ネモフィラ花言葉は怖い?育て方や増やし方等のポイントは?

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ネモフィラと聞くと多くの方が「あ~、あの青い可愛い花ね」と思い浮かべることができる花だと思います。

春の花として、テレビやSNSでも毎年のように話題になり、国営の公園や施設でもよく植えられているんですよ。

 

そんな人気の花を育ててみたいと思いませんか?

今回はネモフィラの花言葉や育て方、増やし方、寄せ植えの作り方について詳しく解説しています。

 

最後には、この植物が伸びて増えすぎる原因と対処法について解説しているのでお楽しみに!

ネモフィラとは?花言葉が怖いってどういうこと?

ネモフィラは北アメリカを原産とする花径2cm程の美しい可憐な花が横に広がりながら咲くムラサキ科一年草植物です。

この植物は、国営ひたち海浜公園での美しい青色の風景でSNSやテレビでも話題になります。

 

この海浜公園は青色のネモフィラで有名ですが、白色や黒色、水色に青い模様が入るなどの花色もあるんですよ。

開花期は4月~5月の春の過ごしやすい時期で、ゴールデンウィークに重なることもあって多くの国営公園や施設で見ることができます。

 

ところで、多くの人を魅了するネモフィラの花言葉をご存じでしょうか?

ネモフィラの花言葉は以下の2つが有名です。

 

1:どこでも成功

ネモフィラは日当たりが良く乾燥した土地であればどこでも成長することができるほどの強さを持っています。

そんな姿から、「どこでも成功」という素敵な花言葉がついているんですよ。

 

2:可憐

ネモフィラの花一輪を見ると非常に可愛らしく可憐な姿をしています。

この花言葉は、まさに花姿そのものから名付けられているんですね。

 

ネモフィラの花言葉は怖い意味があると言われることがありますが、実はそのような花言葉はなく、いずれも素敵な花言葉になります。

なぜそのように言われるかというと、ギリシア神話に出てくる内容が関係しているのでしょう。

 

ギリシア神話では、ネモフィラという女性に恋した男性が、彼女と結婚するために神様に死んでもいいから結婚したいと願いました。

その後、相思相愛になり結婚した男性は神様との約束通りに死んでしまうのです。

 

この悲しい話から、ネモフィラには怖い花言葉があると考えられているのでしょう。

 

しかし、プレゼントにも素敵な花言葉ばかりなので安心してくださいね。

 

ネモフィラの花言葉やその云われ、ギリシア神話について知ると愛着がわいて育ててみたいと思いませんか?

種まきや植え付け、切り戻しのコツについてお話します。

 

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ネモフィラの育て方!種まきや植え付けや切り戻し等のコツは?

ネモフィラは、強健な一年草なので非常に育てやすいのですが、種まきや植え付け等に重要なポイントがあるので、その点を抑えておきましょう。

 

【種まき】

ネモフィラは、園芸店などで種子を簡単に手に入れることができます。

種まきの時期は9月下旬~11月で、種まき後に土を被せることがとても重要なポイントになります。

 

ネモフィラの種は、嫌光性種子と言い明るい場所では発芽できない特徴があるんですよ。

そのため、土を被せずに種を撒くと発芽しないこともあるので注意しましょう。

 

【植え付け】

ネモフィラは3月~5月に、園芸店で苗としても手に入れることができます。

この花は、直根性という根がまっすぐ伸びる性質を持つため、本来移植を嫌うんです。

 

そのため購入したネモフィラ苗は根を崩さず、優しくそのまま植えてあげましょう。

ネモフィラの苗を選ぶ時のポイントは、葉色がよく株がしっかりしている幼い苗を選ぶことです。

 

株が大きく成長した苗はポットの中で根が成長しており、直根という性質上、根が傷んでいる可能性があります。

 

【用土】

ネモフィラは、水はけのよい乾燥気味の土を好みます。

鉢植えでは、市販の園芸用のお花の土でよく育ちますが、その土に1割ほど小粒の軽石を混ぜてあげるとさらに育てやすくなるでしょう。

 

地植えの場合は日当たりの良い場所の土に、腐葉土などの堆肥や小粒の軽石を十分にすき込み土づくりをすることがポイントです。

 

【水やり】

ネモフィラは乾燥気味の土を好むので、水やりは土がしっかりと乾いてから行いましょう。

鉢植えの場合は、鉢底から水が流れるくらいにしっかりと水やりしてくださいね。

 

受け皿をしている場合は、水を溜めておくと土が乾燥せずに根腐れをして枯れてしまう恐れがありますので、溜まった水はこまめに捨てることが大事です。

地植えの場合は、植え付け直後の水やりを除けば、そのまま植えっぱなしでよく育つので安心してくださいね。

 

【肥料】

ネモフィラには、肥料はあまり必要ありません。

肥料を与えすぎると葉ばかり茂り、花が咲きにくくなってしまいます。

 

そのため、植え付けるときにゆっくり長期間効く緩効性肥料を土に規定量混ぜ込んでおくだけで十分ですよ。

花がたくさん咲くので即効性の液体肥料を与えたくなりますが、ネモフィラには与えないように気を付けましょう。

 

【剪定】

ネモフィラは横へ広がっていく植物ですが、5月くらいになると草丈が20cm程に大きくなります。

葉や枝も茂りますので、5月に風通しが良くなるように、剪定してあげるとよいでしょう。

 

そうすることで、水やり後のムレを予防することもできます。

剪定した枝には、すぐに花芽がついて咲き戻りますので安心してくださいね。

 

剪定で切り戻した枝葉や花は、花瓶に飾るととても素敵ですよ。

 

【病害虫】

ネモフィラに発生しやすい病害虫は以下の2つになります。

 

1:アブラムシ

アブラムシはどの植物でも発生しやすく、ネモフィラも同様です。

ネモフィラの開花期である4月~5月に発生しやすいので、せっかく綺麗に咲いている花につかないように気を付けましょう。

 

日頃の観察で、見つけ次第取り除くことが大事です。

大発生している場合は、市販のお薬で対処しましょう。

 

発生し続けると、美観を損ねるだけでなく枯れる恐れもあるので注意が必要です。

 

2:灰色かび病

灰色かび病は、水のやりすぎや土が常に湿っているなど高湿度条件の時に、発生しやすい灰色のかびです。

枝葉に灰色のかびが付き始めたら注意が必要です。

 

その部分を切り取り、全体的に風通しがよくなるように剪定をしましょう。

 

その後に、市販のお薬で対処することをおすすめします。

ムレが原因で発生しやすい病気なので、水のやり過ぎに気を付けて、茂りすぎている場合は剪定することが大事なポイントです。

 

ネモフィラを上手に育てることができたら、次は増やしてみたいと思いませんか?

それでは、増やし方のコツやポイントについてお話しますね。

 

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ネモフィラ増やし方のポイント!こぼれ種でも増えるの?

ネモフィラの増やし方は種まきです。

花が咲き終わる5月~6月に、小さな種を収穫することができます。

 

この種を収穫して、不識布の袋や封筒などに入れて、風通しの良い場所で保管しましょう。

湿気が多い場所で保管すると、種にカビが生えることがあるので気を付けてくださいね。

 

育て方の項目でもお話していますが、種まきは9月下旬~11月に行いましょう。

土を被せて光が当たらないようにすることが大事なポイントです。

 

その後は、土が乾燥しないように管理することで10日ほどで発芽してきます。

発芽したネモフィラは新芽が5枚ほどになったら、3号ポット(約直径9cm)以上の大きめの鉢や花壇に植え替えてあげましょう。

 

直根性のため、頻繁な植え替えを嫌うためです。

 

ところで、ネモフィラはこぼれ種でも簡単に増やすことができることをご存じでしょうか?

ネモフィラは強健な一年草なので、花終わりのこぼれ種でも簡単に増えることができます。

 

そのため、花壇でネモフィラを植えていた場所から、10月頃から発芽した葉が出てくることが多いんです。

そのまま育てて大きくしてあげることもできますよ。

 

ただし、雑草と間違って抜かないように気を付けてくださいね。

 

ネモフィラを綺麗に育てて増やすことができたら、次にやりたいのがオリジナリティあふれる「寄せ植え」です。

そこで、続いては寄せ植えのコツやポイントについてお話しますね。

 

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ネモフィラの寄せ植え!コツやポイントは?

ネモフィラは横へ広がっていく植物で、草丈も10~20cm程度とあまり大きくならないので、鉢の手前~中央に植えるとよいでしょう。

鉢の手前なら、鉢の縁から枝垂れるような寄せ植えを作ることもできます。

 

寄せ植えは、鉢の正面から見て3角形になるように植えて、横から見ても3角形になるように植えると大きくなってもバランスの良い寄せ植えになるんですよ。

ネモフィラは春の花なので、寄せ植えする場合は同様に春に咲く花を選びましょう。

 

〇イソトマ

〇ローダンセマム

〇ビオラ・パンジー

〇プリムラ

〇サクラソウ

〇スカビオサ

〇ユーフォルビア

〇ローズマリー

〇アイビー

〇タイム  など

 

ネモフィラには白色や黒色、複色などの花色もあるので、様々な花の寄せ植えを楽しむことができます。

またネモフィラを花色違いで寄せ植えしても、非常に綺麗な寄せ植えになるのでおすすめです。

 

ところで、可愛く寄せ植えしたネモフィラが伸びて増えすぎて、どうしたらいいんだろうと困ってたりしませんか?

そこで、最後に伸びすぎの原因と対処法についてお話します。

 

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ネモフィラが勝手に増える?伸びすぎの原因や対処法は?

ネモフィラは横へ広がっていく強健な植物です。

そのためそのまま育てていくと、今度は伸びて増えすぎることが問題になることもあります。

 

ネモフィラが伸びすぎてしまう原因は以下の2点です。

 

1:肥料を与えすぎている

2:日陰で育てている

 

【対処法1】

ネモフィラは肥料をあまり必要としません。

肥料を与えすぎると枝葉ばかり伸びてしまい、花が咲かなくなります。

 

そのため、即効性のある液肥を与えている場合は、ネモフィラにとって肥料が多すぎる状況なんですね。

伸びすぎた枝葉は切り戻してあげましょう。

 

その後は肥料を与えずに育ててあげることで、伸びてきた新芽はまとまりよく育ちますよ。

 

【対処法2】

ネモフィラは半日陰~日向で育ちますが、本来は日当たりが良い場所を好みます。

そのため日陰で日当たりが少ないと、光を求めてどんどん伸びてしまい形が崩れていきます。

 

伸びすぎてしまった枝葉は切り戻して日当たりの良い場所で育ててあげることで、まとまりよく育ってくれるんですよ。

地植えの場合は、植えるときにしっかり日当たりの良い場所に植えることがポイントになります。

 

それでも伸びてしまう場合は、肥料を控えながら剪定して形を整えてあげてくださいね。

 

それでは、ネモフィラについて最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、ネモフィラの花言葉や育て方、増やし方等についてお話しました。

 

ネモフィラは、テレビやSNSでも話題になる程の人気の可愛い花です。

花言葉は「どこでも成功」「可憐」など。

 

育て方は、日当たりがよく乾燥気味に育てることで綺麗に育ち、風通しが良くなるように枝葉を剪定しながら管理しましょう。

 

ネモフィラはこぼれ種で増やすことができ、種まき後は土を被せることがポイントです。

横へ伸びていく性質を活かして鉢の手前に植えることで、鉢から枝垂れるような寄せ植えを作ることもできます。

 

ネモフィラが伸びすぎてしまうのは、「肥料のやりすぎ」「日当たり不足」が原因なので対処してください。

美しいネモフィラを元気に育てて、グリーンライフを楽しみましょう。

 

あなたが育てたネモフィラのこともぜひ教えてくださいね^^

 

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