マーガレット種類と育て方!増やし方や寄せ植え等のコツは?

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マーガレットと聞くと、真っ白い花に中央が黄色い可愛い花を多くの方が思い浮かべると思います。

 

しかし、マーガレットには、たくさんの花色や姿形の種類があり、花壇や鉢植えでガーデニングを楽しませてくれるんですよ。

 

今回は、マーガレットの種類や育て方、増やし方、寄せ植えの作り方について詳しく解説します。

最後に、枯れる原因とその対処法についてもお話していますので楽しみにお読みくださいね。

マーガレットとは?種類や開花時期は?植えっぱなしOKなの?

マーガレットは、白い一重の花びらに中心が黄色の可愛らしい花が有名ですね。

しかし、花色は白以外にも、黄色やピンク、クリーム色、赤色など豊富です。

葉っぱは切れ込みの多いギザギザの葉ですが、花は非常に可愛らしく鉢植えや花壇植えに人気があります。

 

そんなマーガレットは種類も豊富。

花姿も一重以外にも、八重咲き、ポンポン咲き、たんぽぽ咲きなど変化に富んでいるんですよ。

開花時期は、半耐寒性多年草で11月~5月と冬から春にかけてです。

 

ところで、マーガレットには植えっぱなしでOKという噂があることはご存じでしょうか?

 

実は、マーガレットは環境への適応力が高い花です。

そのため、関東以西の寒さであれば耐えることができ、花壇などの戸外でも植えっぱなしで育つんですよ。

 

しかし、関東以北では寒さに耐えることができないため、ほったらかしはNG。

地植えの場合、鉢に植えなおして室内の日当たりの良い場所に移動させる必要があります。

 

つまり、地域によって植えっぱなしOKの場合と、そうじゃない場合があるということなんですね。

 

ところで、マーガレットがどんなお花なのかが分かって来ると、やはり育ててみたいと思いますよね?

続いては、マーガレットの育て方のコツをお伝えしましょう。

 

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マーガレットの育て方!植え付けや切り戻しなどのコツは?

マーガレットは、環境適応力が高いので育てやすい花ですが、環境に慣れるまでに育てるポイントがあるんですよ。

順を追ってお話しますね。

 

【植え付け】

マーガレットは、開花期の11月~5月頃に園芸店などで苗が販売されます。

この花は根が伸びるスピードが早く根詰まりしやすいので、購入した苗の根が詰まっていないか植え付け前に確認しましょう。

 

もし、根詰まりをしていたら、軽く根をほぐして植え付けることがポイントです。

 

【用土】

マーガレットは水はけのよい肥沃な土を好みます。

鉢植えの場合は、市販の園芸用のお花の土で良く育つので安心してくださいね。

 

地植えの場合、土が粘土質や砂のような土の場合は、植え付けても良く育ちませんので土壌改良が必要です。

植え付ける前に、腐葉土などの堆肥をしっかりと土にすき込んであげましょう。

 

また、マーガレットは酸性の土を嫌いますので、地植えの場合は石灰を撒き、土壌酸度を調整してあげることも上手に育てるポイントです。

 

【水やり】

マーガレットは、乾燥気味を好みます。

開花期である11月~5月は、土が乾いたら鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと水やりして、真夏の暑い7月~9月は水やりは少なめにして乾燥気味に育てましょう。

 

鉢植えに水やりを行う場合は、受け皿に水を溜めないように、こまめに捨ててください。

受け皿に水を溜めておくと、土が乾燥せずに根腐れの原因になるので注意が必要です。

 

この花は真上に向かって咲くので、花の上から水やりをすると、花に水玉ができてしまいます。

花に水玉の跡が残り、美観が損なわれるだけでなく、病気の原因にもなりますので、水やりは株元から行いましょう。

 

【肥料】

マーガレットは、開花期が長いので肥料を好みます。

植え付け時に、ゆっくり効く緩効性の肥料を土に規定量混ぜ込んであげましょう。

 

花を次々に咲かせるためには、緩効性肥料だけでは肥料分が足りないです。

なので、二週間に一回即効性のある液体肥料を水に溶かして「水やり代わり」に与えてください。

 

ただし、その際に規定量以上に濃くしたり、液体肥料を与えすぎると葉が黄色くなり、葉が落ちる原因になるので、与えすぎには注意してくださいね。

マーガレットは暑さに弱いので、この時期は肥料を与えないようにしましょう。

 

真夏に肥料を与えると枯れる原因になるので、注意が必要です。

 

【剪定】

マーガレットは草丈が30~100cmと、草花としては大きくなりやすい植物です。

そのため大きくなり始めたら、形を整えるように真夏に入る前に全体の半分の大きさで剪定しましょう。

 

暑さに弱いマーガレットは、真夏に剪定してしまうとそのまま枯れ込むことがあるので、5月~7月の真夏前に剪定するのがポイントです。

開花期に次々咲く花の花後は、花の付け根から摘んであげることで、すぐに次々花が咲いてきますよ。

 

マーガレットは種が付きにくいので、花後をそのままにしても種子の収穫が難しいので、次々摘み取って花姿を綺麗にしてあげると良いです。

花後をこまめに取り除くことで、病害虫の発生の抑制にもなりますよ。

 

【冬越し】

マーガレットは半耐寒性植物ということで、ある程度寒さに強いので、関東以西では戸外では植えっぱなしで冬越しが可能です。

しかし、関東以北の寒さや雪が厳しい地域では、戸外の冬越しは難しいでしょう。

 

その場合は、冬は室内の明るい窓際などに移動して管理する必要があります。

地植えの場合は、11月前に掘り上げて鉢に植え替えると良いでしょう。

 

春に最低温度が15℃以上になり始めたら、戸外に出して管理すると遅霜にも当たらずにスムーズに育てることができますよ。

 

さて、上記のような流れでマーガレットを上手に育てられたら、今度はそれを増やしてみたい!という方は多いんですよね。

続いては、マーガレットの挿し木での増やし方をお話しますね。

 

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マーガレットの増やし方!挿し木のコツとポイントは?

マーガレットの増やし方は「挿し木」になります。

挿し木を行う時期は、春の4月~6月と秋の10月~11月です。

 

まず、マーガレットの葉の先端から約10㎝を切り、挿し穂とします。

土に植えこむ5㎝は葉を全て取り外して枝のみとし、発根促進剤であるメネデールを薄めた水を30分程吸水させましょう。

 

挿し木に使う土は市販の挿し木挿し穂の土や、肥料分の入っていない小粒の赤玉土やバーミキュライトがおすすめです。

肥料分が入っていると、発根の阻害になるので気を付けてくださいね。

 

土に深さ5㎝の穴を開けて、挿し穂を優しく植えましょう。

その後、土が乾かないように明るい日陰で管理することで、春ならば1週間程で、秋ならば2週間ほどで根が出てきます。

 

新しい枝葉が伸びてきたら、3号ポット(直径9cmほど)の小さな鉢に植え替えて育てると良いですよ。

いきなり大きな鉢に植え替えると、土が乾きにくく根腐れの原因になります。

なので、小さな鉢に植え替えて少しずつ鉢を大きくすることがポイントです。

 

その後は、次々に咲く花を楽しみましょう。

 

さて、マーガレットの育て方や増やし方が分かったところで、さらにガーデニングの楽しみ方を広げたい方には寄せ植えがおすすめです。

続いては、マーガレットの魅力がぐんと広がる「寄せ植え」のやり方についてお伝えしますね。

 

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マーガレットの寄せ植え!コツやポイントは?

マーガレットは草丈が大きくなるので、鉢の手前よりも、真ん中や後ろ側に植えるようにしましょう。

寄せ植えは、正面から見て3角形になるように植え付けます。

横から見ても3角形になるように植えると、大きくなってもバランスの良い綺麗な寄せ植えになるんですよ。

 

マーガレットの寄せ植えには、以下の同じ開花期の花と一緒に植えてあげることで素敵な寄せ植えを作ることができます。

  • ビオラ・パンジー類
  • スカビオサ
  • 花かんざし
  • イベリス
  • ガーデンシクラメン
  • ラベンダー
  • 葉ボタン
  • ラミウム
  • アイビー
  • タイム
  • ローズマリー

等々・・・

 

マーガレットは、花色や花姿も多くの種類があるので、同色で花姿が違うものや、同じ花姿で様々な色合いを寄せ植えしても可愛いですよ。

 

ところで、せっかく手塩にかけて育てたマーガレットが枯れたりしたら、めちゃくちゃ悲しいですよね。

そんなことにならないため、最後に枯れる原因や対処法についてお話します。

 

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マーガレットが枯れる!原因や対処法のポイントは?

マーガレットが枯れる原因は、以下の5つがあります。

1、水のやりすぎ

2、日当たり不足

3、強い霜や雪

4、暑さ

5、立ち枯れ病

 

1、水のやりすぎ

マーガレットは乾燥気味を好むので、水のやりすぎや受け皿に水を溜めるなどを気を付けましょう。

 

2、日当たり不足

日当たりを好むので、少なくとも半日以上は直射日光が当たらないと花が咲かず、それ以下の場合は、苗が貧弱になり枯れる恐れがあります。

そのため、日当たりの良い場所で育てることが大事ですよ。

 

3、強い霜や雪

関東以北の強い霜や多くの雪を被ると枯れてしまいますので、冬は明るい室内や日当たりの良い窓際に移動して管理すると良いでしょう。

 

4、暑さ

マーガレットは日本の30℃を越える真夏を嫌います。

この時期は生育は緩慢になるので、水をやりすぎると根腐れで枯れる恐れがあります。

 

そのため、日陰の風通しの良い場所に移動し乾燥気味に育てることがポイントです。

 

5、立ち枯れ病

マーガレットには立ち枯れ病という病気があり、連作を行ったり、真夏に水をやりすぎたりすると発生しやすい病気です。

そのため、真夏は乾燥気味に育てることや同じ場所や同じ土でマーガレットを育てないようにしてくださいね。

 

それでは、マーガレットについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、マーガレットの種類や育て方等についてお話しました。

 

マーガレットは、花色や花姿が豊富で関東以西では戸外で植えっぱなしOKの人気の半耐寒性多年草です。

育て方のコツは、環境適応力が高いので育てやすいですが、水のやりすぎや真夏の暑さに気を付けましょう。

 

マーガレットの増やし方は、春と秋に挿し木で行います。

寄せ植えのポイントは、草丈が大きくなりやすいので、鉢の中央から後ろ側に植え付けることでバランスの良く作れますよ。

 

枯れる原因は、「水のやりすぎ」「日当たり不足」「関東以北の強い霜や雪」「真夏の暑さ」「立ち枯れ病」なので、これらに対処することが大事です。

可愛らしいマーガレットを上手に育ててステキなガーデニングを楽しみましょう。

 

あなたが育てたマーガレットのことも、ぜひ教えてくださいね~

 

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