チューリップの球根の保存方法!掘り上げの時期ややり方は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

チューリップは、球根植物の代表と言ってもいいほど一般的ですよね。

様々な花色や品種でお庭に春を呼び込んでくれるので、老若男女に人気が高いです。

 

そんなチューリップの球根の保存方法を知っていますか?

また次の年も綺麗な花を咲かせるためには、球根の保存は大切な作業です。

 

そして、球根の掘り上げの時期ややり方は、どのようにすればいいのでしょうか。

今回は、チューリップの球根の保存方法、掘り上げの時期ややり方について詳しくご説明します。

チューリップの球根の保存!花が終わったらどうする?

チューリップはきれいな花が咲き終わった後、正しいやり方で球根を保存すれば、翌年もまた花を咲かせてくれます。

ではチューリップの球根の保存は具体的にどのようにするのでしょう。

 

保存をするために、まずはチューリップの花が終わったらどうすればよいのでしょうか。

大切なことは翌年も花を咲かせてくれるように、球根を太らせることなのです。

 

球根を太らせるためにやるべきことは次のとおりです。

 

・早めに花がら摘みをする

チューリップの花が終わったら早めに花がらを摘んであげましょう。

花がら摘みをする時期が早いほど、球根に栄養がしっかり行きわたります。

 

逆に花びらが散ってしまう時期まで花がら摘みをしないと、球根に栄養が行きわたらなくなります。

 

・花がら摘みをした時に根元に化成肥料を与える

球根はチューリップの花を咲かせるために、栄養分やパワーを使い切ってしまっています。

そのため肥料を与えて、球根にパワーをあげましょう。

 

・花がら摘みをする時、茎と葉は必ず残す

花がら摘みをする時は茎と葉は必ず残しておきましょう。

葉がないと光合成ができなくなり、球根に栄養分やパワーが行かなくなります。

 

少し不格好にはなりますが、花のすぐ下で摘み取り、茎と葉は残しておきましょう。

花が終わったあとは、以上のような点に注意して球根を太らせてパワーを与えてあげましょう。

 

これをきちんと行えば、翌年も花を咲かせてくれるしっかりとした球根になりますよ。

 

では、球根をしっかり太らせてあげたあと、球根の掘り上げの時期と方法はどのようにすればいいのでしょうか。

次ではそれについてお話します。

 

関連記事

 

チューリップの球根の保存!掘り上げの時期と方法は?

チューリップの球根を保存するために、球根にしっかり栄養分やパワーを与えることの大切さはお話ししました。

それでは球根の掘り上げの時期や方法はどうすればよいのでしょうか。

 

・掘り上げの時期

チューリップの球根の掘り上げの時期は、花が咲き終わって1~2ヵ月経ったころです。

ただ、品種や地域によって多少違います。

 

一番大切なのはチューリップの葉がしっかりと黄色や茶色に枯れたのを確認してから掘り起こすことです。

焦って早く掘り上げないようにしましょう。

 

・掘り上げの方法

チューリップの球根の掘り上げの方法は、鉢植えなら土ごと鉢をひっくり返して球根を取り出します。

地植えなら茎や葉の付け根から20センチほど離して、スコップを入れ丁寧に掘り上げましょう。

 

掘り上げができたら、茎を球根の付け根で切り土を丁寧に取り除きます。

分球していたら傷つけないように分けますが、あまりにも小さいものは花が咲かないので保存せずに処分しましょう。

 

軽く洗ってざるなどに入れ、半日ほど日陰で干します。

 

ここまでチューリップの球根の掘り上げ時期とやり方について紹介しました。

それではいよいよ球根の保存をするのですが、球根の保存方法はどのようにすればいいのでしょうか。

次ではそれについて詳しく紹介していきます。

 

関連記事

 

チューリップの球根の保存方法を詳しく!

しっかりと栄養を蓄えた球根を上手に掘り上げることができたら、いよいよ球根を保存してみましょう。

チューリップの球根の保存には失敗しないためのコツやポイントがあるので、それについても紹介していきます。

 

  • 掘り上げた球根を軽く洗ってざるに入れ、半日ほど日陰で干す
  • そのまま風通しのよいところで、球根の表面の皮が茶色くなるまで干す
  • しっかり干した球根はネットなどに入れ、風通しのよい日陰につるして次の植え付け時期まで保管する

 

保管するときに大切なコツやポイントは、

 

・球根に雨が当たらないようにする

球根に雨が当たると腐ってしまう原因になるので、必ず雨が当たらない場所に保管しましょう。

 

・湿気の多い場所で保管しない

雨が直接当たらなくても湿気の多い場所で保管してしまうと、球根にカビが生えたりします。

湿気の多い場所で保管しないように注意しましょう。

 

・球根に傷をつけないようにする

球根を掘り起こす時や保管しておく時は、球根に傷をつけないように注意する必要があります。

球根に傷がついてしまうと、次に植え付けても花が咲かない可能性が高いです。

 

・色別、品種別にしておく

球根を掘り起こして保存する時に、チューリップの色別や品種別にわかるようにしておくと、植え付ける時に便利です。

色別、品種別に保存用のネットを変えて、わかりやすいようにタグなどを付けておくといいです。

 

ここまでチューリップの球根の保存方法や、失敗しないコツやポイントを紹介してきました。

以上のような点に注意して球根を保存すれば、次に植え付けた時もきっときれいな花を咲かせてくれますよ!

 

ではチューリップの保管場所はどのような場所が適しているのでしょうか。

冷蔵庫での保管もOKなのでしょうか。

 

次ではそれについてお話します。

 

関連記事

 

チューリップの球根の保存場所は?冷蔵庫もOKなの?

ここまでチューリップの球根の保存方法や、失敗しないコツやポイントについてお話してきました。

では球根の保存場所に適しているのは、具体的にどんな場所なのでしょう。

 

冷蔵庫で保存するとよいという説もありますが、本当なのでしょうか。

 

まずチューリップの球根の保存場所は、風通しのよい日かげを選びましょう。

 

家の軒下などが適していますが、雨が当たったりするとカビの原因になるので、必ず雨が当たらない場所を選んでください。

また、チューリップの球根の保存方法に、「春化処理」というものがあります。

 

これが球根を冷蔵庫に入れて保存するという方法です。

この保存方法だと、通常の保存方法より1ヵ月ほど早く花が咲き、開花時期も長くなるというメリットがあります。

 

球根を冷蔵庫の冷気に当てることで、球根が冬だと勘違いして芽が早く出やすくなる方法です。

やり方はとても簡単で、冷蔵庫に2~3ヵ月入れておくだけです。

 

間違えて冷凍庫にいれないようにしましょう。

 

また、冷蔵庫で保存する場合はチューリップの球根だということがわかるようにしましょう。

球根には毒がある場合があり、間違って食べてしまうととても危険だからです。

 

ここまでチューリップの保存場所、冷蔵庫での保存について紹介しました。

それではチューリップの球根の保存期間はどのくらいなのでしょうか?

 

関連記事

 

チューリップの球根の保存期間は?

チューリップの球根の保存期間はどのくらいなのでしょうか。

花が咲き終わった後に掘り上げて保存し、翌年も同じ球根で花を咲かせてくれます。

 

通常はチューリップの球根の保存期間は1~2年とされています。

しかし咲き終わった後の肥料などケアをしっかりしたり、大切に保存することによって3~4年ほど花を咲かせることも可能になります。

 

せっかくきれいに咲いてくれるチューリップですので、球根を大切にして長く楽しみたいですよね。

特にお気に入りの色や品種、めずらしい品種などは長く花を楽しめるように球根を大切に保管しましょう。

 

ここまでチューリップの球根の掘り上げ方法や保存方法を詳しく紹介してきました。

失敗しないためのコツやポイントをきちんと守ってもらえば、長く球根を保存できてきれいな花を楽しむことができますよ!

 

それでは、チューリップの球根の保存方法について最後にまとめましょう。

 

関連記事

 

まとめ

今回は、チューリップの球根の保存方法、掘り上げの時期ややり方についてお話しました。

 

チューリップの花が咲き終わったら、まず球根をしっかり太らせるために早めに花がら摘みをします。

そして茎や葉を残して、肥料を与えましょう。

 

花が終わって1~2ヵ月ぐらいで掘り上げます。

掘り上げは丁寧におこない、掘り上げた球根は日かげで保管します。

 

球根の保存場所は風通しのよい日かげで保存し、冷蔵庫での保存もおすすめです。

またチューリップの球根の保存期間は1~2年ですが、ケアをしっかりして保存すれば3~4年も花を楽しむこともできます。

 

ぜひ、チューリップの球根の掘り上げや保存を上手にして、長く花を楽しんでくださいね。

 

おすすめ記事

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*