朝顔(アサガオ)支柱の立て方!セリア等100均でOKなの?

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朝顔を育てるにあたって、支柱の立て方をご存じでしょうか?

中には支柱なしでも育つなんて噂を聞いて、「朝顔って支柱とか関係ないの?」と分からなくなった方もいるかもしれませんね。

 

今回は、そんな朝顔の支柱は必要なのか?
いつ、どうやって立てるのか?

など、時期や上手な立て方について詳しく解説します。

 

ダイソーやセリア等の100均を活用した支柱や、竹や棒を使った手作りの支柱なども紹介しますよ。

最後に、ツルが支柱以上に伸び過ぎた場合の対処法もお伝えしますのでお楽しみに!

朝顔(アサガオ)は支柱なしで育つ?

朝顔と聞くとほとんどの方が、支柱やネットなどに絡みつきながらも上へ昇っている姿をイメージすると思います。

ですが、支柱なしでも育つのでしょうか?

 

実は、朝顔を支柱なしで育てると、綺麗に育たず枯れてしまうこともあるんです。

朝顔のツルは上へ昇る性質があるので、近くに何もなければぐんぐんツルを伸ばして壁やフェンス、樹木などを探します。

 

それでもツルを絡ませるものがなければ、朝顔自身の茎やツル同士が絡まるんです。

朝顔自身の茎やツル同士が絡まると、お互いに生育を邪魔し合い、光合成も十分にできなくなってしまいます。

 

その結果、ツルばかり伸びて絡まった朝顔は、花をあまり咲かせることなく枯れてしまうんです。

最近では、ツルがあまり伸びない朝顔や、ハンギングバスケット用にツルが昇らず枝垂れる品種もありますが、基本的には朝顔には支柱が必要になります。

 

朝顔は支柱の立て方によってツルの広がり方が変わり、花姿の印象が変わる植物なんですよ。

 

朝顔を存分に楽しむために支柱が必要なことが分かったら、その支柱はいつ立てれば良いのか気になりませんか?

支柱の高さなど立て方のコツについてもお話しします。

 

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朝顔(アサガオ)の支柱はいつ必要?高さなど立て方のコツは?

朝顔の支柱は、本葉が5〜6枚になりツルが伸びてくるタイミングで設置しましょう。

ツルの伸びは非常に早いので、このタイミングの前に支柱を立てておかないと、巻き付ける作業が大変になるので注意が必要です。

 

支柱の立て方は、「地植え」と「プランター」で変わります。

 

【地植え】

地植えは根をぐんぐんと広げることができるので、ツルが伸びやすく朝顔も大きくなりやすいです。

特にツルが伸びて大きくなりやすい西洋朝顔は、地植えのときには高さのある支柱が必要になります。

 

そのため支柱よりも以下の2m以上のガーデニング資材3つがおすすめです。

 

1:アーチ

2:トレリスやラティスなどの格子

3:ネット

 

地植えの場合は、後から設置するのではなく、苗をあらかじめ設置されたガーデニング資材の近くに植えることがポイントです。

 

1:アーチ仕立て

ツルバラや藤など大型のツルを巻きつけるのに適したアーチですが、地植えの朝顔にもおすすめです。

特に大きくなりやすい西洋朝顔は、美しいアーチを作ってくれます。

 

2:トレリスやラティスなどの格子仕立て

金属製や木製の格子を使用することで、朝顔の目隠しを作ることもできるんですよ。

格子全体にツルを這わせるためには、2~3回ツルを切り、脇芽から伸びるツルを増やすことがポイントになります。

 

3:ネット仕立て

地面からお家の窓や屋根部分までネットを張ることで、朝顔のグリーンカーテンを作ることができます。

朝顔の葉が、カーテンの役割をしてくれて光を和らげたり、隙間を通る風を冷やしたりする効果もあるんですよ。

 

それでは、プランターの仕立て方はどうでしょう?

 

【プランター】

地植えと違い、プランターには土の容量に限界があり、根の広がりが制限されます。

そのため、朝顔のツルの伸び方は地植えに比べると小さくなるんです。

 

以下の1mほどのガーデニング資材3つを使用して仕立てるのが良いでしょう。

 

1:行灯支柱

2:らせん支柱

3:アーチ支柱

 

それぞれ、プランターに収まるサイズを使用するので、ベランダなどの省スペースでも楽しめます。

 

1:行灯仕立て

プランターの4隅に支柱を挿して、麻ひもやワイヤーなどを高さ15~30㎝間隔で巻き付けると完成です。

その支柱や紐に伸びたツルをプランターを真上から見て、左巻きに巻いてあげましょう。

 

そうすることで、朝顔のツルが綺麗に伸びていくんですよ。

行灯仕立ては、最初から行灯の形になっている行灯支柱を使用すると簡単に仕立てられます。

 

2:らせん仕立て

らせん仕立てとは、一本の支柱を朝顔の近くに挿して、その支柱を中心にらせんに巻いたワイヤーを取り付ける仕立て方です。

支柱の頂点でワイヤーを止めることで、朝顔の上にらせんのワイヤーが円錐状に浮いている状態になります。

 

そのワイヤーにツルを這わせることで、ワイヤーに沿ってぐるぐると昇っていく姿はとても可愛いです。

 

3:アーチ仕立て

地植えのように、大型のアーチではなくプランターに入る幅のアーチ支柱を使用します。

そのアーチ支柱をプランターの大きさに合わせて挿し込むことで、アーチ型の仕立てができるようになるんですよ。

 

朝顔の地植えやプランターの支柱の時期や立て方が分かったけど、できれば安く楽しみたいと思いますよね。

そこで、100均で販売されている資材を朝顔を育てるのに使用できるのか気になりませんか?

 

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朝顔の支柱!ダイソーやセリア等の100均でOK?

初めて朝顔でガーデニングをする方にとって、プランターや支柱などをガーデニング専門店で揃えることは、金銭面的にもハードルが高いですよね。

そこで、100均でも朝顔を育てるのに使える道具を紹介します。

 

【そのまま使用できるもの】

1:支柱

2:行灯支柱

3:アーチ支柱

4:トレリス

5:ラティス

6:ガーデンネット

 

ダイソーやセリアのガーデニングコーナーには、豊富な商品があります。

いずれもプランターでのツル植物に使用できるものですが、100均のものは支柱が細く折れやすかったりサイズが異なっていたり規格にバラつきがあるんです。

 

そのため、支柱はなるべく太いものや大きさが揃っているものを選んで使いましょう。

 

【販売しているパーツで作る方法】

ダイソーやセリアなどの100均のガーデニングコーナーでも、十分に道具を揃えることはできますが、少し野暮ったい印象がありますよね。

そんな時は、ガーデニングコーナー以外の商品をパーツとして少し組み合わせることで、ガラッと印象を変えることができます。

 

1:カラー麻ひも

2:カラー針金

 

ガーデニングコーナーにある通常の麻ひもや針金よりも、裁縫コーナーなどにあるような色付きの麻ひもや針金を朝顔の色に合わせて揃えて使用するとおしゃれになるでしょう。

 

ダイソーやセリアなどの100均でも道具を揃えることができることが分かりましたね。

でも、中には、100均で安く済ませるのもいいけど、せっかくなら自然の竹や棒でおしゃれにオリジナルの支柱を作ってみたいという方もいるでしょう。

 

自然の竹や棒を使った仕立て方をお話ししますね。

 

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朝顔の支柱を手作り!竹や棒でおしゃれに仕立てるには?

プラスチックの棒ではなく、自然の竹や棒で支柱を手作りする場合は、直径が6㎜ほどの細めのものを準備しましょう。

太い場合は、支柱が安定しなかったり曲げにくかったりするためです。

 

自然の竹や棒は人工物ではないので、それだけでも朝顔の支柱の代わりに使用するとおしゃれになります。

プランターの場合は4隅に竹や棒を挿し頂点を麻ひもで結ぶことで、鳥かごのような形になり、おしゃれな仕立てが可能です。

 

また、竹や棒をじゃばらに重ね合わせることで、格子を作ることができます。

自然の風合いや曲がりを感じられる格子に朝顔を這わせてもおしゃれに楽しむことができるでしょう。

 

ポイントは、自然の棒や竹を使うため、人工の針金や結束バンドを使用しないことです。

麻ひもやシュロ縄などのような自然物を使用した紐を使用することで、自然の雰囲気を壊さずに朝顔をおしゃれに楽しめますよ。

 

地植えの場合は、太めの竹や棒を使い楽しみましょう。

 

さて、これまでの内容を元に支柱を立てれば、朝顔を綺麗に育てられると思いますが、支柱以上に、ツルが伸びた時はどうしたらよいのか悩むこともあると思います。

そんな時の対処法についてお話しましょう。

 

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朝顔の支柱が足りない!超えるほど伸びた場合の対処法は?

プランターでも地植えでも、想像以上に朝顔のツルが伸びてしまうこともあるでしょう。

支柱以上に伸びてしまって、そのままにしているとツル同士が絡まり、生育にも見た目にも悪くなってしまいます。

 

そんな時は、以下の2つの対処法のどちらかを行うと良いでしょう。

 

1:さらに長い支柱を足す

2:支柱以上に伸びたツルを切る

 

【1:さらに長い支柱を足す】

足りない長さ以上の支柱を新たに加えて巻き付かせることで、そのまま伸びて綺麗に花を咲かせることができます。

しかし、プランターではあまりにも長い支柱の場合は、倒れる危険性もあるので気を付けましょう。

 

【2:支柱以上に伸びたツルを切る】

長い支柱を追加することができない場合は、思い切って伸び過ぎたツルは切ってしまいましょう。

そうすることで、朝顔の下の脇芽から新しいツルが伸びて、下から巻き付き昇ってきます。

 

その結果、さらに花が増えて、朝顔を楽しむことができますよ。

 

それでは、朝顔の支柱について、最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、朝顔の支柱の立て方についてお話しました。

 

朝顔は基本的には、支柱なしでは育つことができないので、必ず上へ巻き付いて昇れる支柱を用意しましょう。

プランターの場合、朝顔の本葉が5~6枚になりツルが伸び始めるころ、支柱を立てます。

 

地植えなら、アーチやトレリスなどの近くで育てると良いです。

使用する支柱は、ダイソーやセリアなどの100均でも使用することはできます。

 

ただ、地植えには少し小さいので、プランター用として使いましょう。

細めの自然の竹や棒で、鳥かご型に組んだりジャバラ状に組み合わせたりすることで、おしゃれな支柱を自作できますよ。

 

朝顔のツルが伸び過ぎて、支柱が足りない場合は、「新たに長い支柱を足す」「伸び過ぎたツルを切る」どちらかで対応しましょう。

朝顔の支柱を上手に使って、朝顔を美しく仕立ててくださいね。

 

あなたの朝顔のお話も、ぜひコメントお待ちしていますよ^^

 

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