール+レモンバーベナ+ラベンダー
レモンバーベナは気持ちを安らかにしてくれる効果があるハーブです。
ラベンダーは頭痛に効くので、働きすぎて頭が重いとか、興奮状態で寝付けない時にお試しください。
次は健康と肌。
お薦めの組み合わせは、レモングラス+ローズマリーです。
レモングラスは整腸作用、ローズマリーは肌の悩みに効いてくれます。
どちらも体をすっきりさせてくれる成分を含んでいます。
体が軽くなると、気分もスッキリ爽快になりますよね。
最後の組み合わせは、心と肌です。
お薦めの組み合わせは、カモミール+ローズです。
カモミールは安眠効果があり、ローズはお肌に効くので、寝る時間の少し前に飲むのがお薦めです。
ぐっすり眠れて、お肌への栄養も充分行き渡ったら、朝起きた時も気分がいいですよね。
具体的な組み合わせをご紹介してきましたが、基本的には絶対ダメ、という組み合わせはありません。
ただ、安眠効果のあるハーブと、気分をスッキリ爽快にさせてくれるハーブは、効果がぶつかってしまうので、あまりお薦めはしません。
ハーブの酸味や草っぽい感じが苦手、という方には、
カモミールやローズ、ジャスミンなどを組み合わせると、甘味が引き立つので、お薦めです。
ここまでは、ハーブティーの効果別に見てきました。
気になるものはあったでしょうか?
中にはあまり効果は興味なくて、純粋にハーブティーを楽しみたい!という方もいらっしゃると思います。
そんな方には、見た目で楽しんでいただけるように、色別でハーブティーを見ていきましょう!
関連記事
ハーブティーの種類を色別に分けると?
ハーブティー、色別で分けるほど種類あるの?と思う方もいらっしゃるのでは?
これが結構面白い色のハーブティーがあったりして、楽しめるんですよ!
まず、珍しい色のハーブティーをご紹介しますね。
それは、マロウブルーというハーブティーです。
なんと3つの色に変化するという、不思議なハーブティーなんです!
淹れたばかりの色は、びっくりするくらい本当にきれいな青色です。
しばらくそのまま見ていると、やがて紫色に変化していきます。
そこに、レモンスライスやレモンシロップなどの酸性の液体を垂らすと、なんとピンク色に変わるんです!
色の変化を楽しめるこのハーブティーは、優しい味わいで、喉や鼻などが乾燥していたり、痛めてしまったときなどに、効果があります。
冬場の乾燥対策や風邪の引き始めに効きそうですね。
青色のハーブティーをもう一種類。
バタフライピーという、ちょっと変わった名前のハーブティーです。
日本名は、蝶の豆。
そう、バタフライ=蝶、ピーはピーナツ=豆という意味です。
これを淹れると、マロウブルーよりも濃いめの青い色のハーブティーができます。
神秘的な気分になりますね。
これも、レモンなどの酸性の液体を垂らすと、紫色に変化します。
このバタフライピーの効果ですが、アントシアニンを多く含んでいるので、疲れ目、アンチエイジングなどに効きます。
特に女性に嬉しい肌への効果が期待できます。
肌のハリを取り戻してくれるので、シワやたるみなどを改善してくれます!
次は、ピンク色を見ていきましょう。
ピンク色がお好きな方へは、ローズのハーブティーがお薦めです。
ローズティーは、見た目や香りでも癒されますが、鎮静効果リラックス効果があるので、寝る前に飲むのがお薦めです。
ローズヒップティーは、美容とダイエットに効果があります。
ビタミンCをたくさん含んでいるので、シミ・ソバカス、シワ、たるみなど、お肌の悩みにもってこいです。
そして、ローズヒップティーとよく組み合わせられるのが、ハイビスカスティー。
ハイビスカスティーも、濃い赤色出る、きれいなハーブティーです。
単独でも、美容と疲労回復の効果がありますが、ローズヒップティーと組み合わせることで、相乗効果が生まれます。
ビタミンCを豊富に含み、酸やミネラルといった成分が、疲れを癒してくれます。
ピンクよりは薄めですが、ラベンダーティーも、ピンクに近いきれいな色がつきます。
レモン果汁を垂らすと、ピンクが少し濃くなります。
ラベンダーティーの効果は、自律神経調整、リラックス効果、安眠効果など、多くの効果が期待できます。
これ以外のハーブティーは、大体黄色や薄い緑色などが多いですね。
黄色いハーブティーだと、
- ジャスミンティー リラックス効果
- カモミール 整腸作用、ストレス解消、安眠効果
- リンデンフラワー 鎮静効果、血圧を下げる効果
- レモングラス 整腸作用、消化を助けてくれる効果
- レモンバーベナ リラックス効果、食欲不振、頭痛などの鎮静効果
- ペパーミント 整腸作用、痛みの鎮静効果、清涼感
などがよく知られているものではないでしょうか。
たくさんご紹介しましたが、それほどハーブティーって奥深くで種類も豊富に揃っているということなんですね。
では、最後にまとめましょう。
関連記事
まとめ
今回は、ハーブティーの種類について見てきました。
ハーブティーには色々な効果がありますが、
- 心に関する効果
- 健康に関する効果
- 肌に関する効果
の3種類に分けて、ぞれぞれの効果を具体的にご紹介しました。
そのそれぞれに効くハーブティーを組み合わせると、複数の効果があり、相乗効果を期待できるものもあります。
色別で見てみると、青から紫、ピンクへ色が変わるものや、ピンク色、黄色がありましたね。
ハーブティーは本当に色々な種類があって、それぞれ香りや効果が違うので、自分のお気に入りのハーブティーを探してみてくださいね。
おすすめ記事