紫陽花(アジサイ)の花言葉!怖い意味やいい意味があるの?

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紫陽花(アジサイ)は6月~7月の梅雨時に、公園や路地裏などあちこちで見かける馴染み深い花。

こんもりと華やかに咲いていたり、はたまた雨にうたれてしっとり咲く姿がとても人気が高いですよね。

 

そんな紫陽花(アジサイ)の花言葉ってご存知ですか?

 

実は、紫陽花の花言葉はたくさんの種類があります。

いい意味のものもあれば、中にはちょっと怖い意味を持つ花言葉も・・・

 

人気の高い紫陽花なので、母の日をはじめ様々なギフトとして贈ることもあります。

紫陽花の色によって花言葉が違う場合もあるので、贈り花にするならしっかり知っておきたいですよね!

 

今回は、そんな紫陽花の花言葉についてお話していきますね。

紫陽花(アジサイ)の花言葉は怖い?

紫陽花のもつ花言葉、その中でも怖い意味をもつものって気になりませんか?

 

私は怖いものほど知りたくなってしまうのですが、そんな紫陽花の怖い花言葉には・・・

「移り気」「気まぐれ」「冷淡」「浮気心」などがあります。

 

確かにちょっと怖いというか、ドキッとするようなマイナスなイメージがありますよね。

この捉えどころのない人の心を表したような花言葉は、紫陽花の性質が由来となっているとされています。

 

庭に植えた紫陽花の花色が、日ごとにどんどん変わって「あれ?」と思ったことはありませんか?

これは紫陽花の色素が酸性やアルカリ性の土壌と反応して、酸性だと青色にアルカリ性だと赤色に変化するからなのです。

 

そんなふうにころころ変わる紫陽花の色から、「移り気」や「気まぐれ」な人の心になぞらえてこれらの花言葉がつけられました。

 

でも、こんな怖い意味の花言葉ばかりではなく、紫陽花にはいい意味の花言葉もあります。

それらを次ではご紹介していきますね。

 

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紫陽花(アジサイ)の花言葉はいい意味もある?

前の章では紫陽花の怖い意味の花言葉をご紹介しましたが、いい意味の花言葉も多くあるんですよ。

ギフトにすると人気の紫陽花なので、いい意味の花言葉も知っておくと贈る時に便利ですね。

 

いい意味の花言葉の代表的なものには、「家族団らん」「和気あいあい」「家族平和」などがあります。

これらは紫陽花の咲く姿からきているといわれています。

 

咲く姿から想像すると、花びらに見えるガク(装飾花)が仲良く寄り添っている姿が、和気あいあいとして家族団らんのように見えるのです。

こんな素敵な花言葉なら、母の日はもちろん、家族の誕生日のギフトにも紫陽花を贈りたいですね!

 

紫陽花を贈る時は、カードにさりげなくいい花言葉を添えると喜ばれるかも・・・

 

さて、そんな紫陽花には品種によって様々な色があります。

紫陽花の花言葉は色によっても違うのでしょうか?

 

次では紫陽花全体の花言葉や色別の花言葉についてお話していきますね。

 

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紫陽花(アジサイ)の花言葉!全体や色別で違うの?

紫陽花全体の花言葉としては、マイナスなイメージのものは「移り気」「気まぐれ」「浮気」などがあり、プラスのイメージのものは「家族団らん」「和気あいあい」などがあります。

それに加えて、紫陽花は色によっても花言葉が違うので興味深いですよ。

 

色別に順にお伝えしていきますね。

 

  • 紫「神秘的な」「高貴」「謙虚」

昔、紫色の色素は希少なものとして扱われていたため、紫色は高貴な色という位置づけがされていました。

そのため、紫色の紫陽花にもこのような花言葉がつけられたとされています。

 

  • 青「冷淡」「無情」

青色のもつ冷ややかでクールな印象からついた花言葉です。

青い紫陽花は美しくて人気も高いですが、贈り花にする時は注意が必要ですね。

 

  • 白「ひたむきな愛」「寛容」

白のもつ純粋なイメージからつけられた花言葉です。

また白い紫陽花は土壌環境に影響されず花色を変えません。

 

そんな芯の強さを感じるところからも「ひたむきな愛」という花言葉につながったのです。

 

  • ピンク「強い愛情」「元気な女性」

ピンクは元来、「愛情」「母性」を表す色であることからつけられた花言葉です。

また「元気な女性」はフランスでつけられたと言われています。

 

フランスの土壌はアルカリ性が強く、ピンクが咲きやすいのです。

とてもポジティブな花言葉なので、ピンクの紫陽花や母の日をはじめ、女性への贈り花におすすめですね。

 

  • 緑「ひたむきな愛情」

緑色の紫陽花も白色と同じ性質で、土壌環境の影響を受けにくく、花色が変わりにくいため、この花言葉がついたと考えられます。

そして白も緑も色から感じ取れるものは「ひたむきさ」「純粋さ」などがあるので、そういったところからこの花言葉がついたんですね。

 

  • 秋色「辛抱強い愛」「耐える愛」

この花言葉は悲しい恋に由来しているといわれています。

 

ドイツの博物学者シーボルトが来日した際に、ある日本女性と出会いましたが、シーボルトはスパイ容疑をかけられ、日本から追放されてしまいました。

運命に引き裂かれたあとも、女性を思い続けたシーボルトの悲恋から「辛抱強い愛」という花言葉がつきました。

 

このように紫陽花は色によっても花言葉が違います。

特にプロポーズや思いを伝える時の贈り花には、青色の紫陽花は避けた方がよさそうですね!

 

さて、紫陽花には2000種ほどのたくさんの品種がありますが、品種によっても花言葉が違うのでしょうか?

次ではそのあたりをお話していきますね。

 

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紫陽花(アジサイ)の花言葉はコンペイトウなど品種でも違う?

紫陽花が色によって花言葉が違うことは前の章でお話しましたが、実は紫陽花の品種によって花言葉が違うものもあるのです。

代表的なものをご紹介しますね。

 

  • コンペイトウ

コンペイトウの花言葉は「耐える愛」です。

コンペイトウは中央につぶつぶの両性花が寄り添って咲き、そのまわりにコンペイトウのような可愛い装飾花が咲きます。

 

土壌の影響を受けて青になりやすい性質から、「耐える愛」とつけられたのでしょう。

 

  • コットンキャンディ

可憐な雰囲気のあるピンクの紫陽花、コットンキャンディの花言葉は「元気な女性」や「強い愛情」です。

ピンクの紫陽花には全般的につけられる花言葉です。

 

ピンクは愛情や女性らしさを表す色で、特にコットンキャンディの可愛らしさはピンクの紫陽花の中でも代表的なものですね。

 

また、ガクアジサイ全体の花言葉は「謙虚」です。

日本が原産のガクアジサイは、西洋アジサイのような華やかさはなく、装飾花も少なめです。

 

その控えめな様子が「謙虚」という花言葉がついた由来だといわれます。

このように、紫陽花は品種によっていろいろな花言葉を持っているんですね。

 

それでは、最近人気のドライフラワーになった紫陽花の花言葉はどうでしょう?

生花の時とドライフラワーになった時では、花言葉が違うのでしょうか?

次は、それらについてお話していきますね。

 

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紫陽花(アジサイ)の花言葉はドライフラワーだと違うの?

ドライフラワーは生花を乾燥させたものですが、生花とはまたひとあじ違った味わいがあり、最近とても人気が高いです。

また紫陽花は比較的ドライフラワーにしやすい花です。

 

そんな紫陽花のドライフラワーの花言葉は、生花の花言葉とは違うのでしょうか?

実は、日本ではドライフラワーになっても花言葉は同じです。

 

しかし海外ではドライフラワーになると花言葉も変わります。

フランスやイギリスでは、紫陽花のドライフラワーの花言葉は「永遠の愛情」です。

 

これらの国ではドライフラワーの全体的な花言葉が「永遠」「永久的」ですので、そこからつけられたといわれます。

国によって、花言葉の事情はかなり異なるようですね。

 

それでは、紫陽花(アジサイ)の花言葉について、最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は紫陽花の花言葉についてお話しました。

 

紫陽花の花言葉には怖いイメージのものがあります。

「移り気」「気まぐれ」などです。

 

もちろんいい意味の花言葉もあり、「家族団らん」「和気あいあい」などがあります。

花言葉は色によっても違います。

 

プレゼントにする時は色による花言葉には気をつけましょうね。

また、品種によっても違う花言葉をもつものがあります。

 

紫陽花の生花とドライフラワーは、日本では花言葉は同じですが海外では違います。

このように様々な花言葉をもつ紫陽花。

 

育てる時やプレゼントにする時は、ぜひ色別や品種による花言葉を知っておいてくださいね!

紫陽花の花言葉のことで何かエピソードがありましたら、ぜひ教えてくださいね。

 

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