ルバーブの育て方とジャムの作り方!レシピは他にもあるの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ルバーブというハーブのことは知っていても、育て方はあまり知られていないかもしれません。

育て方がわかれば、ルバーブを収穫してジャムも手作りできますよ。

また、おいしいジャムの作り方も分かるとうれしいですよね。

 

そこで、今回は、鉢植えでもできるルバーブの育て方から、とても簡単にできるルバーブジャムの作り方をお伝えします。

最後に、ジャム以外のレシピもご紹介しますのでお楽しみに。

ルバーブの育て方!栽培は苗と種のどちらがおすすめ?

ルバーブは畑でも鉢植えでも育てられるんですよ。

あなたのやりやすい方法で、ぜひ挑戦してみてください。

 

ルバーブを種から育てるのは手間がかかり難しいので、苗から育てる方がおすすめです。

 

  • 植え付け

春暖かくなった4~5月頃に苗を買ってきて植え付けます。

ルバーブは養分たっぷりの土が好みなので、植え付ける1週間くらい前に土の準備をしておきます。

鉢植えでしたら8号以上の植木鉢に小粒の赤玉土と腐葉土を7:3くらいの割合で混ぜて用意しておきます。

 

ルバーブは大きく成長するので、鉢植え1つに1株を植えるようにしましょう。

地植えでしたら日当たりのよい場所に、土に腐葉土か堆肥を2~3割混ぜて、水はけがよくなるように、幅80cm、高さ10cmの畝を作っておいてくださいね。

 

前もっての土の準備、私もちょっと面倒だなーと思ってしまうのですが、前もってここをしっかりやっておくかどうかが後々影響するので、準備万端にしておきましょう。

苗を植えるときは、鉢植えには1株、地植えなら50cm~1mくらい間をあけて植えます。

さらに、株元に藁を敷いておいてあげると、害虫や病気の防止になります。

 

  • 水やり・肥料

水のあげすぎは根を腐らせてしまうので、注意が必要です。

夏場は枯れないように朝と晩の1日2回水をやりますが、それ以外の季節は土の表面が乾燥したら水をあげるようにしましょう。

肥料は野菜用の緩効性化成肥料を月1回くらいの頻度で株元にまいてあげると、元気に育ちますよ。

 

  • 害虫・病気

ルバーブにはアブラムシがつきやすいので、虫がついていないかこまめにチェックしましょう。

もしついていたら、霧吹きで牛乳を吹きかけて、乾いたら水で流すといいですよ。

 

春と秋は、葉が白く粉をふいたようになる、うどん粉病にかかりやすい時期です。

これはカビによるものなので、白くなった葉を見つけたら、他の葉にうつらないようにすぐに切り取りましょう。

 

  • 収穫

ルバーブは植えてから2年目に入って、株が充分に成長してから収穫するようにしましょう。

それまではじっと我慢です。

 

冬になるといったん枯れてしまいますが、大丈夫です。

根が残っていて、春になると芽が出てきます。

 

ここで1つコツを伝授。

芽が出てきそうになったら、10cmくらい盛り土をします。

そうすると茎が柔らかくなり、おいしく育てられます。

 

2年目の5月~6月にかけて、茎が50cmくらいに成長したら収穫します。

ルバーブは茎の部分だけが食べられます。

葉には有毒成分が含まれているので、絶対に食べないでくださいね。

 

こうして長い期間大切に育てたルバーブが収穫できたら、まず、作ってみたいのがルバーブジャム。

どうやって作るのでしょう?どんな味がするのでしょう?

期待が膨らんできますね。見て行きましょう。

 

関連記事

 

ルバーブジャムの作り方は?味や栄養、使い方も知りたい!

ルバーブには2種類あるのをご存知ですか?

茎が緑のものと赤いものがあるんです。

ジャムはそのどちらでも作れますが、赤いものは鮮やかな赤色に仕上がるので、よりおすすめです。

 

ルバーブジャムの作り方

<材料>

  • ルバーブ 500g
  • 砂糖 200g
  • レモン 1/2個

 

<作り方>

1.ルバーブは2cmくらいの長さに切り、30分ほど水にさらす。

2.レモンは汁を絞っておく。

3.水を切ったルバーブを鍋に入れ、砂糖とレモン汁と混ぜて1時間ほど置く。

4.ルバーブから水分が出たら、中火にかけ10~15分ほど灰汁を取りながら煮る。ルバーブが溶けてトロトロになったら出来上がり。

こうして簡単に作れるルバーブジャム。

甘酸っぱい味で、パンやヨーグルトはもちろん、お肉との相性もいいので、ハンバーグやステーキのソースにも使えますよ。

 

ルバーブジャムの栄養は?

ルバーブは美味しいだけではなく、食物繊維やビタミンC、葉酸、カリウムなどの栄養を豊富に含んでいるんです。

特に、カリウムの含有量が多いことで知られています。

カリウムには塩分排出効果があり、むくみや、高血圧、動脈硬化などの予防・改善が期待できます。

 

そして、ルバーブの和名はショクヨウダイオウともいいます。

ルバーブの根は漢方で下剤として使われる大黄(だいおう)なんです。

ですから、便秘にも効果があると言われています。

 

ただし、これには子宮を収縮させる作用があるため、
妊婦さんや産後の女性は摂ってはいけないとされていますので、注意してくださいね。

 

このように身体に嬉しい栄養を持つリバーブ。

ジャム以外にも使っていきたいですよね。

次はとっておきのレシピ、教えちゃいましょう。

 

関連記事

 

ルバーブのレシピ!ジャム以外の使い方は?

ルバーブの味の特徴はなんといってもその強い酸味です。

これを活かすのには何がいいか、いろいろ試した中で一番気に入っているのがこのルバーブドレッシングです。

酢の代わりにルバーブの酸味を利用したレシピです。

 

ルバーブドレッシング

<材料>

  • ルバーブ 20cmくらい
  • 砂糖 小さじ2
  • 塩 小さじ½
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 胡椒 少々

 

<作り方>

ルバーブをすりおろして、他の材料と混ぜるだけ。

砂糖の量は使ったルバーブの酸っぱさとお好みで加減してください。

 

赤、緑どちらのルバーブでも作れます。

赤や緑の色鮮やかなドレッシングになりますよ。

私は大根や白菜など白っぽい野菜のサラダや和え物によく使っています。

 

もう一つ、とっても簡単にできるルバーブのケーキもご紹介しますね。

ルバーブケーキ

<材料> 15×20cmの角型1つ分

  • ルバーブ 200g
  • 卵 1個
  • 砂糖 50g
  • 溶かしバター 30g
  • ヨーグルト70g
  • 薄力粉 70g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 砂糖 大さじ2 (仕上げ用)

 

<作り方>

1.ルバーブを1cmくらいの長さに切ります。

2.薄力粉とベーキングパウダーはあわせてふるいにかけておきます。
オーブンを200℃に予熱します。

3.ボールに卵を割り入れ、砂糖を入れてよく混ぜます。

4.3.に溶かしバターとヨーグルトを加えてよく混ぜます。

5.4.に、1.でふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加えて滑らかになるまで混ぜます。

6.クッキングシートを敷いた型に5.を流し入れ、上にルバーブをちらし、砂糖大さじ2を振りかけます。

7.6を200℃のオーブンで30分ほど焼けば出来上がり。

 

ルバーブのさわやかな酸味が楽しめるスイーツです。

ルバーブの形が残っているので、インスタ映えしますよ!

 

それでは、ルバーブについて最後に纏めましょう。

 

関連記事

 

まとめ

今回は、ルバーブの育て方やジャムの作り方、ジャム以外のレシピについてご紹介しました。

育て方のコツは、

  • 土の準備と植えてからの追肥
  • 春に芽が出てきたときに盛り土をする

ということでしたね。

 

ジャムは本当に簡単に作れましたね。お肉料理にもぜひ使ってみてください。

栄養面でもとても身体によい食材ですよ。

 

ルバーブのジャム以外のレシピは2つご紹介しましたが、もっと他にも使えそうで、私もまだまだ研究中です。

ぜひ、あなたもいろいろなスイーツやお料理に使ってみてくださいね。

 

おすすめ記事

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*