コスモスは秋風に吹かれて優しく咲く姿が、日本の秋の風物詩とも言われる花。
淡いピンクや白い花が風に揺れているのはとても癒されますね。
最近では黄色やオレンジ、黒っぽいコスモスなど様々な種類も見かけるようになりました。
そんなコスモスの種まき時期と方法についてご存知ですか?
また、地植えやプランターなどで違いはあるのでしょうか。
ここではコスモスの種まき時期と方法、さらに地植えやプランターでの違いについてお話していきます。
ぜひ最後までお読みくださいね。
目次
コスモスの種まき時期!いつ頃まくのかは種類で違う?
まずコスモスの種まき時期についてですが、いつ頃まくのかは種類によって違うのでしょうか?
種まき時期は花が咲く時期によって、大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴や注意する点について説明しますね。
- 夏咲きコスモス
3~4月に種まきをして7~8月に咲くタイプ
比較的気温が安定して育てやすく、開花までも早い。
生育がよく草丈が100~150センチにもなるので、支柱を立てるとよい。
- 秋咲きコスモス
6~7月に種まきをして10~11月に咲くタイプ
気温や湿度が高くなる時期なので、風通しをよくして半日かげで育てる。
わりと草丈が短めに育つので、寄せ植えにしやすいタイプ。
- 冬咲きコスモス
9~10月に種まきをして12月~1月に咲くタイプ
日照時間が比較的短いため、日あたりのよい場所で育てる。
このようにコスモスの種まき時期は、花が咲く時期によって違ってくるのです。
昔は秋に咲くコスモスが多かったのですが、近年は種類が増えて花が咲く時期もさまざまとなっています。
確かに私もコスモスについて知識がなかった時は、「あれ?真冬なのにコスモスが咲いている…」と不思議に思ったことがあります。
それではコスモスの種まきの方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
次ではそれについて詳しく見ていきますね。
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コスモスの種まきの方法!ばらまき・筋まき・点まきとは?
コスモスは初心者が種から育てても、比較的育てやすい花です。
ではコスモスの種まきにはどんな方法があるのでしょうか?
コスモスの種まきの方法には、ばらまき・筋まき、点まきと、大きく分けて3つの方法があります。
それぞれについて詳しく見ていきますね。
- ばらまき
ばらまきはその名のとおり、種をばらまく方法です。
この時注意する点は、種がかたまりすぎたり、まばらだったりしないように、まんべんなくばらまく事が大切です。
- 筋まき
筋まきは1粒づつを2~3センチ離してまきます。
1センチほどの深さを穴を掘り、そこに種をまいていきます。
種と種は10センチは離してまくと良いでしょう。
- 点まき
点まきは1ヵ所にかためて3粒~4粒をまきます。
この方法でも1センチぐらいの穴を掘ってまいていきます。
この場合は1ヵ所まいたら15センチほど離して次の箇所にまきましょう。
このように種まきには3つの方法があります。
どれも比較的簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
それでは、コスモスの種まきの仕方は地植えやプランター、ポットで違うのでしょうか?
次ではそれについてお話していきますね。
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コスモスの種まきの仕方!地植えやプランターやポットで違う?
コスモスの種まきは比較的簡単とお伝えしましたが、種まきの仕方は地植えやプランター、ポットでは違うのでしょうか?
コスモスの場合は比較的育てやすいのでプランターでも地植えでも大丈夫ですが、少し気を付ける点もあるので順番に説明していきますね。
- プランター、ポットの場合
長方形のプランターや6号以上の大きさのポット、底穴ネット、鉢底石、草花用培養土を用意する
底穴ネットで穴をふさぎ、鉢底石を敷き草花用培養土を7~8割ほど入れる
培養土に1センチほどの深さの穴を掘り、筋まきか点まきで種をまく
種の上に薄く土をかぶせて、霧吹きで水を与える
- 地植えの場合
地植えの場合で植え替えをしないなら、広い場所を用意する
風通しがよく、日あたりのよい場所を選ぶとよい
土は水はけがよい草花用培養土にパーライトをまぜておく
ばらまき、点まき、筋まきのいずれかで種をまく
種の上に薄く土をかぶせて、霧吹きで水を与える
このように地植えとプランター、ポットでの種まきは少し違いますが、どちらもそれほど難しくないのでチャレンジしてみてくださいね。
芽が出てくるまでや、芽が出て本葉が出るまではワクワクしますよ!
それでは種まき後の水やりや発芽、間引きまでの流れで注意する点はあるのでしょうか。
次ではそれについてお話していきますね。
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コスモスの種まき!水やり・発芽・間引きまでの流れは?
コスモスの種まきができたら、発芽を楽しみにしながら水やりや間引きをしてあげなければいけません。
では、コスモスの水やり、発芽、間引きまでの流れはどのようになるのでしょうか?
種まきをした直後は、種の上に薄く土をかぶせて水は霧吹きで優しく与えます。
その後発芽して本葉が出るまでは、なるべく土が乾燥しないように気を付けながら、霧吹きで水を与えてください。
ポットやプランターの場合は、お皿に水を保った状態で吸水させるなど、湿った状態を保つとよいでしょう。
そして間引きについてですが、特に点まきの場合は葉が重なったり密集したりしたりしているところの葉を間引きます。
その時に大切なことはなるべく元気そうな葉を残して、元気のなさそうな葉を間引くことです。
さてここまで種まきの方法から水やり、発芽、間引きまでお話してきましたが、コスモスの種まきで注意すべきポイントはどんなことでしょうか?
次ではそれについてお話していきますね。
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コスモスの種まきで注意すべきポイントは?
コスモスの種まきで注意すべきポイントにはどんなことがあるのでしょうか?
種をまいたら芽が出るまでドキドキしますよね。
私もなかなか上手に芽が出なくて心配になったことがあります。
注意すべきポイントを順番にお伝えしますね。
- 日あたりと風通しに注意
地植えにするかプランターやポットにするか決める時に、日あたりと風通しが確保できるかを確認します。
それらが確保できない場所には地植えをしないことが大切です。
- 土のかけ方
種まきをしたら薄く土をかけることが大事です。
深さ1センチほどの穴に種をまき、その上に薄く土をかぶせる程度にします。
土を厚くかぶせすぎると、種が呼吸をしづらくなることと、発芽のために必要な日光が届きにくくなってしまいます。
- 水やり
種まきをしたら発芽して本葉が出るまでは、乾燥しないように適度に水やりをして湿った状態を保つことが大事です。
種が流れてしまわないように、霧吹きで水を与えてあげましょう。
- 間引き
葉が2~3枚出てきたら、間引きをおこないます。
葉が重なったり密集したりすると風通しが悪くなるので、重なった葉の中で元気のないものは間引いてあげてくださいね。
それでは、コスモスの種まきについて最後にまとめましょう。
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まとめ
今回はコスモスの種まき時期や方法について、詳しくお話してきました。
コスモスの種まき時期は夏咲きコスモス、秋咲きコスモス、冬咲きコスモスの3つがあります。
またコスモスの種まきの方法は、ばらまき、筋まき、点まきの3つの方法があります。
そして地植えとプランターやポットでは、コスモスの種まきはそれほど大きな違いはなく、どちらも日あたりや風通しに気を付けて育てることが大切です。
種まき後の水やりは霧吹きで優しく水を与えましょう。
発芽して本葉が出てきたら、密集している部分の葉を間引いてあげると生育によいです。
初心者でも比較的簡単に種から育てることができるコスモス。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
あなたが育てたコスモスの話も、ぜひ教えてくださいね~
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