人気の観葉植物モンステラの植え替えの時期や方法をご存知ですか?
モンステラはとても成長の早い観葉植物なので、植え替えが必要なんですよ。
根っこは切っちゃダメという噂を聞くことがありますが、本当なのか気になりますよね。
今回は、モンステラの植え替え時期と方法、根っこを切ってもいいのかダメなのか、という真偽についても説明いたします。
最後に、植え替えを失敗しないための重要ポイントもお伝えしますのでお楽しみに!
目次
モンステラの植替え時期は?
モンステラは想像以上に成長が早く、適切な時期に植え替えを必要とする観葉植物なんです。
長い間同じ環境にいると、土の養分がなくなってしまったり、水はけが悪くなってしまったりと、モンステラにとっては良くない環境を作ってしまうことになるんですよ。
そのため、根が成長しすぎて、狭い鉢の中で窮屈になり、根詰まりや根腐れを起こしてしまうんです。
環境をリセットするためにも、モンステラの植え替えをしていきましょう。
2年から3年に一度植え替えをしてあげてくださいね。
生育期の4月から6月くらいは、根を傷めてもすぐに回復してくれるので、この時期に植え替えをしてあげましょう。
35度の猛暑が続く本格的な夏は、株への負担が大きくなるので、避けてください。
生育期ではない寒い時期に植え替えをすると、株への負担がかなり大きくなってしまいます。
根を傷めてしまうと回復することができなくり、株が弱ってしまうので、この時期の植え替えは避けてくださいね。
植え替えをする時に必要になる土や鉢ですが、初めての時は迷ってしまいますよね。
どんな土や鉢を選んだらいいのか、次にご紹介します。
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モンステラの植え替え!使用する土や鉢の大きさは?
モンステラの植え替えをするための土にも気を配る必要があるんですよ。
初心者には、ガーデニングショップなどで売られている「観葉植物用培養土」がオススメなんです。
数種類の土がブレンドされているので、自分で配合する手間がはぶけて便利です。
培養土には、肥料が入っているものと入っていないものがありますが、肥料が入っていない土がオススメ。
肥料が入っていると、植え替えで傷ついた根に負担がかかってしまうんですよ。
肥料が必要かな?と思うのであれば、植え替えた後に、ゆっくり効いてくれる「緩効性肥料」を与えてあげてください。
元気に育っている場合は、肥料がなくても大丈夫なので、植え替え後のモンステラをみてから判断してみてくださいね。
自分で配合してみたい!と言う方は、赤玉小粒土7に対してピートモス3の配合がベストです。
ピートモスの代わりに腐葉土でもOKですが、害虫やカビが発生することがあるので注意が必要になります。
その点、ピートモスは水コケが堆積したものなので、水はけも良く、無菌、ピートモス自体も軽いので、使いやすいですよ。
土が用意できたら、次は鉢を選んでいきましょう。
鉢は、一回り大きな鉢を用意してくださいね。
モンステラは成長が早いから、といって大きな鉢に変えてしまうと、根が分散してしまい、株を支えられずに倒れてしまう場合があるんです。
また、鉢は深めのものを用意してください。
素材はイタリア産の高温で焼かれたテラコッタや素焼きの鉢をオススメします。
テラコッタや素焼きは通気性が良く、また深めの鉢は重さがあるので、転倒防止になるんですよ。
柄や形は、インテリアに合わせて自分好みのモノを選ぶと、いつまでも大切に育てていけるので、お気に入りの鉢を探してみてくださいね。
土と鉢が用意できたら、植え替えをしていきますが、その時に根っこは切っちゃダメという噂がありますが本当なのでしょうか?
続けて見て行きましょう。
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モンステラの植え替え!根っこは切っちゃダメって本当?
モンステラの根っこは切ったらダメという人がいますが、そんなことはないんですよ。
根っこを切ったら弱ってしまうのでは?切っても大丈夫?と不安に思うことがあるかもしれません。
変色していたり、引っ張ると切れてしまうような腐っている根を残しておく方が、モンステラにとっては良くないので迷わず切ってしまいましょう。
傷んだ根を切ることによって、植え替えの後に根っこが成長しやすくなったり、次の根っこも生え易くなるんです。
鉢から飛び出してしまっている根っこも切ってしまいましょうね。
鉢いっぱいに根っこが張り巡らされていると、水はけが悪くなり、根っこも腐りやすくなるので、切ってしまっても問題ないんです。
根っこを整理するつもりで、元の量から半分くらい切ってしまっても大丈夫なんですよ。
では、植え替えはどうやってやるのでしょう?
次では初心者にも分かりやすくモンステラの植え替え方法を、お教えいたしますね。
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モンステラの植え替え方法!手順を分かりやすく解説します
植え替えの方法をお教えしていきますね。
1・ひと回り大きな鉢と観葉植物用培養土、鉢底用の石と鉢の底に敷くネットを用意します。
準備として、植え替え予定のモンステラの水やりを控えて置きましょう。
水やりを控えることによって、土が乾燥し、鉢からモンステラを取りやすくしてくれるんです。
2・鉢の底にネットを敷き、鉢底石を入れ、土を鉢の3分の1程入れておきます。
3・鉢からモンステラを取り出します。
根が張り巡らされているモンステラは鉢から取り出す時になかなか抜けないことがあるんです。
力任せに抜いてしまうと、根が傷ついてしまうことがあるので、抜けない場合は無理に抜かず、鉢を数回叩いてからゆっくりと抜いていきましょう。
4・モンステラの根についた土をほぐします。
根を傷めないように、ほぐすようにして土を取り除いていきます。
何年か使用した土は古くなっているので、3分の1くらい落としてしまいしょう。
5・根の整理をします。
古くなった根や腐った根を迷わず切っていきましょうね。
6・鉢の中心にモンステラを置き、バランスをみながら土を入れていきます。
割り箸などを使って根と根の隙間を埋めるように土を入れてくださいね。
この時、根を傷つけないように注意しましょう。
7・水やりをして完成です。
水やりをした時に、土が沈んでしまうことがあります。
その時は、土を足してから、また水やりをしましょう。
植え替えの後はモンステラにもストレスがかかっています。
2〜3週間程は風通しの良い、明るい日陰で休ませてあげ、土が乾燥したら水をあげてくださいね。
植え替えの方法をご紹介しましたが、初心者は失敗するかも、と不安になるかもしれません。
そこで最後に、植え替えを失敗させないコツやポイントをご紹介いたします。
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モンステラの植え替えを失敗させないためのコツは?
モンステラを育てていくために、植え替えは欠かせない一つです。
成長しすぎて、鉢の中でぐるぐる巻きになってしまうと、水はけも悪くなり、根腐れや根詰まりを起こしてしまいます。
そのため、植え替え時に鉢からモンステラを取り出したら、古くなった根はちゃんと切ってあげることも大切なんです。
古い根や腐った根を残しておくと、生育の妨げになってしまい、株が弱ってしまったり、新しい根が生えてくるスペースがなくなってしまうこともあるんですよ。
土に気を配ることも忘れないでくださいね。
初めて植え替えをするのなら、観葉植物用培養土がオススメです。
植え替えの時期も大切で、生育期の4月から6月くらいに行い、猛暑日が続く真夏や気温が低くなる冬の間は避けてくださいね。
モンステラに負担がかかってしまい、植え替え後に回復ができず弱ってしまいます。
上記のようなコツを抑えると、植え替え後に株が弱ってしまうことなく、植え替えを成功させることができますよ。
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まとめ
今回は、モンステラの植え替え時期と方法等についてお伝えしました。
モンステラの植え替え時期は、生育期の4月から6月。
植え替えの土や鉢は、観葉植物用培養土を使用し、通気性の良いテラコッタや素焼きの鉢を使いましょう。
根っこは切っちゃダメという噂がありますが、切ってOK。
植え替えの手順は、ひと回り大きな鉢に、鉢底にネットと石、土を入れ、モンステラを鉢にセット。
最後にたっぷり水を与えます。
失敗させないコツは、生育期に観葉植物用の培養土を使用して植え替えること。
インテリアとして存在感たっぷりのモンステラだから、もっと生き生きと育ってもらうために、ぜひ植え替えをしましょう。
あなたのが植え替えしたモンステラの話も、ぜひ教えてくださいね^^
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