早春に一斉に花が咲き、春の訪れを感じさせてくれるクロッカス。
そんなクロッカスの花言葉の中に、怖い意味の花言葉があるというウワサを耳にしたことはありますでしょうか。
全般的な花言葉の他にも、色別や英語、韓国語の花言葉で意味が違うのか気になっている方もいるでしょう。
今回は、そんなクロッカスの花言葉について詳しくご紹介いたします。
最後に、クロッカスの誕生花や人気の品種についてもお伝えしますので、楽しみにお読みくださいね！
目次
クロッカスの花言葉は怖い？全般的な意味について
クロッカスの花言葉の中に、怖い意味の花言葉があるというウワサはご存知でしょうか。
クロッカスの可愛らしい花の姿からは想像できない方も多いでしょう。
しかし、クロッカスの全般的な花言葉には、ちょっぴりドキッとさせる花言葉が存在します。
そんなクロッカスの全般的な花言葉は、「切望」、「青春の喜び」、「あなたを待っています」、「裏切らないで」です。
「切望」、「青春の喜び」、「あなたを待っています」はポジティブな印象の花言葉であるのに対し、「裏切らないで」はネガティブな印象の花言葉であると言えます。
この花言葉は、ギリシャ神話に由来しています。
美少年として有名だったクロッカスは、羊飼いの娘スミラックスと恋に落ちましたが、神々は二人の結婚を許しませんでした。
クロッカスは絶望のあまり自らの命を絶ち、残されたスミラックスは深く悲しみました。
それを見た花の女神フローラは、二人を哀れみ、二人をそれぞれクロッカスの花とスミラックスの花に変えたとされています。
この神話から、「裏切らないで」という花言葉がつけられたと推測されます。
悲恋の話にちなんでおり、意味が分かると怖いというよりも切ない花言葉のように感じられますね。
また、「あなたを待っています」の花言葉も、この神話にちなんでいます。
贈り物としてプレゼントする際は、同じような意味でもポジティブな印象の花言葉の方を選んで添えてあげるといいかもしれませんね。
「切望」の花言葉は、春を待ち望む様子から、「青春の喜び」の花言葉は、ヨーロッパにおいて春の訪れを告げる花とされてきたことからつけられたとされています。
開花によって春を告げる、クロッカスらしい花言葉だと言えるでしょう。
では、クロッカスの全般的な花言葉は分かりましたが、色別ではどのような花言葉があるのでしょうか。
続いては、クロッカスの色別の花言葉について詳しくご紹介します。
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クロッカスには全般的な花言葉とは別に、色別の花言葉が存在します。
それぞれ色ごとに詳しくご紹介いたしましょう。
・紫
紫色のクロッカスの花言葉は、「愛の後悔」です。
ネガティブな印象の花言葉ですが、この花言葉も前の章でお伝えしたギリシャ神話に由来しているとされています。
恋人や好きな人に贈り物としてプレゼントするのは避けた方が無難かもしれませんね。
・黄色
黄色のクロッカスの花言葉は、「私を信じて」です。
由来は明言されていませんが、小さいながらも力強くはっきりとした色合いの黄色い花を咲かせるクロッカスのメッセージのようにもとれますね。
プロポーズなど愛の告白の時に贈るのも素敵ですよ。
・赤、白
赤色、白色のクロッカスの花言葉は、存在しません。
花言葉をつけるのであれば、全般的な花言葉が当てはまります。
赤色や白色のクロッカスを贈る際は、全般的な花言葉の中からポジティブな花言葉を選んで添えてあげると良いでしょう。
このように、クロッカスは色別の花言葉でもポジティブな花言葉とネガティブな花言葉が存在するため、贈る際は花言葉を確認してから選ぶようにすると間違いないですよ。
ところで、日本だけでなく世界中で愛されているクロッカスですが、英語の花言葉は何というのか気になりますね。
続いては、クロッカスの英語の花言葉についてお伝えします。
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クロッカスの英語の花言葉と由来
クロッカスの英語の花言葉は、
・youthful gladness(青春の喜び)
・cheerfulness(上機嫌、元気)
になります。
youthful gladness(青春の喜び)は、前の章でもお伝えした通り、ヨーロッパで古くから春の訪れを告げる花とされてきたことにちなんでいます。
cheerfulness(上機嫌、元気)は、由来は明言されていませんが、クロッカスが春の訪れを告げ、春が来たことで嬉しい気持ちになることからこのような花言葉がつけられたのかもしれません。
どちらの花言葉もポジティブな花言葉ですので、英語圏の方にクロッカスを贈る際も特に注意することはないでしょう。
英国では、クロッカスはバレンタインの時期に咲くため、「聖バレンタインの花」とも呼ばれています。
ヨーロッパのバレンタインではよく花が贈られるので、バレンタインに恋人や好きな人にクロッカスを贈ってみてはいかがでしょうか。
さて、日本語と英語のクロッカスの花言葉は分かりましたが、韓国語の花言葉もあるのでしょうか。
次の章では、クロッカスの韓国語の花言葉についてお伝えします。
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クロッカスの韓国語の花言葉と由来
クロッカスの韓国語の花言葉は、特筆してありません。
花言葉をつけるのであれば、
청춘의 기쁨(青春の喜び)
흥미로운(上機嫌)
절망(切望)
となります。
韓国語圏の方にクロッカスを贈る際は、このような花言葉を込めて贈ることを伝えると良いかもしれませんね。
ちなみにですが、韓国では男性が女性に花束を贈ることはよくあるそうですが、男性に対して花束を贈ることはあまりなく、喜ばれないそうですよ。
クロッカスが贈り物にも向いていることが分かりましたね。
誕生花がクロッカスである方に、クロッカスの花を贈るのも素敵ですよ。
さて、クロッカスの花言葉についてたくさんお伝えしてきましたが、大切な人へのプレゼントという意味では「誕生花」という見方もありますよね。
そこで最後に、クロッカスの誕生花と、プレゼントに人気の品種についてお伝えします。
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クロッカスは、
- 1月3日
- 1月5日
- 1月21日
- 1月31日
- 2月6日(黄色)
- 2月24日
- 4月7日
の誕生花になります。
クロッカスの開花時期に近い早春の時期が誕生花となっていますね。
もし大切な人の誕生花がクロッカスでしたら、ポジティブな花言葉である黄色のクロッカスを贈ってみてはいかがでしょうか。
鮮やかな黄色のクロッカスは、可愛らしく見る人を元気にさせ、喜ばれること間違いないですよ。
それでは、クロッカスでプレゼントに人気の品種についてご紹介いたしましょう。
・イエローマンモス
2月～3月に黄色い花を咲かせる大輪種です。人気があり、入手しやすい品種です。
・クリームビューティー
2月頃にクリーム色の花を咲かせる早咲き種です。パステルカラーで優しい色合いが人気です。
・クロッカス・シーベリィ トリカラー
2月～3月に、花の先端が紫色、中間が白色、花弁の付け根とシベが黄色の、三色が合わさった花を咲かせます。フォトジェニックな見た目で人気があります。
前の章でもお伝えしましたが、贈り物としてクロッカスをプレゼントする際は、紫色のクロッカスは避けた方が無難でしょう。
黄色のクロッカスの花言葉は「私を信じて」ですので、愛の告白や恋人との記念日に贈ったりすると良いですね。
誕生花がクロッカスである方へのプレゼントの場合は、「上機嫌、元気」の花言葉を添えて、いつまでも元気でいてほしいと願いを込めて贈っても素敵ですよ。
それでは、クロッカスの花言葉について最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、クロッカスの花言葉についてお伝えしました。
クロッカスの全般的な花言葉の中には、怖いというより切ない花言葉がある。ギリシャ神話の悲恋の話に由来している。
紫色のクロッカスにはネガティブな印象の花言葉、黄色のクロッカスにはポジティブな印象の花言葉がつけられている。
クロッカスの英語の花言葉はポジティブな印象の花言葉。英国では「聖バレンタインの花」とも呼ばれる。
クロッカスの韓国語の花言葉は特筆してない。ポジティブな印象の花言葉を添えて贈ろう。
クロッカスは早春の誕生花。贈る際は黄色のクロッカスを選ぶと無難。
クロッカスの花言葉の中には、悲恋の物語に由来しているものもあり、切ない気持ちになりますね。
しかし、ポジティブな印象の素敵な花言葉もあり、贈り物にも向いています。
花言葉と一緒に、大切な人にクロッカスを贈ってみてはいかがでしょうか。
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