パキラの花言葉と育て方!植え替えや挿し木等のポイントは?

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パキラは有名ですが、花言葉はあまり知られていないかもしれません。

 

実は、パキラはすごく縁起の良い花言葉を持っているため、贈り物としても人気が高いんですよ。

100円ショップでも手に入るくらいポピュラーな観葉植物で、名前を知らなくても「あ、これ!」とすぐに分かると思います。

 

また、初心者でも育てやすく、入門編としても手に取りやすい観葉植物の1つでもあるんです。

定番の観葉植物だからこそ、育て方や管理の方法などを覚えてみませんか?

 

ここでは、パキラの育て方や植え替え、挿し木のコツなどをご紹介します。

パキラとは?花言葉にはどんな意味がある?

太い幹が真っ直ぐに伸び、5枚から7枚の光沢のある葉を持つ「パキラ」。

濃い緑色の葉は天空を目指すように数本伸びています。

 

幹の下部分がぷっくりと膨らんだものから、3、4株の幹がねじれているタイプもあり、どんなお部屋にも合うシンプルな観葉植物なんです。

中南米原産でアオイ科パキラ属に分類される常緑樹でもあります。

 

パキラって、花をつけないイメージですよね。

ですが、条件が揃えば6月か7月頃に白やピンク、赤色の雄しべを持つ白い花をつけることもあるんですよ。

 

ただし、それは種から育てた株だけということは覚えておきましょう。

残念ながら、販売されている株ではほとんど見ることができません。

 

ところで、そんなパキラの花言葉をご存知ですか?

寒さや乾燥に強く、生命力に溢れている姿から「快活」という花言葉を持っています。

 

貧しい村の人々が「パキラ」の株を売って貧しさから抜け出せた、という言い伝えからきている「勝利」や「幸運を呼ぶ」なんていう花言葉もあります。

そこから「発財樹」「Money Tree」という縁起の良い別名もついているんですね。

 

しかし、逆に「不幸を運んでくる」なんていう噂まであるとか。

根拠はありませんが、植物も生きています。

 

命があるものだから粗末に扱わないで、という意味が込められているかもしれませんね。

 

だからこそ、パキラを元気に育てたいと思いませんか?

続いては、育て方のコツをお教えします。

 

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パキラの育て方!室内と屋外で違うってホント?

「パキラ」は室内でも室外でも育てることができます。

 

室内の場合は窓越しの日光が当たる場所で。

直射日光が当たる場所は日焼けを起こすことがあるので注意が必要です。

 

パキラを育てるには、明るい日陰がベストポジションなんです。

室外で育てる場合も、直射日光の当たる場所はできるだけ避けて下さいね。

 

葉が茶色く焼けてしまう原因になります。

軒下や遮光ネットで直射日光を避けると良いですね。

 

「パキラ」は中南米の温かい場所が原産のため、気温が5度以下になってしまう時期は室外で育てるのはやめましょう。

 

また、パキラは「水やり」も時期によって頻度が変わります。

生育期は5月から9月。この時期は3日に1回のペースでお水を与えてあげて下さい。

 

乾燥が早いようであれば2日に1回など、土の表面を確認して頻度を変えるのもコツです。

生育が緩やかになる10月から4月は、4日から1週間くらいに1回で十分なんです。

 

ただ、あまりにも冷たい水を与えると株が弱ってしまうので、水の温度には注意してくださいね。

時期に関係なく、あげるときはたっぷりと。受け皿に溜まった水は捨ててください。根腐れの原因になりますので。

 

葉の乾きにも注意が必要です。

あ、乾いているな~と感じたら、ホコリや汚れを取るように、霧吹きをかけてあげてください。

 

4月から10月までは、パキラの成長も早いので、栄養も必要になってきます。

10日から15日に1回、栄養補給をしてあげましょう。

 

普段上げているお水に液体肥料を入れて、水やりして下さいね。

 

液体肥料はメーカーによって希釈が変わるので、注意して下さい。

固形肥料の場合は、幹から少し離れた所に置いて下さい。

 

水やりをするとゆっくり溶けて根に届きますので、2ヶ月に1度を目安にしてくださいね。

10月以降は生育が緩やかになるので、肥料はお休みです。

 

水やりと肥料をマスターしたら、今度は形を整えてあげましょう。

 

初心者でも育てやすい丈夫な「パキラ」は成長も早いため、定期的に剪定が必要なんです。

放置していると葉が伸びすぎたり、茂りすぎて重さに耐え切れずポキッと折れちゃった!なんてことも。

 

通気性が悪くなったり、栄養が取れなくなったりするので成長の妨げにもなってしまうんです。

5月から6月くらいには剪定をして、形を整えてあげましょう。

 

剪定するときは、幹や枝の表面にある節のような「成長点」を意識し、2cmくらい上をチョキンと切ります。

成長を止めたい場合はこの成長点の下を切ってしまいましょう。

バランスをみながら形を整えてあげてくださいね。

 

形を整えてあげたら、「パキラ」も元気に成長していきます。次は植え替えをして、もっと元気になってもらいましょう。

 

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パキラの植え替え!失敗しないためのポイントは?

パキラの見た目やバランス、葉の色、水の染み込みが悪くなってきたら、植え替えの合図です。

 

パキラの植え替えは生育期の5月から9月が最適です。

ただ、暑い日は避けて下さいね。逆に株が弱ってしまうんです。

 

2年から3年に1回、成長が早い場合は1年に1回植え替えをしましょう。

 

植え替えの方法をお教えします。

 

まずは、一回り大きな鉢を用意し、数日前から水やりを控えておいてください。

準備ができたら、植え替えをしてみましょう。

 

最初に、鉢からパキラを取り出し、古い土を落とします。

次に、黒くなってしまった根をハサミで切り、新しい根は残しておきます。

 

そして、鉢に3分の1程土を入れ、パキラを戻します。

隙間には肥料が少ない小粒の赤玉土を入れてくださいね。

 

肥料が入っていると根を弱めてしまうことがあるので入れないようにしてください。

最後はたっぷりと水を与えて、明るめの日陰で休ませてあげます。

 

1、2週間くらいすると、「パキラ」も新しい環境に慣れてくるので、日常のペースに戻してあげましょう。

窮屈な場所から抜け出して、「パキラ」も伸び伸びと育ってくれるはずですよ。

 

さて、このような感じで育て方を覚えたら次は「パキラ」を増やしてみませんか?

続いて、増やし方についてご説明しましょう。

 

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パキラの挿し木!増やし方のコツやポイントは?

パキラは結構簡単に増やすことができるんです。

その方法は、挿し木です。

 

5月から9月の生育期は根が生えやすいので、剪定した枝を利用して増やしてみましょう。

1番簡単でおすすめなのは、水をはったコップや花瓶に、切った枝を挿しておくだけ、という水耕栽培という方法です。

 

その際、発根促進剤を入れてあげると、1週間から10日くらいで根が生えてきます。

水も1日から3日おきに交換してあげて下さい。

 

水の交換を忘れてしまうと、カビや菌が繁殖してしまうので、生育の妨げになってしまいます。

1ヶ月から2ヶ月くらい経つと、根が十分に生えてきます。

 

そしたら、鉢に植えてあげて下さいね。

もちろん最初から土に植えて増やすこともできますが、水耕栽培の方が手間もかからず、根が生えてきているのを確認できるので、おすすめです。

 

ところで「パキラ」を上手に育てているつもりでも、いつもとちょっと様子が違う。

葉がしおれてしまったり、茶色くなってしまったり、なんて経験はありませんか?

 

最後に、そんな時の原因と対処法を紹介します。

 

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パキラの葉が枯れる!原因や対処法は?

枯れる原因は様々ですが、大きく分けると3つあります。

 

原因1、水の与え方

水が不足すると葉が垂れ下がったり、シワシワになったりします。

逆に与えすぎてしまうと根が腐ってしまい、葉が黄色く変色したり、幹を触るとなんだか柔らかいなんてことも。

 

土の表面を確認して、水の与え方を工夫してあげて下さいね。

 

原因2,光が当たる状態

他にも、光が当たる状態によっても葉が枯れてしまうことがあります。

 

光が当たりすぎると、葉先が茶色く変色します。

そういう時は茶色の部分をハサミでカットしてしまいましょう。

 

ハラハラと葉が落ちてしまう場合は日照不足が原因です。

枝もヒョロヒョロと間延びして、なんだか見た目が不恰好になってしまいます。

 

葉や株のの状態を見ながら、日向に置いたり、明るい日差しに移動したりと様子見てあげて下さいね。

 

原因3、置き場所

パキラは中南米原産。寒さにはあまり強くありません。

 

気温が5度以下になってしまう地方だと葉が色あせて、葉を落としてしまうんです。

温かい場所に移動してあげましょう。

 

また、風の通りが悪かったり、蒸れた場所に置いていると抵抗力が弱くなってしまうことがあります。

そうなると、病気や害虫に対する抵抗力が落ちてしまうんです。

 

害虫は目でも確認できます。

ハダニやコナカイガラムシなどは、葉の裏に隠れていることがあるので、注意して見てくださいね。

 

害虫がいたら、虫の駆除剤を吹きかけ退治してしまいましょう。

 

葉が色あせたり白いゴミのようなものが点々とある場合は病気かもしれません。

病気になってしまうと回復が難しくなってしまうので、健康な部分を切り、挿し木などで新たに株を育て直しましょう。

 

そんなことにならないよう、葉の表や裏を時々確認して、早目に対処して上げて下さいね。

 

それでは、パキラについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は「パキラ」についてお伝えしました。

 

「パキラ」の花言葉は「快活」や「勝利」など、縁起の良い意味があります。

育てる時は、時期に合わせて水を与える頻度を変えたり、肥料を適切に与えたりして、管理しましょう。

 

葉っぱが生い茂ってきたり、水の吸収が悪くなってきたら植え替え時期の合図。

植え替えのポイントは、古い根を切って、一回り大きな鉢に移してあげることです。

 

挿し木は水耕栽培がオススメです。

初心者でも簡単に増やすことができます。

 

葉が枯れる原因には水の与え方、光の当たり方、置き場所の3つの要因がありましたね。

 

「運」を運んでくれるパキラを家に迎え、いつまでも元気でいられるよう大切に育ててくださいね。

元気に育つ「パキラ」を見ていたら、「運気」を上げてくれる気がしませんか?

 

あ、そうそう。あなたのパキラのお話もぜひ教えてくださいね^^

 

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