ユッカ(青年の木)という観葉植物を知っていますか?
ギフトとしても人気の高い「ユッカ」。
「青年の木」とも呼ばれ、誰もが目にしたことのある定番の観葉植物の一つです。
種類も数多くあり、その中でもお気に入りの「ユッカ」を選んで、部屋に飾るのも楽しいですよね。
丈夫で育てやすいとは言っても、イマイチ育て方や植え替えなどが分からない、気がついたら葉が枯れていた…なんてこともあるかもしれません。
今回は、ユッカ(青年の木)の種類や育て方、植え替え等のコツについて詳しくお伝えします。
目次
ユッカ(青年の木)とは?種類はたくさんあるの?
まずは、ユッカって名前は良く聞くけど、どんな植物なの?と思っている方もいるでしょう。
ユッカとは真っ直ぐ上に伸びて、尖った長い葉をつけるのが特徴の一度は目にしたことのある、あの観葉植物です。
堂々としたその樹形から別名「青年の木」とも呼ばれます。
年に2回、春と秋に葉っぱの間から長い茎が伸びてきて、鈴のような大きな白っぽい花をつけるんですよね。
「ユッカ」はリュウゼツラン科イトラン属(ユッカ属)に分類され、北米の乾燥地帯が原産の樹木。
背丈は30センチから150センチ、約50種類もあると言われていて、葉っぱの色がユニークなものまで様々なんです。
日本で良く見かけ馴染みのある「ユッカ」の一つは「エレファンティペス」。
象の足に似ている株でどっしりとした雰囲気を持っています。葉に白い班が入っている種類もあります。
「アロイフォリア」という「ユッカ」はギザギザの葉がアロエに似ていることから名付けられました。
低木で葉っぱが柔らかな「フィラメントサ」は、葉同士が擦れる糸状の繊維(フィラメント)が出てくるのが特徴。
冬になると緑から紫へと葉の色が変わる「ディスメティアーナ」は、定番の「ユッカ」と比べるとお値段は高め。
人とは違う個性的な一品を探している人にはおすすめです。
ここでは紹介しきれない程種類が多いので、インテリアに合わせて自分の好みで選ぶのも楽しみの一つですよ。
ところで、自分好みの「ユッカ」を選んだら、愛着も湧いてきますよね。
いつまでも長く楽しむにはどうしたらいいの?という方もいるでしょう。
・・・ということで、次に管理方法をご紹介しますね。
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ユッカ(青年の木)の育て方!水やりや剪定等のやり方は?
自分好みの「ユッカ」を選んだら、いつまでも元気な姿を見ていたいですよね?
そのための基本はやはり「水やり」!
「ユッカ」はもともと乾燥地帯原産のため、湿気に弱く乾燥に強い植物。
なので、水の与え過ぎは厳禁なんです。
日差しの強い夏場でも、毎日水を与えるのはNG。土を触って乾いているなと感じたら、たっぷりお水を与えてくださいね。
下から水が出てくるくらいたっぷり。受け皿に溜まった水は捨ててしまいましょう。
根腐れやカビの原因になります。
逆に冬場は水の吸収率も下がるため、1週間に1回か2回が目安。夏場と同じようにたっぷりと与えてください。
5月から6月はユッカの成長期になります。
葉も生き生きとしているこの時期、形をキレイに保つために剪定しちゃいましょう。
葉を確認し、傷んでいる部分はカット、密集している部分は根元から数枚切り落とします。
間延びしている?と感じたら、思い切って枝元からザクっととってしまいましょう。
枝を切った時はバイ菌が入らないように癒合剤を塗ってあげてください。
回復を促してくれます。剪定した後は、たっぷりの日差しを与えてください。
ところで、ユッカがどんどん成長してきたら、今度は鉢が窮屈に感じてきませんか?
そしたら植え替えにチャレンジしてみましょう。
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ユッカ(青年の木)の植え替え!失敗しないためのポイントは?
管理の仕方が分かってくれば、あともう少し。
今度は植え替えをして、もっと元気にしちゃいましょう。
植え替えの時期は、1年から2年に1回です。
成長してくると根も成長してくるため、鉢の中でギュウギュウになって息苦しそうな感じになってしまいます。
そこで、一回り大きめの鉢を用意して、植え替えを始めていきます。
作業をしやすくするために、植え替え前は水やりを控えてくださいね。
まず最初にやることは、鉢から外して根をほぐすことです。
根が成長しすぎると、小さな鉢の中で根が腐ってしまうので気をつけてくださいね。
古くなった根を約3分の1くらいのところで切り落としてしまいましょう。
古くなった土も落とし、用意した鉢に植え替えます。
新しい環境に移った後、慣れるまでの間は「ユッカ」もストレスを感じているはず。
受けたストレスを和らげるため、あまり日の当たらない涼しい場所で少しの間お水を与えずに休ませてあげてくださいね。
一週間くらいを目安として、水やりを再開しましょう。
その際、たっぷり与えてあげてくださいね。
さて、ユッカの育て方に慣れてきたら、今度は増やしてみるのはどうでしょうか?
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ユッカ(青年の木)の挿し木!増やし方のコツやポイントは?
ユッカを増やしていくには挿し木という方法があります。
日本では「ユッカ」の花に受粉を促す「ユッカ蛾」が生息していないため、実をつけることはありません。
そのため、挿し木が一番の方法になります。
剪定した時に、落とした枝は捨てずに土や水に挿しておきます。
そのため、挿し木の時期は剪定の時期と同じ、5月から6月が適しています。
用意した鉢に鉢底ネット、鉢底石、土、そして水やりをして準備をしましょう。
土は肥料の入っていない赤土などを選んでくださいね。
肥料に雑菌が混じっていると、知らず知らずに菌が繁殖してしまい、根が生えずそのまま枯れてしまうことがあるんです。
挿し木の切り口に発根促進剤を塗ったら、指で土に穴を開け、枝を挿し土を被せます。
再度水を与えて、日陰で休ませてあげましょう。
根が出てくるまでは、土を乾燥させないように気をつけてください。
さて、このようにユッカライフを楽しんでいても、ある日突然見つけてしまう茶色に枯れてしまった葉っぱ。
こんなに大切にしているのに・・・なんて悲しくなってしまうこと、ないですか?
そこで、最後に、その原因と対処法についてお伝えしましょう。
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ユッカ(青年の木)の葉が枯れる!原因や対処法は?
ユッカの葉が枯れてしまう要因はいくつかあります。
水を与え過ぎてしまったり、逆に、少なかったり。
与えすぎると根腐れがおこり、乾燥しすぎると葉っぱがカラカラ乾いた状態になってしまいます。
土を触ってどちらが原因なのかを判断してください。
また、葉が細くヒョロヒョロしてしまった場合は、日光不足が原因かもしれません。
光が足りないからといっていきなり強い光を当てるのは逆効果です。
今まで少なかった光が突然当たり始めると「ユッカ」もびっくりしてしまいます。
なので、カーテン越しから光を当て、徐々に慣らしてあげてくださいね。
もちろん、寒さも枯れる要因の一つです。
室温が3度以下になってしまうと葉に元気がなくなってしまいます。
部屋の中でも温かい場所に移動し、水やりも少し控えめにして様子を見てください。
それでは、ユッカについて最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、人気の観葉植物「ユッカ(青年の木)」についてお伝えしました。
真っ直ぐ上に伸びてトゲトゲの葉をもつ「ユッカ」は種類も豊富。
育て方は、土が乾燥してきたらたっぷりのお水を与えて、年に一回は剪定。
形を整え自分好みの姿に変えてみましょう。
成長してきたら、植え替えをします。
ユッカは挿し木で増やせます。
葉が枯れてきた!という時の原因や対処法もお伝えしましたね。
手間をかけて育てたら愛着も湧いてきます。
大切にできるひと鉢を見つけてあなたの「ユッカ」ライフを楽しみましょう。
あなたのお宅のユッカの話も、ぜひコメントしてくださいね^^
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