ラベンダーの種類や花言葉を聞かれると思い悩むかもしれませんね。
ラベンダーって種類があるの?
花は分かるけど花言葉なんて知らない
という方が多いと思います。
今回はラベンダーの種類や開花時期について。
また、花言葉が怖いという噂の真相や、色別、英語の花言葉についてまで詳しく解説します。
最後に、誕生花や人気のラベンダーの紹介もしますので楽しみにお読みください。
目次
ラベンダーの種類と開花時期は?
ラベンダーはシソ科の常緑低木で数多くの品種があります。
その中でも主な品種は以下の4つ。
- イングリッシュラベンダー
- デンタータラベンダー
- レースラベンダー
- フレンチラベンダー
ところで、それぞれの特徴と開花期について気になりませんか。
各ラベンダーについて紹介しますね。
【イングリッシュラベンダー】
開花期は5~7月。
寒さや乾燥に強く高温多湿に弱いラベンダーです。
ラベンダーというとこのイングリッシュラベンダーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
主に冷涼地で育てられ、北海道などのラベンダー畑で有名です。
香りが非常によいのでアロマなどの精油としても利用されています。
【デンタータラベンダー】
開花期は10~6月。
寒さにやや弱いラベンダーです。
デンタータとはラテン語で「歯のような」という意味を持ちます。
葉に特徴的な切れ込みを持ち、強い香りが特徴的。
蒸れやすいので乾燥気味に育てましょう。
【レースラベンダー】
開花期は10~6月。
寒さにやや弱いラベンダーです。
細かな切れ込みが入る葉が美しく、ハーブとしてよりも観賞用として楽しみます。
【フレンチラベンダー】
開花期は5~7月。
耐寒性が強くウサギの耳のような花穂が特徴的です。
香りはやや弱いので、ドライフラワーや花壇での観賞に向いています。
種類によって開花時期が違い、さらに環境によって育てやすさにも違いがあることに驚いた方もいるのではないでしょうか。
育てる場合は、開花時期や環境に注意してくださいね。
ラベンダーの種類や開花時期がわかったら、育てたくなりますよね。
しかし、花言葉が怖いと聞いたり見たりして育てることをためらっていませんか。
ラベンダーの花言葉についてお話しします。
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ラベンダーの花言葉が怖いって本当?
ラベンダーの花言葉が怖いという噂、、、実は嘘です。
怖い花言葉はないので安心してください。
ラベンダーの花言葉は以下の5つです。
あなたを待っています
沈黙
疑惑
優美
幸せが来る
それぞれに怖い言葉はありませんよね。
5つの中では、疑惑がネガティブな印象を受けるかもしれません。
しかし、その由来を知るとまったくそのような意味合いはないので安心してください。
それでは各花言葉の由来についてお話しします。
【あなたを待っています】
この花言葉はヨーロッパの逸話が由来となっています。
ラベンダーという少女は、ある日少年に恋をしますが、内気で恥ずかしがり屋であったため話しかけることができませんでした。
そのまま時が過ぎて、少女は花となってしまうという話です。
少女はラベンダーとなって、少年が見つけてくれることを待っているのでしょう。
内気な少女らしいロマンチックなお話ですね。
【沈黙】
ラベンダーの癒しの香りが、高ぶった感情を落ち着かせる様子を由来としています。
【疑惑】
一見、ネガティブな印象を受ける花言葉ですが、「こんな小さな花から、どうして強い香りがするのだろうか?」という疑問が由来です。
そのため、ネガティブな要素は本来全くありません。
魅力的な香りを探求したいというポジティブな意味合いにも取れますね。
【優美】
ラベンダーの香りが精神を癒したり安定させたりする効果が由来です。
【幸せが来る】
こちらもラベンダーの香りが関係しています。
独特の癒し効果を持つ香りが精神の安定や、リラックスにつながることが由来です。
花色も美しく香りもよいので、まさに幸せな心地になるのかもしれません。
ラベンダーは花の香りが花言葉の由来になっていることが多い植物です。
ネガティブなイメージのある疑惑も、その由来を知るとポジティブに感じられますね。
ラベンダーの花言葉について知ると、色別に意味が異なるのか気になりませんか。
ピンクや白の花で意味が違うのかお話しします。
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ラベンダーの色別の花言葉!ピンクや白などで意味が違うの?
ラベンダーには多くの種類がありますが、花色も紫だけではなく白やピンク、青などさまざまです。
植物によっては、花色によって花言葉が変わるものも少なくありません。
例えば、「無垢で深い愛」という花言葉を持つカーネーション。
母の日のイメージが強いですが、色別の花言葉は以下になります。
〇赤:「母への愛」「母の愛」
〇白:「純粋な愛」「尊敬」
〇紫:「気まぐれ」「気品」
〇オレンジ:「純粋な愛」「清らかな慕情」
〇ピンク:「女性の愛」「感謝」
〇黄色:「嫉妬」「友情」
〇青:「永遠の幸せ」
〇緑:「癒し」「純粋な愛情」
というように、それぞれの色で言葉が違います。
それでは、ラベンダーは色別によって花言葉は変わるのか気になりますよね。
残念ながら、ラベンダーは花色によって花言葉が変わることはありません。
ところで、ここまでは日本語の花言葉をご紹介しましたが、英語の花言葉が気になる方もいるでしょう。
そこで続いては、ラベンダーの英語の花言葉と由来についてお話します。
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ラベンダーの英語の花言葉と由来は?
ラベンダーの英語の花言葉は以下の3つです。
devotion(献身的な愛)
silence(沈黙・静寂)
distrust(疑惑)
献身的な愛以外は、日本と同じ意味合いの花言葉になります。
沈黙や静寂は、ラベンダーの香りが感情を沈静化したり、よい気分にしたりすることが由来です。
この由来は日本と同じで、疑惑においてもさまざま感情をもたらす香りを不思議に思っての疑惑から名付けられています。
献身的な愛に関しては、花言葉の由来ははっきりしていませんが、香りがリラックス成分を持つことが関係しているのでしょうか。
英語圏の恋人へのプレゼントで伝えたい花言葉ですね。
ところで、ラベンダーを大切な人に送る時、誕生花を参考にしたい方もいると思います。
続いて、ラベンダーの誕生花や人気の品種についてお話しします。
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ラベンダーには誕生花もある?人気の品種はどれ?
植物には、誕生花という考えがあります。
誕生花と同じ誕生日の方は、その花の加護を受けたりその日にその花からの影響を受けたりすることができるという考え方です。
ラベンダーの誕生花は以下の3日。
7月5日
7月10日
12月3日
イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーの開花期は5~7月。
デンタータラベンダーやレースラベンダーは10~6月に開花するので、7月と12月の誕生花となっているのでしょう。
誕生花がわかったら人気品種について気になりませんか。
ここで、ラベンダーの人気品種ベスト3を紹介します!
アロマティコブルー(イングリッシュ)
フェアリーウィングス(フレンチ)
スパニッシュアイズ(レース)
【アロマティコブルー】
アロマティコブルーはラベンダーの中で非常に人気の高いイングリッシュラベンダーです。
驚く程に強い甘い香りがする花と葉、灰みを帯びた上品な灰緑色の葉の上に咲く濃い青色の花が魅力。
高さ約50cmまで成長するので、花束やドライフラワーなどさまざまな加工を楽しめます。
香水やアロマなどの香りが好きな方におすすめのラベンダーです。
香りがよいので、花束やドライフラワーとしてプレゼントしても喜ばれます。
【フェアリーウィング】
フェアリーウィングは、ウサギの耳のようにぴょんと跳ねた花が天使のように可愛らしいフレンチラベンダー。
花は小さめで紫色の園芸品種です。
ふんわりとしたピュアな印象を与えるため、優しく可愛らしいお庭などにオススメ。
高さ約50cmまで成長しますが、香りはやや弱いので花壇や鉢植えで観賞用として楽しみましょう。
可愛いもの好きな方やガーデニングが好きな方、お子さんがいる方に特に喜ばれるラベンダーです。
ベランダなどで気軽に育てられる鉢物としてプレゼントすると喜ばれるでしょう。
【スパニッシュアイズ】
スパニッシュブルーは、美しいシルバーリーフとしても楽しめるレースラベンダーです。
葉姿はモダンで洗練された印象を感じさせたり、高級感などを感じさせるため寄せ植え材料として人気があります。
シルバーリーフは青紫色の花との相性もよく、静かで優雅な雰囲気を作る特徴があるため上品なお庭におすすめ。
高さ約60cmと高めであり、やや横広がりに育つので、お庭で大株に茂らせても素敵です。
高級感のある植物や、上品な色合いが好きな方にプレゼントするとよいでしょう。
お気に入りのラベンダーが見つかったら、花言葉や誕生花と合わせてプレゼントしてみてください。
素敵なラベンダーの色や香りに喜ばれること請け合いですよ。
それでは、ラベンダーの花言葉について最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、ラベンダーの種類や花言葉についてお話しました。
ラベンダーの主な種類は「イングリッシュラベンダー」「デンタータラベンダー」「レースラベンダー」「フレンチラベンダー」です。
怖い花言葉はなく、いずれもポジティブな意味合いで素敵な香りに由来しています。
色別の花言葉は、残念ながらありません。
英語の花言葉は「献身的な愛」「沈黙・静寂」「疑惑」です。
人気の品種は「アロマティコブルー」「フェアリーウィング」「スパニッシュアイズ」になります。
ぜひ大切な方にラベンダーをプレゼントする際、参考にしてくださいね。
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