プルメリアといえば、ハワイなどの南国で太陽の光を浴びて咲いている、明るいイメージの花です。
そのプルメリアの花言葉は怖いという噂を聞いたことはありますか?
明るいイメージとは対照的なので、かなり気になりますよね。
また、プルメリアには白やピンクなどの色がありますが、色別の花言葉の意味の違いはあるのでしょうか。
ここではプルメリアの花言葉は怖い?色別の花言葉の意味の違いはあるのか、についてお話していきます。
目次
プルメリアの花言葉は怖い?全般的にはどんな意味があるの?
プルメリアの花言葉は怖いのかという噂の真偽をお話する前に、プルメリアの全般的な花言葉にはどんな意味があるのか、見ていきましょう。
プルメリアの全般的な花言葉には「気品」「日だまり」「恵まれた人」「内気な乙女」があります。
「気品」はプルメリアの上品な色合いや花姿からつけられたとされます。
エレガントな香りからも「気品」が感じられることからつけられた花言葉です。
「日だまり」はまさに、南国の太陽をたくさん浴びて咲くプルメリアならではの花言葉ですね。
「恵まれた人」はプルメリアの花姿や美しい花びらが、容姿に恵まれた女性を表すとされてつけられた花言葉です。
「内気な乙女」はプルメリアのどこか控えめで恥じらいを感じる乙女のように見えることからつけられました。
そして、プルメリアの花言葉には怖い意味はないとされます。
プルメリアは国によっては墓場に植えられて急な葬儀の時に葬儀花として使われたり、棺に入れる花として使われたりします。
歴史の中では、芳醇な香りが死体の臭い消しとして使われたりしました。
そのため直接的に怖い花言葉はないのに、死者や葬儀から間接的に怖いというイメージが先行してしまったとされます。
日本で言うと葬儀によく使われる菊のような存在で、菊を見ると葬儀や仏花というあまり良いイメージがないのに似ているのです。
ここまでプルメリアの全体の花言葉や、怖い花言葉についてお話してきました。
それではプルメリアの色別の花言葉はどのようなものがあるのでしょう。
次ではそれについてお話しますね。
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プルメリアの色別の花言葉!ピンク・白・赤・黄などの意味は?
プルメリアにはピンク、白、赤、黄などさまざまな色がありますが、実は色別の花言葉は設定がないのです。
ですので、どの色のプルメリアにも全体の花言葉が当てはまります。
ここからは色別のプルメリアの種類についてお話していきます。
- ピンク 「ディバイン」
ピンクの花びらで中心がイエローのグラデーションになっています。
ハワイではよく見かける品種です。
- 白 「シンガポールホワイト」
白い花びらで中心がイエローのグラデーションになっています。
プルメリアの代表的な品種で、こちらもハワイでよく見かけます。
- 赤 「スコットプラット」
深い深紅の花色で、香りもスパイシーで個性的です。
茎から花までの形状が日本の提灯に似ていることから、「ジャパニーズランタン」とも呼ばれます。
- 黄 「セラダイン」
花びらの大部分が鮮やかな黄色で、端の部分が白のグラデーションになっています。
花も大きく香りもとても良く、明るい色合いで華やかさも抜群です。
ハワイでは「レイ」とも呼ばれて、生花で作られる首飾りに使われる品種です。
このようにプルメリアはどの色どの品種も、「気品」や「日だまり」など全体の花言葉が似合うのがよくわかりますね。
ここまではプルメリアの色別の種類についてお話してきました。
それでは、プルメリアをよく見かけるハワイやタイの花言葉とその由来はどのようなものがあるのでしょうか?
次ではそれについてお話します。
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プルメリアのハワイやタイの花言葉と由来は?
日本でのプルメリアの花言葉は今までお伝えしてきたとおりですが、プルメリアのハワイやタイの花言葉とその由来はどのようなものがあるのでしょうか?
ハワイ独自の花言葉というのは特に存在しないので、英語の花言葉が当てはめて使われています。
プルメリアの英語の花言葉は、「beauty 美」「charm 魅力」「grace 上品」です。
これらの花言葉は、プルメリアの美しい花姿や香りの素晴らしさからつけられたとされます。
日本の花言葉とかなり近い意味のものばかりですよね。
やはり日本でも英語圏でも、プルメリアから感じ取れる気品や美しさ、魅力は共通しているのです。
それではタイでのプルメリアの花言葉はどうでしょう。
タイではプルメリアの花言葉については特に設定がないとされています。
しかしプルメリアの名前について興味深いエピソードがあります。
タイではプルメリアのことを「ラントム」と呼ぶのですが、これがタイ語で「苦しみ」と同じ響きなのです。
そのためタイではプルメリアのことを忌み嫌っていました。
しかしタイ王室のシリントーン王女が、この花の美しさを国民に伝え広めたいという思いで、新しい名前をつけました。
それが「リーラー・ワディー」という「優美に歩く女性の姿」の意味を持つ名前です。
その新しい名前が広まってからは、タイではプルメリアを好む人が増えたとされています。
では、そんなエピソードを持つプルメリアには風水的な意味はあるのでしょうか?
また誕生花もあるのか、そのあたりを次でお話しますね。
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プルメリアの風水的な意味は?誕生花もあるの?
美しいプルメリアを部屋に飾るだけで気分が良くなりそうですが、風水的な意味はあるのでしょうか。
実はプルメリアは風水的にとてもよい花です。
その美しい花姿だけでなく、甘く芳醇な香りが良い気をもたらすとされます。
特に人との関係性、家族との関係性を良くする効果があると言われます。
ぜひプルメリアの風水的な力を借りて、家族や周りの人との関係を良くしたいですね。
プルメリアは1月27日の誕生花になっています。
プルメリアの開花時期は6~10月なので、1月は手に入りにくいかもしれません。
誕生日にプルメリアをプレゼントしたいなら、プルメリアのアロマオイルや雑貨、造花も喜ばれるでしょう。
ここまでプルメリアの花言葉や色別の品種についてお話してきました。
それではプルメリアを贈り花にする時に人気の品種はどのようなものがあるのでしょうか?
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プルメリアの人気品種は?
では、プルメリアを人気品種をご紹介します。
贈り花としてプレゼントする際の参考にしてくださいね。
- 「シンガポールホワイト」
白い花びらで中心がイエローのグラデーションのシンガポールホワイトは、プルメリアを代表するほど人気のある品種です。
上品な色や花姿、芳しい香りも大人の女性にプレゼントするにはぴったりです。
「気品」という花言葉とともに、いつまでも美しく魅力的な女性でいてほしいという思いを込めてプレゼントしてみてください。
- 「セラダイン」
明るい黄色の花色と芳醇な香りは、華やかで元気でいたい人にはおすすめです。
「日だまり」という花言葉どおり、太陽のような存在の人、いつまでも元気でいてほしい両親や目上の方への贈り花にぴったりです。
- 「ハワイアン・イエロー」
この品種も白い花びらに中心がイエローで、ハワイで一般的によく見られる品種です。
名前にハワイアンとついているので、ハワイが大好きな人にプレゼントすると喜ばれますよ。
- 「ドナルド・アンガス」
花びらの色が開花とともに赤からピンクに徐々に変わっていく品種です。
「恵まれた人」という花言葉にぴったりな、容姿に恵まれた美しい女性にプレゼントすると喜ばれるでしょう。
それでは、プルメリアの花言葉について最後にまとめましょう。
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まとめ
今回はプルメリアの花言葉についてお話しました。
プルメリアの全体の花言葉は「気品」「日だまり」などです。
プルメリアの花言葉に怖い意味があるという噂は嘘で、葬儀花に使われたことで怖いイメージになったとされます。
プルメリアの色別の花言葉は存在せず、どの色にも全体の花言葉を使うことができます。
ハワイのプルメリアの花言葉は日本と共通点が多く、タイにはプルメリアの花言葉は存在しません。
プルメリアは風水的に人間関係を良くする効果があり、誕生花は1月27日です。
プルメリアを贈り花にする時は、花言葉を生かして贈る相手に合った色合いを選ぶとよいです。
贈り花にする時は参考にしてくださいね。
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