プリムラの花言葉は怖い?オブコニカなどの種類と色別の意味

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冬から春にかけて花壇や寄せ植えで鮮やかな花を咲かせるプリムラ。

ガーデニング愛好者にも人気の植物ですよね。

 

そんな人気の植物の花言葉は怖いという噂があることをご存じでしょうか。

 

今回は、その噂の真偽についてプリムラ全体の花言葉から解説するだけでなく、それぞれの品種の花言葉についても紹介します。

 

最後には、赤や紫の花色による違いも紹介するのでお楽しみに!

プリムラの花言葉は怖い?全般的な意味は?

花の少ない冬から花が咲くプリムラ。

豊富な品種と花色を持つため、ガーデニングに花壇に人気のある植物です。

 

そんなプリムラの花言葉が怖いという話を見たり聞いたりして、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、、、この噂は嘘なんです。

プリムラの主な花言葉は以下の2つ。

 

1:「青春の始まりと悲しみ」
2:「青春の恋」

 

プリムラは、海外では早春の花。

つまり、春の訪れを教えてくれる可愛い花として愛されていました。

 

しかし、プリムラは暑さに弱く、夏を待たずに枯れる植物です。

 

本来、プリムラは多年草ですが暑さに弱いため、一年草扱いされていることをご存じでしょうか。

春の訪れである青春が始まったにもかかわらず、夏前には枯れてしまう姿から「青春の始まりと悲しみ」という花言葉が付けられています。

 

「青春の恋」は英語での花言葉「young love」に由来しているそうです。

 

プリムラは品種が500を超えるほどあり、それぞれが豊かな花色を持っています。

その可愛くも美しい色とりどりの花が寒い中でも咲くことから、青春の恋になぞらえて花言葉が付けられたのでしょう。

 

とてもロマンチックですね。

これらの花言葉とその由来から、プリムラの花言葉は怖いというのは嘘であることがわかります。

もしかすると、「青春の始まりと悲しみ」という花言葉の悲しみだけを読み取って、怖いと思ったのかもしれませんね。

 

しかし、実際は色鮮やかで可愛い花のプリムラを表すようなロマンチックな花言葉なので、安心して育ててください。

 

プリムラ全体の花言葉を知ると、品種によって花言葉が違うのか気になりませんか?

まずは、プリムラオブコニカとマラコイデスの花言葉についてお話しします。

 

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プリムラオブコニカ、マラコイデスの花言葉と由来は?

プリムラオブコニカは美しい発色に、長い開花期が特徴の花です。

そんなプリムラの主な花言葉は以下の2つ。

 

1:「淑やかな人」
2:「青春の美しさ」

 

ピンクやサーモンピンク、薄紫色などの上品な花色から名付けられています。

 

花に白い縁取りがある発色豊かなプリムラオブコニカが、花の少ない冬から早春の花壇に咲くことで、その美しさが際立つと思いませんか。

 

その淑やかな美しさや佇まいは、人や青春に例えられる花言葉になっています。

 

続いて、プリムラマラコイデスについてお話ししましょう。

このプリムラは、まっすぐ伸びる太い花茎に段々と小さな控えめの花を咲かせます。

 

そんなプリムラマラコイデスの主な花言葉は以下の2つ。

 

1:「素朴」
2:「気取らない愛」

 

これらの花言葉は、まさにプリムラマラコイデスの花姿そのものを表しています。

他のプリムラよりも控えめな花は、周囲の自然と溶け込み目立ちすぎません。

 

しかし、控えめな花は素朴な可愛らしさを持っています。

その姿は、控えめな少女が恋をしているようにも見えることでしょう。

 

そんな姿を想像できるため、「気取らない愛」という花言葉が付けられたのかもしれませんね。

 

プリムラマラコイデスは、花が小さいですが花言葉を知るとグッと可愛い花に思いませんか。

ぜひ、花壇や鉢で育ててその素朴な美しさを楽しんでください。

 

続いては、プリムラジュリアンとポリアンサの花言葉についてお話しします。

 

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プリムラジュリアン、ポリアンサの花言葉と由来は?

プリムラジュリアンは、たくさんの花を付ける花です。

 

草丈も低くコンパクトなので、プランターや寄せ植え材料として人気があります。

そんなプリムラジュリアンの主な花言葉は以下2つ。

 

1:「青春の喜びと悲しみ」
2:「永続する愛情」

 

プリムラ全体の花言葉と似ていますね。

 

始まりでなく喜びとなっている点に違いがあり、蕾をたくさん付けて一斉に花が咲くジュリアンは、仲間との喜びや楽しみを感じる花なのでしょう。

 

また、寒さに負けずに元気よく咲き続けるプリムラジュリアンの姿から、「永続する愛情」という花言葉が名付けられています。

喜びや悲しみ、愛情を花言葉に持つプリムラジュリアンはまさに人生そのものを表しているようです。

 

花色が非常に多く、花弁もバラ咲きなど変わったものも多いので、ぜひお気に入りの花を見つけて育ててみてはいかがでしょうか。

 

続いて、プリムラポリアンサの花言葉についてお話しします。

 

この花は、プリムラジュリアンよりも一回り大きなプリムラです。

葉も大きく、花弁は厚さがあるので一つの花が長持ちします。

 

そんなプリムラポリアンサの主な花言葉は以下の2つ。

 

1:「富の誇り」
2:「無言の愛」

 

ジュリアン同様に花をたくさん咲かせますが、さらに花が大きい特徴から富を連想させるため、「富の誇り」という花言葉が付けられています。

 

また、花色も多くバラエティーにも飛んでいるのも特徴です。

 

美しい花色は愛を表し、大きな花は言葉で発しなくてもわかってくれることを望んでいる女性に例えることができると思いませんか。

そんなイメージから「無言の愛」という花言葉が付いたのかもしれません。

 

残念ながら、この花言葉については由来がわかりませんが、ポリアンサという一際大きな花と葉を持つプリムラは、女性の無言の愛を表しているように見えます。

愛や富を求めている方は、プリムラポリアンサを育てるとその花言葉からパワーをもらえるかもしれません。

 

次は、プリムラシネンシスとブルガリスの花言葉についてお話しします。

 

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プリムラシネンシス、ブルガリスの花言葉と由来は?

葉の裏側が銅色のちょっと変わったプリムラシネンシス。

他プリムラに比べ、シンプルな花の形をしているのが特徴です。

 

そんなプリムラシネンシスの主な花言葉は以下。

 

「永遠の愛情」

 

開花期が長く、冬の間も長く咲いています。

 

さらに、他プリムラより寒さ暑さに強く、夏も涼しい日陰で育てることで夏越しすることも。

また、プリムラシネンシスは種を収穫することもできるため、夏を越せなくても種から増やすことが可能です。

 

これらのことから、花言葉には「永遠」という言葉が入っています。

他のプリムラと違い、夏越しや種から増やせる点を考えるとぴったりの花言葉ですね。

 

続いて、プリムラブルガリスの花言葉についてお話しします。

 

ブルガリスはプリムラの原種の一種。

ヨーロッパに自生する淡いクリーム色の花を咲かせる品種です。

 

そんなプリムラブルガリスの主な花言葉は以下の2つになります。

 

1:「若い時代の悲しみ」
2:「私を信じて」

 

プリムラの英名は「Primrose(プリムローズ)」と言い、意味は「最初のバラ」。

このプリムローズは、原種であるブルガリスのことであるとされています。

 

バラのように美しく最初のプリムラとして有名なことから「若い時代」や「私を信じて」という言葉が付けられたのかもしれませんね。

 

花言葉に悲しみが付いている理由は、やはり夏の暑さで枯れてしまうからでしょう。

 

しかし、プリムラブルガリスからの品種改良などによって新しいプリムラが生まれている点は、この品種を信じて改良を加えた結果と言えます。

そう考えると、とても素敵な花言葉ですね。

 

ところで、いろいろなプリムラの品種の花言葉を知ると、色によって違いがあるのかなって気になりませんか?

それでは、プリムラの赤や紫の色の花言葉についてお話しします。

 

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プリムラの色別の花言葉!赤や紫などの意味は?

プリムラには花色が豊富にありますが、花言葉が変わるのは以下の2色のみです。

 

1:赤いプリムラ
2:紫のプリムラ

 

その他の色には、残念ながら花言葉が付いていません。

 

しかし、人気の花であるため、これから花色によって花言葉が付けられる可能性があります。

これからが楽しみですね。

 

それでは、赤と紫のプリムラの花言葉が気になると思うのでお話ししましょう!

 

赤いプリムラの花言葉は、「美の秘密」「後援のない功績」。

 

赤色は女性を引き立てる色でもあります。

そんな色のイメージから、「美の秘密」という花言葉が付けられているのでしょう。

 

また、「後援のない功績」というのは、薄暗く寒い中でも華やかな赤色の花を咲かせる様子が由来とされています。

冬という厳しい環境でも、華やかな花を咲かせる姿が、厳しい社会での成果や功績と重なりませんか。

 

紫のプリムラの花言葉は「信頼」。

紫は高貴な色や落ち着いた色とされています。

 

そのため、紫色のイメージから名付けられた花言葉です。

紫のプリムラは、赤色のような華やかさはないですが、どの植物ともどんな色とも相性がよくガーデニングや寄せ植えで活躍します。

 

赤や紫のプリムラは色のイメージによって花言葉が付けられてることがわかりましたね。

他の色のプリムラに対しては、同様に色のイメージから花言葉をオリジナルで考えて、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

それでは、プリムラの花言葉について最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、プリムラの花言葉についてお話しました。

 

プリムラ全体の花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」。

怖い意味はありません。

 

オブコニカの花言葉は「淑やかな人」「青春の美しさ」であり、マラコイデスは「素朴」「気取らない愛」です。

 

ジュリアンの花言葉は「青春の喜びと悲しみ」「永続する愛情」、ポリアンサは「富の誇り」「無言の愛」になります。

 

シネンシスの花言葉は「永遠の愛情」であり、原種であるブルガリスは「若い時代の悲しみ」「私を信じて」です。

 

プリムラの赤色には「美の秘密」「後援のない功績」という花言葉をもち、紫には「信頼」という花言葉が付けられていますが、他の花色には花言葉はありません。

 

いろいろなプリムラの花言葉を参考にして、プレゼントなどに役立ててくださいね。

 

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