ルッコラが好きで育ててみたいけど難しいのかな?
水耕栽培だと室内でも育てられるって聞いたことがあるけど、実際どうやって始めればいいのかわからない。
水耕栽培って一般家庭でできるものなの?
そんなことを考えている人も多いのではないでしょうか。
以前は、私もそんなふうに感じる1人でした。
でも、文字だけみると難しそうな水耕栽培も、ルッコラの栽培自体も、そんなに難しいものではないんですよ。
今回は、ルッコラ好きのあなたに、代表的なルッコラの水耕栽培やプランターでの栽培についてお伝えします。
最後に、よりお手軽に始められる栽培キットについてもご紹介しますので、ぜひお楽しみに!
ルッコラの育て方!水耕栽培はどうすれば良いの?
水耕栽培という栽培方法をご存知でしょうか?
水耕栽培とは、土の代わりに水を使って栽培する方法のことです。
家の中で栽培ができるため害虫がつく心配も少なく、また収穫するのもお手軽にできるので、ルッコラ栽培初心者にはオススメの方法です。
では、詳しくルッコラの水耕栽培方法について説明していきます。
<準備するもの>
- ルッコラの種
- 容器
- スポンジ
- 液体肥料
ここで一つチェックポイント!
ルッコラの種は、水耕栽培に適したものを選ぶことをオススメします。
水耕栽培に適した種を選ぶことで、より品質の良いルッコラを収穫できるようになるためです。
ショップで購入する場合は、そのことを店員さんに伝えると良いですよ。
- 植え方
まず、スポンジに切り込みを入れて、種をまきます。
種をまいたスポンジを容器に入れ、スポンジの三分の一くらいまでつかるところまで水を入れて種まき完了です。
- 植えてから収穫までのお世話について
根が育つまで、定期的に水を変えてスポンジが乾かないようにしながら育てます。
根が伸びてきたら、根の3分の2程度が水に浸かっている状態を保って行きましょう。
ここでのポイントは、根が空気に触れている部分を確保することです。
ルッコラを上手に育てるためには、根に呼吸をさせることがとても大切!
なぜなら、根がすべて水に浸かっていると呼吸できずに腐ってしまうからです。
次に、根がでてきたら光を当てるようにしましょう。
直射日光は苦手なので、できれば植物用LED、なければ蛍光灯で光を当てていくようにしましょう。
- 肥料
ルッコラは水だけでも育ちますが、収穫スピードを上げるため、2週間に1回の頻度を目安に液体肥料を与えるようにしましょう。
水耕栽培の場合、肥料の与えすぎには要注意です。
その理由は、土で栽培するのとは異なり、根に直接肥料が入るためなんですね。
- 病気や害虫
土での栽培に比べて、水耕栽培では害虫が葉につくことを大きく防ぐことができます。
しかし、アブラムシ等は飛んで家の中に入ってくることもあります。
そのため、ルッコラの葉や茎に虫がついていないかこまめにチェックし、見つけたらすぐにピンセット等を使って取り除くようにしましょう。
- コツや注意点
たくさん収穫するコツは、葉が良い色になってきたら早い目に、そしてこまめに収穫していくことです。
そうすることで、新しい葉に適切な栄養が届き、たくさんの葉が成長してくれるようになりますよ。
また、水耕栽培を室内で行う上での注意点は「栽培する場所」です。
窓際やエアコンの下など、温度や湿度の変化が激しい場所は生育に向きません。
直射日光が当たらず、温度や湿度変化がゆるやかな場所で育てるようにしましょう。
もちろん、水替えも定期的に行うことをお忘れなく^^
このように、水耕栽培は、初心者でもお手軽に楽しめるので一度は挑戦してみてはいかがでしょうか?
そして、もっとたくさん収穫したい!土で育てたい!という方は土での栽培にも挑戦してみたいですよね。
そこで、続いては、土の栽培の中でもやりやすい「プランター」での栽培方法についてご紹介していきます。
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ルッコラの育て方!プランターの場合はどうすれば良い?
ベランダ等、プランターを置く場所がある方はプランターでの栽培に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
初心者には、特におすすめです。
プランターでの栽培は、地植えに比べて場所の移動もしやすく、少しの場所さえあればお手軽に土での家庭菜園が楽しむことができます。
他に試したい品種がある方は、プランターごとに色々な品種を植えてみるのも良いですよね。
- 準備
培養土と腐葉土が混ざった栄養が豊富な土を用意します。
ルッコラは多湿を嫌うため、水はけの良い土を用意するようにしましょう。
- 植え方
プランターに土を入れて、種まきの準備をします。
その土に、1㎝間隔で種をまいていきましょう。
- 植えてから収穫までのお世話について
まず水やりですが、土が乾いてきたら水をやる・・・くらいのペースであげてください。
また、ルッコラは成長していくに伴って密度が増えてしまいます。
なので、段階的に間引きをしていくようにしましょう。
段階によっては、収穫した葉をベビーリーフとして食べることができますよ!
私もよくささっと収穫して水にさらした後、サラダで頂いています。
新鮮なので香りもよくて、すごくおいしいんですよね~♪
- 肥料
ルッコラが5㎝くらいに成長したら、肥料を与えるようにすると、さらに成長が良くなります。
もちろん与えすぎは禁物ですよ。
与える肥料の用法用量を確認して、適度に与えるようにしてくださいね。
- 病気や害虫
ルッコラは栄養が豊富であることから、害虫(アブラムシやアオムシ)がつきやすいです。
こまめにチェックをして、害虫がいたら取り除くようにしましょう。
植物用のネットなどを使うと効果的ですよ。
私は、虫が嫌いなのでいつもとても重宝しています。
- コツや注意点
その他のコツや注意点としては、まずルッコラは同じ土で毎年育てることに向いていません。
なので、毎年栽培したいという方は、新しく違う土で育てるようにしましょう。
また、適度に日光が当たる環境は必要ですが、当たり過ぎると葉が固くなってしまうんですね。
なので、日が当たりすぎない明るい場所で育てるようにすると、柔らかくて食べやすいルッコラに育ちますよ。
そして、もう一つ食べやすいルッコラを育てるコツは、蕾ができたら咲く前に切ってしまうこと!
ルッコラは春になると花が咲き、この花を鑑賞して楽しむ人も多いです。
ただし、収穫を目的として育てている場合は、葉が固くなってしまうので蕾の時点でとっておくことをおすすめします。
さて、ここまでプランターでの育て方もご紹介しましたが、やはりちょっと育てるのには気合がいるなぁと思った方もいると思います。
そこで、とにかくお手軽に始めたい!という方のために、ルッコラの栽培キットをご紹介します。
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ルッコラの育て方!栽培キットは簡単?おすすめはあるの?
- ルッコラのために土や容器を準備して余っても困る
- もう少し楽に楽しめる方法はないかな?
- 初心者だから上手く育てられるのか自信がない
・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな方にピッタリなのが栽培キットです。
栽培キットは、入れ物や土等、栽培に必要なものが全て用意されているため、キット一つで簡単に栽培が始められます。
数ある栽培キットの中でおすすめなのは、やはり「水耕栽培」の栽培キット!
もちろん、よりたくさん収穫がしたいという方には、土での栽培キットがおすすめ。
ですが、とりあえず気軽に始めてみたい方には、水耕栽培の栽培キットで始めてみましょう。
おすすめは、ネットで手に入る、リビングファームさんのルッコラの栽培キット等です。
コンパクトで置く場所も選ばず、気軽に始められます。
コンパクトだから収穫できるのもほんの少し、ということはなく、キットには種が二回分入っていて、栽培説明書もついているので、困ることなく育てられるはずです。
では、実際どのようにキットで育てていくのかご紹介します。
イメージをわかせてみてくださいね、きっと簡単に感じると思います!
<栽培キット(水耕栽培)での育て方>
栽培キットを手に入れると、すでに切り込みが入っているスポンジや、そのスポンジをピタッと入れられる容器、そして必要な肥料等全てが入っています。
1.用意されたスポンジに種をまき、発芽を待ちます。
2.発芽してきたら、適度に肥料や間引きを行って育てていきます。
3.そして光を当てながら成長を見守り、収穫となります。
ね?めっちゃカンタンでしょ?^^
今は栽培キットもたくさん出回っているので、容器などもおしゃれなものがたくさんありますよ。
ぜひ、あなた好みの栽培キットを見つけて、より簡単にルッコラの栽培を楽しんでくださいね!
では、ルッコラの栽培についていろいろとお伝えしましたので、最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、ルッコラの育て方を
- 水耕栽培
- プランター栽培
- 栽培キット
3つに分けて紹介しました。
水耕栽培は、初心者に一番おすすめ。
家の中で育てられるため虫がつく心配も少なく、お手軽に楽しめる栽培方法でしたね。
プランターでの栽培では、栄養のある水はけの良い土に種を植えて、害虫をこまめに駆除することが大事でした。
そしてこのような水や土での栽培方法をより気軽に楽しむことができるのが、栽培キットを用いる方法でしたね。
中でも水耕栽培の栽培キットは最もお手軽です。
栄養満点なルッコラ!気軽に栽培を始めてみませんか?
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