セルバチコとは?レシピのおすすめと育て方まで一挙ご紹介!

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セルバチコというハーブを知っていますか?

名前は聞いたことあるけれど詳しくは知らない、または食べたことはない、という方も少なくないかもしれませんね。

 

実はこのセルバチコ、様々なレシピに活用出来るうえに育成も簡単だって事、知ってました?

今回はセルバチコのおススメのレシピや、育て方について詳しくお伝えしていきます。

 

ぜひ最後までご覧くださいね。

セルバチコとは?ルッコラとは違うの?

セルバチコはゴマの風味が美味しく栄養価も高いので、とても人気のあるハーブです。

特にβ-カロテンやミネラル、更にビタミンを豊富に含んでいるため美肌効果を期待できるんですよ。

 

ワイルドルッコラとも呼ばれることもあり、同じようにゴマの風味がするルッコラと混同されがち。

ですが、セルバチコは原種にあたり、実は別の植物です。

 

ルッコラが一年草であるのに比べ、セルバチコは多年草のため家庭菜園などで植え付ければ毎年収穫が出来ます。

 

植物自体の強さと害虫の付きにくさからセルバチコのほうが育成は簡単で初心者にもおすすめなんですよ。

我が家のセルバチコも真夏と真冬以外は収穫が出来るので、ほぼ年間を通してお料理に使えてとっても助かっています。

 

便利でコスパの高いハーブと言えますよね。

 

ルッコラの葉は丸めで白い花を付けるのに比べて、セルバチコの葉の形はどちらかというとアブラナや水菜のようにギザギザしており、成長とともにギザギザが強くなります。

 

セルバチコは花も食べられるので、サラダやお菓子の飾り付けにすると可愛く仕上がります。

 

葉はルッコラよりも風味が強く、和名ではロボウガラシとも呼ばれるように生で食べるとピリッとした辛みを楽しめますよ。

この辛みは大根や辛子などと同じ辛み成分なので、抗がん作用や抗菌作用として効果を発揮します。

独特の風味だけでなく栄養もたっぷりのセルバチコは魅力的ですよね。

 

ルッコラと似た野菜ならばサラダで食べるようなイメージですが、どんなレシピに使えるのでしょうか?

セルバチコはルッコラよりも風味が強く、トマトやチーズなどのイタリアンの食材と合わせても相性が良いんですよ。

 

ここからはセルバチコを使ったレシピをご紹介します!

 

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セルバチコのレシピ!サラダやパスタなどがおすすめ?

セルバチコはどんなお料理に使うことが出来るのか、気になりますよね。

ルッコラのように生で食べると風味と辛みが効いていておすすめですが、生で食べる以外にも美味しく楽しむことができるんですよ。

 

ここからはセルバチコのゴマの風味や、ピリッとした辛みや苦味を活かしたおすすめのレシピを3つご紹介します。

 

セルバチコと生ハムのサラダ

【用意するもの・一人前】

  • セルバチコ 20枚ほど
  • 生ハム 3枚
  • レタス 2枚
  • オリーブオイル 大さじ2
  • レモン汁 適量
  • 塩 少々
  • ブラックペッパー 少々
  • 粉チーズ 適量

 

1.セルバチコ、レタスは軽く水洗いし、食べやすい大きさにカットしておきます。

2.生ハムも一口サイズにカットします。

3.オリーブオイル、レモン汁、塩、ブラックペッパーを混ぜ合わせ、ドレッシングを作ります。

4.ボウルに1~3を入れ、最後に粉チーズを振りかけたら出来上がりです。

 

お好みで野菜や生ハムの量は調節してくださいね。

 

次はとっても簡単なのに手が込んで見える、セルバチコを使ったパスタのレシピです

 

セルバチコとトマトのパスタ

【用意するもの・一人前】

  • セルバチコ 5枚程度
  • トマト 1個
  • ニンニク 1かけ
  • コンソメ顆粒 小さじ1
  • オリーブオイル 大さじ3
  • 塩コショウ 少々

 

それでは、作り方の手順の流れを詳しく説明しますね。

1.パスタを茹でる。

まずはパスタを分量外の塩と一緒に、商品の指定時間より1分ほど少なめに茹でておきます。

 

2.パスタを茹でる間に具材を切る。

次に具材をカットしておきます。ニンニクは皮をむいて輪切りに、トマトとセルバチコは粗めのぶつ切りにしておきましょう。

 

3.フライパンを中火で温め、オリーブオイルを入れる。

火を弱め、ニンニクをキツネ色になるまで炒めましょう。焦げ付かないように注意してくださいね。

 

4.3にトマトを加え、中火で炒める。

ぐつぐつと沸いてきたらコンソメ、塩コショウで味を整えます。

 

5.パスタと具材を混ぜ合わせる。

茹で上がったパスタとセルバチコを4に加えて、ざっくりと混ぜ合わせます。

パスタが伸びないよう時間をかけずにサッと和えてくださいね。

お皿に盛り付けたら完成です。

 

材料も少なく、手早くできるのに色々な味を楽しめるので、忙しい日のランチにはぴったりですよね。

 

次は少し珍しい和食寄りのレシピです。

セルバチコのマリネ風おひたし

【用意するもの・一人前】

  • セルバチコ 1束
  • オリーブオイル 大さじ1
  • レモン汁 少々
  • 白だし 小さじ1
  • ブラックペッパー 少々
  • 白ごま 少々

 

1.お湯を沸かし、沸騰したらセルバチコをさっと茹でる。
1分程で鍋から出して冷水にさらします。ヤケドに注意してくださいね。

2.冷えたら水気を絞り、5cm程度の食べやすい大きさにカットする。

3.カットしたセルバチコにオリーブオイル、レモン汁、白だしを合わせてよく和える。

4.器に盛りつけ、ブラックペッパーと白ごまを振りかけたら出来上がりです。

 

爽やかな辛みで、特に大人から大好評の一品ですよ。

 

イタリアンだけでなく、和食や付け合わせなど万能に活用できるセルバチコ。

これだけいろいろなレシピに使えるなら、セルバチコを自分で育ててみたいと思いませんか?

 

ここからはセルバチコの育て方についてお伝えします。

 

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セルバチコの育て方!地植えやプランターの栽培方法は?

セルバチコは育て方も簡単なので、家庭菜園初心者のかたにも安心です。

地植えやプランターによって育て方が異なる部分もありますので、まずは植え付けの方法から順番に見ていきましょう。

 

【苗の植え付け】

4月~5月の暖かい時期に植え付けます。

秋植えも可能ですが、苗が安定して大きくなる前に冬になってしまうのでなるべく春に植え付けるようにしましょう。

 

地植えで種をまく場合には、1センチ程の深さに種をまき軽く土をかぶせましょう。

種が小さいので流れてしまわないように気をつけながら、発芽までは土が乾燥したら水をやるようにしてください。

 

発芽したら小さい芽は間引きましょう。

 

【用土】

野菜用もしくはハーブ用の水はけの良い用土を使いましょう。

プランターの場合はそのまま使って構いません。

 

酸性の土では上手く育たないので、地植えの場合には予め石灰を混ぜこんで中性にしておきます。

 

【水やり】

乾燥にも多湿にも弱いので、基本は土が乾いたらたっぷりと水をやるようにしましょう。

春・秋は一日一回、夏は朝夕の二回の水やりがおすすめです。

 

【日当たり】

日陰でも育てることはできますが、美味しく育てるためには日当たりの良い場所で育てましょう。

地植えの場合、夏場に直射日光があたると傷んでしまうので日よけの寒冷紗を置くようにしましょう。

 

【肥料】

地植えの場合には用土だけで充分です。

プランターで育てる場合には少量の液体肥料を与えてください。

 

【剪定】

植え付けからひと月ほどで株が安定してきたら収穫が可能です。

長く収穫するためには、摘芯をして花を咲かせないようにします。

 

時間がたつと辛さが際立ち葉も固くなってしまうので、外側の葉からどんどん収穫していきましょう。

 

【害虫対策】

アブラムシが発生することがあります。

見つけたらなるべく早めに殺虫スプレーをして下さいね。

 

また、葉ものですのでアオムシがつくことがあります。

アオムシは葉を食べてしまうので、虫食い跡を見つけたら丁寧にアオムシを探し取り除くようにしましょう。

 

ほぼ年中収穫して楽しむことが出来るセルバチコ。

どちらかというと鉢植えのほうが日当たりや水分の管理が楽なので、賃貸で庭がないけれど家庭菜園に挑戦したいというかたにとってもおすすめです。

 

ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。

 

それでは、セルバチコについていろいろと書いて来ましたので、最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、セルバチコについてお伝えしました。

 

セルバチコはよく混同されがちなルッコラよりも辛みと風味の強いハーブです。

今回は3種類のレシピをお伝えしました。

料理に添えるだけでもぱっとお皿を華やかにしてくれてコスパが高く便利なハーブですよね。

 

地植えでもプランターの場合でも、多湿と乾燥に気をつければ初心者にも簡単に育てて収穫することができますよ。

あなたも年間を通して長く楽しめるセルバチコを育てて、活用してみて下さいね。

 

私もセルバチコでこんなの作ったよ!とか、育てる時にこうだった等の体験がありましたら、ぜひコメントをお寄せください。

待ってます^^

 

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