紫陽花(アジサイ)種類と見分け方!人気や珍しいのはどれ?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

紫陽花は6月~7月の梅雨時期にあちこちで見かける、日本では馴染み深い花ですよね。

そんな身近な紫陽花ですが、「紫陽花に似てるけど、これも紫陽花?」とか、「たくさん種類があって見分け方がわからない」と思ったことはありませんか?

 

実際に、紫陽花にはたくさんの種類があります。

それらの見分け方を知っていれば、どんな種類かがわかって楽しいですよ。

 

こちらではそんな紫陽花の種類と見分け方、そして人気の品種や珍しい品種についても詳しくお話していきます。

ぜひ最後までお読みくださいね。

紫陽花(アジサイ)の種類の見分け方は?

日本原産で古くから親しまれている紫陽花ですが、その種類はいったいどのくらいあるか知っていますか?

 

品種改良がすごい早さで進んで、今や2000種類ほどもあるんですよ!

品種改良された場所でざっくり分けると、日本で品種改良されたものと、海外で品種改良されて再び日本に入ってきたものに分かれます。

 

そして、咲き方や花びらの様子で大きく分けると3種類に分けることができます。

それらの見分け方についてお話しますね。

 

  • ホンアジサイ

てまり咲きといわれるように、まるい形状に咲くタイプ。

花のほとんどが装飾花と呼ばれるもので、いわゆる「紫陽花」というと、このタイプを思い浮かべる人が多いのでは・・・

 

  • ガクアジサイ

日本の原種がこのタイプ。

花の中央部分につぶつぶの両性花と呼ばれるものがあり、その周りにガクが変化した装飾花が額縁のようにある。

 

  • 西洋アジサイ

ホンアジサイが海外に渡り、品種改良されてより大輪で華やかな花を咲かせるようになったタイプ。

花びらがしっかりしていて、アンティークな色合いもある。

 

このように咲き方や花びらの様子で、3つの種類の見分け方がおわかりいただけましたか?

これから街路樹の紫陽花を眺める時、「これはどの種類かな」とじっくり観察するのも楽しいですよね。

 

さて、品種改良が進み2000種類もある紫陽花。

その中で人気がある種類ってどんなものがあるのでしょう?

 

お庭で育てたり、鉢植えをプレゼントする時のために知っておきたいですよね。

次では、紫陽花の種類の中で人気があるものをたくさんご紹介していきますね。

 

関連記事

 

紫陽花(アジサイ)の種類で人気なのは?

母の日はもちろん、様々な場面での花ギフトとしても大人気の紫陽花。

ではその中でも特に人気の種類ってどんなものがあるのでしょうか?

 

ここでは最近人気の種類をたくさんピックアップしてご紹介しますね。

 

  • テマリピンク

淡いピンクの八重咲きは優しい雰囲気で大人気!母の日ギフトにも人気です。

 

  • ポップコーン

花びらの外側から内側にくるんとまるくなった可愛い品種。

ポップコーンという名前のとおり、弾けているように見える花姿です。

 

  • ベニー

白い花びらに薄紫色のふちどりがされたような花姿は、品があって優しいイメージ。

 

  • コンペイトウブルー

淡いブルーの花びらに白いグラデーションの縁取りが施されていて、星のような形状はコンペイトウのような可愛らしさがあります。

 

  • ティンカーベル

装飾花が多くててまり咲きに見えるが、ガクアジサイの仲間。

装飾花の縁取りが小さくギザギザしていて、色合いも華やかです。

 

どれもネーミングを聞くだけで可愛いですよね。

こんな日本語を使った種類もありますよ。

 

  • 万華鏡

花の中心からすーっと広がった薄紫色のまわりには、白からほのかなグリーンのグラデーションが美しい。

色合いも花姿も、万華鏡をのぞいた時の華やかな雰囲気です。

 

  • 墨田の花火

いかにも日本人らしい名前が付けられた品種ですね。

八重咲きのガクアジサイで、すーっと伸びた装飾花がまるで花火のようです。

 

いかがでしたでしょうか。

人気の種類を知っておけば、お庭作りの時や紫陽花を贈る時も便利ですよね。

 

人気の種類を知ったら、ちょっと珍しい種類も知りたくなりませんか?

私はお花好きな方に、珍しい種類の紫陽花を贈って喜ばれたことがありますよ。

 

次ではそういった珍しい種類の紫陽花をご紹介しますね。

 

関連記事

 

紫陽花(アジサイ)の種類で珍しいのは?

2000種類もあるといわれる紫陽花。

そんな紫陽花で珍しい種類にはどんなものがあるのでしょうか?

 

ここではいくつかピックアップしてご紹介していきますね。

 

  • 大島緑花

一重咲きのとても美しいガクアジサイ。

伊豆大島が原産でこの名前がついた。

 

濃い青緑色の両性花は、おしべが長く飛び出してまるで花火のよう。

 

  • ツルアジサイ

つる性の珍しい紫陽花。

野山に自生するもので大きいものは15~20メートルになるものも。

 

花姿はガクアジサイに似ている。

 

  • 泉鳥

岐阜県で品種改良されたガクアジサイの仲間。

星のような形状で八重に咲く花姿もさることながら、色合いが魅力的。

 

全体的には白で、淡いイエローやブルーのグラデーションが神秘的です。

 

  • カメレオン

その名のとおり、日によって色がさまざまに変わっていくカメレオン。

中央にある両性花は淡いパステルカラーで可愛い。

 

さて、こんな感じで珍しい紫陽花もご紹介しましたが、白い紫陽花って見たことありますか?

 

よく見かける色としては淡い紫色やピンク、水色が多いのでは・・・

次ではちょっと珍しい白い紫陽花をご紹介していきますね。

 

関連記事

 

紫陽花(アジサイ)の種類で白いのは?

さて、淡い紫色やピンク、水色などが多い紫陽花の中で、白い種類ってどんなものがあるのでしょうか?

ここでは白い紫陽花についてご紹介しますね。

 

  • カシワバアジサイ

葉が柏の葉に似ている、アメリカ東部が原産の紫陽花。

他の紫陽花とは咲き方が違っていて、円錐形に花がつき、大きいものは20~30センチほどになります。

 

  • アナベル

西洋アジサイの仲間でアメリカで品種改良されたもの。

花はとても細かくて、直径15~20センチのまるい形状に咲きます。

 

上品でエレガントな雰囲気で人気があります。

 

  • シュガーホワイト

紫陽花は通常、土壌環境によって花の色が変わってきますが、シュガーホワイトはどんな土壌環境でも白い花を咲かせます。

花びらのふちがギザギザになっていて可愛く、人気があります。

 

珍しい白い紫陽花、見かけたらちょっと嬉しいですよね。

それでは同じくちょっと珍しい、小さい種類の紫陽花ってどんなものがあるのでしょうか?

 

次は小さい種類の紫陽花についてお話しますね。

 

関連記事

 

紫陽花(アジサイ)の種類で小さいのは?

たくさんある紫陽花の種類の中で、小さいものってどんなものがあるのでしょうか?

少しご紹介しますね。

 

  • コアジサイ

日本原産で東日本のみで自生する珍しい紫陽花。

普通より花の大きさがかなり小さく、3~5ミリの花がかたまって咲く。

 

おしべが飛び出していて、とても印象的です。

 

  • 紅大苗

ガクアジサイの仲間でヤマアジサイの一種です。

小さめで可憐な花姿で、咲き始めは白で徐々にピンク色に変化します。

 

紫陽花って、色や大きさ、雰囲気など、本当にいろいろあって魅力的なお花なんですね。

 

それでは、紫陽花の種類について、最後にまとめましょう。

 

関連記事

 

まとめ

今回は紫陽花の種類と見分け方、また人気の種類や珍しいものについてお伝えしました。

 

紫陽花の種類はとても多く2000種類もあるといわれますが、大きくは3つに分かれていて見分け方も簡単です。

その3つとは、ホンアジサイ、ガクアジサイ、西洋アジサイです。

 

紫陽花の中で人気の種類は、テマリピンク、ポップコーン、ベニーなど、華やかなイメージのものが多いです。

珍しい種類としては、大島緑花、ツルアジサイ、泉鳥などがあります。

 

白い種類ではカシワバアジサイ、アナベルなどがあり、また小さいタイプの種類ではコアジサイなどがあります。

このように様々な種類があり、珍しい品種もたくさんある紫陽花。

ぜひいろいろな種類を知って楽しんでみましょう。

 

あなたが育てた紫陽花の話もぜひ教えてくださいね^^

 

おすすめ記事

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*