ルピナスの花言葉は怖い?育て方や寄せ植え等のポイントは?

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ルピナスというお花をご存知でしょうか?

カラフルな円錐形のお花はとても美しいのですが、そんな美しいルピナスの花言葉は怖い、というのは本当なのでしょうか?

 

いろいろな噂が気になるルピナスを実際に育ててみたい、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、ルピナスの花言葉や育て方、増やし方寄せ植えなどのコツ等をお伝えします。

最後に、ルピナスが大きくならない!枯れる!等のお悩みについても触れて行きますのでお楽しみに。

ルピナスとは?花言葉が怖いってどういうこと?

ルピナスはどんなお花なのでしょうかか?

 

和名をハウチワマメという、マメ科ルピナス属(ハウチワマメ属)のお花で、品種によって一年草のものも多年草のものもあります。

ノボリフジという別名がありますが、これは小さな蝶のような花が、藤の花を逆さにしたような円すい状に咲く様子から名付けられました。

 

4月下旬から6月に咲く花の色は白やオレンジ、ピンク、紫、黄色などさまざま。

一つ一つは小さなお花ですが、先ほどお話ししたように、藤の花のようにまとまって咲くので、とても大きく美しく見えます。

 

そんな美しいルピナスの花言葉が怖い、というお話を聞いたことがありますか?

 

ルピナスの花言葉は「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」「あなたは私の安らぎ」です。

「前向きな言葉が多くてあまり怖くないような…」と思われる方が多いかもしれませんが、「貪欲」だけはちょっと違いますよね。

 

ヨーロッパではかつて、ルピナスの豆は食用や薬用に利用されていました。

食べると心が明るく穏やかになったり、想像力が高まる、という俗信があったので、「想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」という花言葉になったんです。

 

また、ルピナスという花名は、ラテン語でオオカミを意味する「lupus」に由来しています。

オオカミが生育するような荒地でも、栄養を吸収して育つルピナスの姿から名付けられています。

 

「貪欲」の花言葉もこの性質に由来しているので、貪欲に食糧を得るオオカミのイメージから「ルピナスの花言葉は怖い」というお話しが生まれたようですよ。

 

荒地でも育つ、ということはとても丈夫で育てやすいということですよね。

 

・・・ということで、続いてはルピナスの育て方について詳しくご紹介していきます。

 

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ルピナスの育て方!種まきや水やりや切り戻しのコツは?

ルピナスは、種から育てることもできます。

ただ、種まきについては「増やし方」で詳しくお話しますので、ここでは苗から育てる方法について、お伝えしていきますね。

 

【栽培環境】

ルピナスは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。

地植えするときには、砂地のようなところでも問題なく育ちますよ。

 

また、寒さに強く、暑さに弱いので、寒冷地では宿根性になります。

温暖な地域では夏に枯れてしまうことがありますので、一年草として楽しんでくださいね。

 

【植え付け】

一般的には、春になると苗が流通し始めるので、3月頃に購入した苗を植え付けます。

後でお話しする種まきをしたときには、10〜11月に植え付けましょう。

 

【用土】

水はけと通気性、適度な水もちのいい土を好みます。

鉢植えで市販の草花用土を使う時には、軽石やパーライトを1割程度混ぜてあげましょう。

 

地植えする時は酸性土壌を嫌うので、よく耕して苦土石灰と腐葉土をすき込んでおきましょう。

 

【肥料】

元肥として、植え付け時には「緩効性肥料」を与えておきます。

生育期の春に、地植えに場合は緩効性肥料を、鉢植えの場合は液体肥料を追肥として与えます。

ただし、多肥を好まないので、少なめでOKです。

 

【水やり】

もともと乾燥気味を好み、多湿を嫌いますので、水は乾いたらたっぷりあげるようにしてください。

ただし、乾燥させすぎると、葉が黒くなったり、シワシワになって枯れてきてしまいます。

夏場など、乾燥が続くときには注意してくださいね。

 

【病害虫】

特にかかりやすい病気やつきやすい虫はいません。

ただ、多湿で弱ることがあるので、梅雨時など長雨が続く時には雨避けをするといいですよ。

 

【剪定】

花がら摘みを兼ねた剪定をすると、長くお花が楽しめます。

花の穂全体の花が咲き終わったら、お花の咲いていた茎ごと切り取るようにします。

 

早めに剪定することで、脇芽が伸びてもう一度お花を楽しむことができますよ。

切り花としても楽しめるお花なので、私は少し早めに切って、花瓶にさして楽しんでいます。

 

ところで、ルピナスは剪定をしないでそのままにしておくと、種が取れるんです。

その種で来シーズンものルピナスのお花を楽しんでみませんか?

 

次は、ルピナスの増やし方、種の採取方法やまき方についてお話していきます。

 

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ルピナスの増やし方!種まき等のコツやポイントは?

ルピナスは種で増やすことができます。

種は市販されてもいますが、せっかくですのでご自分で育てたお花から種を採取してみましょう。

 

6月に入った頃、ルピナスの最後のお花を剪定しないでそのままにしておきましょう。

マメ科のルピナスは花が咲いた後に枝豆のようなちいさな鞘ができ、7月中旬~下旬ころになると、乾燥して茶色くなります。

 

乾燥したら収穫時なので、鞘ごと採取して、中から種をとりだしましょう。

数ミリの小さな種なので、見やすいように白い紙の上などで取り出すといいですよ。

 

すぐにまかない場合は、紙袋など通気性のいいものにいれて涼しいところで保管してください。

一年草タイプのルピナスは9月上旬ころ、多年草のタイプは6月に種まきをします。

 

マメ科の種は固いので、一晩水につけておいてからまきましょう。

 

また、移植を嫌うお花なので、ポットなどに2,3粒ずつまき、種の大きさの2倍を目安にしっかり覆土します。

発芽まで20日ほどかかりますので、それまでは乾かさないように水をあげながら、明るい日陰で管理してください。

 

一つのポットで2,3本、芽が出てしまった時には間引いて1本にし、本葉が4,5枚でて苗がしっかりしてきたら、【植え付け】と同じように定植してください。

 

さて、鉢植えや地植えなど、さまざまなところで楽しめるルピナス。

小さな花がまとまって咲く姿は存在感があるので、寄せ植えの主役にもぴったりなお花です。

 

次は、ルピナスを寄せ植えにするときのコツやポイントについてお伝えしていきます。

 

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ルピナスの寄せ植え!コツやポイントは?

円すい形にまとまって咲くルピナスのお花は、とても目を引くので、春から初夏にかけての寄せ植えの主役にぴったりなんです。

 

また、ルピナスはお花だけでなく、深い切れ込みが入った葉も花のような形で可愛らしいです。

そのため、寄せ植えにするときにはその形も活かしてあげましょう。

 

ルピナスの花の穂や葉の形と対照的な雰囲気のブルーデージーやユリオプスデージー、イベリスなど、あまり草丈が大きくならず、小さなお花のものと組み合わせると相性がいいです。

 

もちろん、春の寄せ植えの定番、パンジーやビオラ、プリムラなどと組み合わせても素敵です。

 

ルピナスの大きな葉を引き立てる、グレコマやアイビー、ハツユキカズラなど、ツル性のグリーンと合わせてもいいですよ。

私はルピナスの葉の色が引き立つように、白い斑入りのグリーンと組み合わせるのがお気に入りです。

 

また、ルピナスは種類によって、20cm程度の草丈のものから1m近くまで育つお花なので、作る寄せ植えによって品種を選んでくださいね。

 

そんな寄せ植えの主役にもぴったりなルピナスですが、上手く育たなかったり枯れたりすると悲しいですよね。

 

そこで、最後にルピナスが大きくならない、枯れてしまうなどの原因と対処法についてご紹介します。

 

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ルピナスが大きくならない!枯れる!その原因と対処法は?

ルピナスが大きくならない、枯れてしまうなどには、どんな原因があるのでしょうか?

 

まず、ルピナスが大きくならない原因で考えられるのが、日照不足です。

特に苗の状態のときに日当たりが悪いと、ひょろひょろとした姿になってしまい、大きく生長しなくなります。

 

日当たりの良いところで育てることで、しっかりとした苗になり、大きく育ちますよ。

 

また、花壇やコンテナなどで並べて植えているときに、間を詰めすぎていると、蒸れたり日当たりが悪くなって、生長しにくくなります。

花壇などでは30cm間隔、コンテナなら45cm幅のもので3株を目安にしてくださいね。

 

ルピナスが枯れてしまう原因で最も多いのが、暑さです。

 

寒さに強く暑さに弱いルピナスは、多年性のものでも日本の高温多湿の夏は耐えられないことがあります。

なので、温暖な地域では鉢植えにして、夏は木陰などの涼しいところに移動してあげると良いです。

 

寒冷地では逆に、鉢植えで植えっぱなしにしておくと根詰まりを起こして枯れてくることがあります。

2,3年に1度は、一回り大きな鉢に移してあげてくださいね。

 

それでは、ルピナスについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回はルピナスの花言葉や育て方、寄せ植えのコツなどについてお伝えしました。

 

マメ科ハウチワマメ属のルピナスは、4~6月に白やピンク、紫などの小さな花が円すい状にまとまって咲きます。

花言葉は「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」「あなたは私の安らぎ」でしたね。

 

日当たりと水はけのよいところに3月か10~11月に元肥を与えて植え付け、水は乾いたらたっぷり与えます。

花がら摘みを兼ねた剪定をお忘れなく。

 

ルピナスは種を採取して、9月上旬にまいて増やすことができます。

寄せ植えは大きな花穂や葉が際立つブルーデージーやイベリスなどと相性抜群です。

 

日照不足で大きくならなかったり、暑さで枯れることがあるのでご注意。

 

花色も豊富で育てやすいルピナスは、お庭や花壇、寄せ植えなどさまざまなところで主役になってくれるお花です。

ぜひお気に入りの色や大きさの種類を見つけて、育ててみてください。

 

あなたが育てたルピナスのことも、ぜひコメントお待ちしています^^

 

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