ジニアと聞くと、夏らしいビビットな元気の出る花を思い浮かべると思います。
そんな元気になれる花に「怖い花言葉の噂」があることを聞いたことはありませんか?
今回は、ジニアの花言葉が怖いという噂は本当なのか?
花色別や英語の花言葉、誕生花について詳しく解説しています。
最後に、ジニアの人気の品種についても解説しますのでぜひ楽しみにお読みくださいね。
目次
ジニアの花言葉は怖い?全体の意味は?
暑い時期でも花が休むことなく晩秋まで長く咲いてくれるジニアは、夏の花壇に大活躍する植物として人気です。
そんなジニアの花言葉には怖いという噂があることをご存じでしょうか。
そんな噂をネットで見たり、人から聞いたりすると不安に思いますよね。
実は、この噂。。。嘘なんです!
ジニアの花言葉には、怖い花言葉はありませんので安心してください。
それでは、どんな花言葉なのか紹介します!
1:不在の友を想う
2:遠い友を思う
3:別れた友を想う
4:幸福
5:絆
6:古き良き時代
7:注意を怠るな
このように、ジニアには多くの花言葉があります。
ジニアは開花期間が初夏~晩秋まで非常に長いことでも有名です。
そのため、花言葉は開花期間の長さが関係しています。
「不在の友を想う」「遠い友を思う」「別れた友を想う」は、同時期に植えられた他植物が枯れていく中、ジニアだけが残り咲き続ける様子が由来です。
その様子が、時間が過ぎてゆくにしたがって会えない人を思う気持ちに変化したと言われています。
「注意を怠るな」とは、人は時間の経過と共に注意力が薄れることに由来しており、戒めの意味での花言葉です。
真面目な気質の日本人らしい花言葉ですよね。
その他の花言葉も時間の長さから連想できる花言葉になります。
ジニアの花言葉が怖いという噂は、「不在の友を想う」「別れた友を想う」という花言葉が死を連想することもできることから広まったのでしょう。
また、この花は日本に供花や献花として広まった歴史があるので、死に別れた友を想うような意味を連想させてしまったのです。
そのような誤解から、怖いという噂があるのでしょう。
ジニアの花言葉は、「幸福」以外はどこか切ない花言葉です。
この「幸福」という花言葉は、ジニアはブラジルのカーニバルでは欠かせない花とされており、豪華なカーニバルに似合う花言葉になっています。
ジニアは鮮やかな花とは裏腹に、どこかノスタルジックな花言葉を持ちますが、怖い花言葉はありませんので安心してくださいね。
ジニアの花言葉を知ると、色別に意味が違うのかなと気になりませんか?
続いては、色別の花言葉についてお話しします。
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ジニアの色別の花言葉!ピンク・オレンジ・白・赤・黄色などは?
植物の花言葉は、色別でも意味が変わることがあります。
例えば多くの女性に人気のアジサイの花言葉は、「移り気」で有名です。
これは土の酸性アルカリ性の影響で花の色が変化することが由来ですが、アジサイも花の色によって花言葉が変わることをご存じでしょうか。
1:青色は「辛抱強い愛情」
2:ピンクは「元気な女性」
3:白色は「寛容」
これらの色別の花言葉を見ると、母の日のプレゼントではピンクのアジサイが人気なのがわかりますね。
このように、色別で花言葉が変わる花もありますが、花言葉が変わらない花言葉もあるんです。
さて、ジニアはどちらになるのか気になりますね!!
残念ながら、色別によっては花言葉は変わりません。
ビビットな色合いが多い花だけに、色別で違いがあれば面白いですが全ての色で全体的な花言葉になります。
しかし、花言葉自体は多いので、お気に入りのジニアに合う花言葉を当てて楽しんでみるのも良いですね。
ところで、ジニアは英語ではどんな花言葉なのか気になりませんか?
外国人のお友達にプレゼントする時などにも考えちゃいますよね。
それでは、ジニアの英語の花言葉についてお話しします。
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ジニアの英語の花言葉と由来は?
ジニアは日本ではどこか寂しさや懐かしさを感じさせる花言葉です。
英語の花言葉(Language of flowers)ではどのような意味になるのでしょうか?
1:Thoughts of absent friends(不在の友を思う)
2:I mourn your absence(あなたの不在を悲しむ)
意外にも、日本と同様にその場にいない友を思う花言葉なんです。
英語圏であるアメリカでは、ジニアのことを「Youth and oldage(若さと老年)」とも呼びます。
一つの花は1~2週間ほどで散るが5~11月の長期間、次々に花芽が咲き続けるジニアを表現した言葉になります。
このような表現から考えると、日本と同じような印象をジニアから感じているのでしょう。
そのため、英語でのジニアの花言葉は「不在の友を思う」「あなたの不在を悲しむ」となっているわけですね。
ところで、花をプレゼントする時には、花言葉意外に誕生花を気にされる方も多いでしょう。
そこで続いては、ジニアの誕生花についてお話ししますね。
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ジニアには誕生花もある?
植物には、それぞれ開花期のいずれかの日に誕生花という日にちが割り振られています。
その日と同じ誕生日であれば、その植物のエネルギーや花言葉などの影響があるとされています。
この考えを信じるかどうかは本人次第ですが、植物を知るきっかけになり面白いと思いませんか。
ジニアは開花期間が非常に長い植物です。
そのため、下記の通り11日と多くの誕生花としての日付があります。
〇5月4日
〇7月4日
〇7月17日
〇7月26日
〇8月4日
〇8月6日
〇9月7日
〇10月3日
〇10月27日
〇12月22日
〇12月29日
このうち、「9月7日」「10月27日」はジニアの1品種であるホソバヒャクニチソウの誕生花であり、「12月22」はジニア リネアリスの誕生花です。
ジニアは初夏~晩秋まで咲き続けるので、5月~10月末まで誕生化があるのはわかりますが、12月に割り振られている理由ははっきりしていません。
日本では冬は枯れてしまうジニアですが、原産地のメキシコでは12月も花が咲き続けているのかもしれませんね。
これらの日と同じ誕生日の方は、知らずとジニアの影響を受けているのかもと思うとジニアに愛着が湧きませんか。
さて、ジニアの花言葉や誕生花を知ると、数多くあるジニアの人気品種について気になることでしょう。
プレゼントして喜ばれるジニアはどれなのか?
そんなことを考えながら、ぜひご覧くださいね。
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ジニアの人気品種はどれなの?
実はジニアには花の大きさや咲き方など様々あるんですよ。
そこでジニアの人気品種ベスト3を紹介します!
【1:ジニア・エレガンス】
一般的にジニアと聞くと多くの方が想像する八重咲きの豪華なジニアです。
花の色も豊富で、ダリア咲きやポンポン咲き、カクタス咲き、丁字咲きなどの花の形のバリエーションも豊富で人気があります。
草丈も高いものが多いので、切り花としても人気があるのが特徴です。
【2:ジニア・リネアリス】
草丈が約30㎝ほどにしかならないコンパクトなジニアです。
シンプルな一重咲きのかわいい花を咲かせます。
乾燥や過湿、病気に比較的強いので、育てやすいのが特徴です。
【3:ジニア・プロフュージョン】
プロフュージョンは上記のエレガンスとリネアリスの交配によって生まれた品種です。
一重〜半八重咲きの小〜中輪の花が咲きます。
草丈は約40㎝とリネアリスよりも少し高いくらいです。
エレガンスの豪華さとリネアリスの育てやすさを引き継いだジニアで、近年人気になってきています。
ジニアはどこかノスタルジックな花言葉を持ちますが、その中でも「幸福」「絆」などの花言葉はプレゼントにもピッタリです。
特に久しぶりの旧友には、「遠い友を思う」「古き良き時代」等のメッセージは話が弾むきっかけになります。
にぎやかな花が好きな方には、エレガンスやプロフュージョンを「幸福」「絆」という花言葉を添えてプレゼントすると良いですね。
特にエレガンスは切り花としても手に入るので、花束としても喜ばれます。
シンプルで可愛い花が好きな久しぶりに会う友人には、リネアリスを「遠い友を思う」「古き良き時代」という花言葉を添えても喜んでくれるでしょう。
ただし、ジニアは供花や献花として広まった歴史があります。
なので、ジニアを供花として利用する方にはプレゼントしないように気を付けたいですね。
このように、「久しぶりに会う友人なのか」「花の好み」「お盆などでジニアを使用するかどうか」などを確認して、花言葉を添えて贈り物として選ぶとよいでしょう。
それでは、ジニアの花言葉について最後にまとめましょう。
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まとめ
今回は、ジニアの花言葉等についてお話しました。
ジニアには怖い花言葉はなく、友を思う優しい花言葉が数多くあります。
残念ながら花色別には花言葉はありませんが、多くの花色があるのでそれぞれにお気に入りの花言葉を付けて愛着持って育てると良いでしょう。
ジニアの英語の花言葉は、日本と同様に「不在の友を思う」「あなたの不在を悲しむ」という内容です。
開花期が非常に長いので、誕生花も多くあります。
ジニアの人気品種には「エレガンス」「リネアリス」「プロフュージョン」があり、それぞれの特徴や花言葉は、旧友かどうかで添える花言葉を変えると良いですよ。
あなたがプレゼントに選んだジニアの話もぜひコメントしてくださいね^^
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